e日記風 独り言

気まぐれ & 気まま & 天邪鬼な老いぼれ技術屋の日々の記録のうち、身体や健康とかに関連した記事です。
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-688- 肺自然気胸
お笑いコンビの片方が自然気胸になったというニュースがあった。
実は私も若いころ患ったことがあり、23歳の時に手術をしている。自覚症状の発端は高校生の頃、学校帰りに路上で息ができなくなってしゃがみこんでしまった。痛くはなかったが息を吸いたくても吸えずに苦しくてただエビのように背中を丸めるしかなかった。あと100mほどで家に着くというところで、何とか這うようにして家に帰った。2時間ほど寝ていて、親が帰ってくる頃には何とか普通に歩けるようになった。翌日医者に行ったらレントゲンを撮られて「肺炎かもしれません」と言われた。1週間後くらいには普通に体育の授業も受けていたような気がする。そんなことが3~4回あって、電電公社に就職した後、内部の学校の試験を受けて学力試験を通り健康診断で自然気胸が初めて見つかった。
その時の医者は「素人でもレントゲンを見れば分かるような状態で見逃すはずはない」と断言していたが、実際その時は苦しいという自覚症状はなかったのに、レントゲンの肺は結構小さく写っていた。しかしその時は、逆に自覚症状もなくて様子見ということになったが健康診断は不適で試験は通らなかった。ただ、海や山などで症状が出ると大変だから、次回症状が出たら手術したほうがいいから電電の逓信病院に行くようにと言われた。
その後 1年ほどしたらまた苦しくなって、今度は自分でも自然気胸と分かっていたので入院覚悟で直接五反田にある逓信病院に行った。検査でも間違いなく自然気胸と診断され、即入院、翌々日くらいに手術を受けた。幸運なことに、世界でも 5本の指に入るという胸部外科の先生に執刀してもらい、普通 1~2箇所という穴のところを私の肺はなんと十数箇所の穴があくかもしれない痕を縫合してもらった。全身麻酔だったので自分ではわからなかったが、5時間以上に及ぶ大手術だったと後から聞いた。しかしさすが名医とあって、大手術にもかかわらず何とか輸血もせず術後は順調でちょうど1ヶ月で退院できて、その間黙っていた田舎の両親に自分で報告に行った。
・・・・というような若かりし頃のことを懐かしく思い出した。あの時、自然気胸が見つからずに試験が通ったら、人生 全く別の道を歩んでいたかもしれないなどと思いながら。ともあれその後は手術のお陰で全く普通の生活ができている。
今日の写真は果実シリーズ No.3の 青いミカンの実。もう十分大きいような気がするが、冬には黄色く色づくんだろうか?
2012/09/10