再び Puppyの話題。
ここ数ヶ月は
前回書いたように Windows10 のサポート期限切れを視野に入れて Puppyをデフォルトの O/Sにすべく本格的にイジっている。
乗り換えの際の一番の問題は Windowsと同じアプリが Linuxでも使えればいいんだが、必ずしもそうはいかない。リタイアしているので OfficeアプリはVBAさえ諦めれば互換アプリで済むし、ブラウザは Chrome/FireFoxなども使えるので問題ない。それ以外で絶対必要なアプリは メールとか画像編集アプリ、HTMLエディタなどだが、これらは互換アプリがあるものもあるが、一昔前の古いハードウェア上の Puppyという軽いO/Sで使うからにはアプリも軽いものが望ましい。ということで メールは Puppyに標準搭載の Claws Mailにした。画像編集アプリは無料では GIMPというのが定番だが、これは Windowsで使っていた Paint Shop Proとは操作性がまったく異なっていて、乗り換えるのはなかなか手強い。でもいずれ挑戦しなくてはならないだろう。
今回は HTMLエディタについてかなり進展したのでその話題。
HTMLエディタは最初 Webで 検索してみたが、LinuxでHP編集は常識のように思っていたのに何故か情報が少なくて決め手に欠ける。そこで困ったときの駆け込み寺「Puppy日本語フォーラム」で質問したら、何と標準搭載でテキストエディタの Geanyを使っているという強者のアドバイスと、Windowsで使っていた Atomという高機能なエディタの Linux用パッケージを Puppy用にsfs化してくれた Puppyのオーソリティがいた(感謝!)。
それまで Geanyは何となく Windowsのメモ帳程度のアプリだと早とちりしていたが、調べるとプラグインが結構充実していて、htmlコードの編集にも結構使えそう。例えば私が多用している 開始タグと対応の終了タグを強調表示する機能の「Pair Tag Highlighter」というプラグインがあったり、登録した良く使う定型文を挿入するためのスニペット機能などもある。これらは標準搭載で結構軽い Geanyにプラグインだけインストールすれば可能になるので意外とデフォルトで使えそうだ。
一方 Atomは sfsで170MBほどあって(Windowsなら普通だが) Puppyで使うには若干重い気がするが、Windowsで作ったスニペットの資産を使えたり、操作性は慣れているのでこちらも捨てがたい。
しばらく使い比べてみようと思っている。