他人様にはほとんど関係ない狭い話だが、自分用メモとして。
数日前に久しぶりに、rigaya氏と言う人が作った動画エンコーダーの QSVEncC.exeを利用して *.ts(mpeg-2) ＞ *.m2ts(h.264) 変換を実行する PowerShellスクリプトを使おうとしたら何故かエラーで実行できなくなっていた。
エラー内容は「プログラム 'PowerShell' の実行に失敗しました: この操作に対して指定されたファイルには、アプリケーションが関連付けられていません。」というもの。エラーが出ている問題の行は「powershell -Command "D:\FilePath\QSVEncC.exe --audio-codec aac --avqsv-analyze 10 --bluray ・・・"」などという行。何故かわからないが、というより PowerShell スクリプト内で PwerShellを2重起動して、そこから更に外部プログラムの QSVEncC.exe を起動するというスクリプトの意味も今となっては理解できないが、とにかくエラーは回避したい。エラー内容から判断するに 'PowerShell' と言う記述では'PowerShell.exe'と言う実行ファイルが起動できないと思われるので、問題の行の'PowerShell'を'PowerShell.exe'と書換えてみた。結果エラーが出ることに変わりないが内容は QSVEncC.exe が吐き出すエラーに変わった(一応 QSVEncC.exe は起動できたと判断)。そこで記憶の彼方の QSVEncC の作者のページのオプション例を頼りに
powershell.exe -Command %QSVEncC.exeのファイルパス%\QSVEncC.exe --check-features-html "C:My documents\info.html"
などとやってみたら、出力されたQSV関連情報を表示する htmlファイルには 何と「QSVが使用できません」となっている。一瞬 QSV? と首を傾げたが、しばらくして記憶の遥か彼方から ＜QSV = Quick Sync Video ＝ Intel QSV：Core i7などに搭載の Graphicエンジンの HD-3000～ 処理機能＞の事だったかな？ と蘇ってきた。そう言えば、Core i7 2600などの古い世代の Core i シリーズの QSV機能は、まだ十分普及していなかったせいか単純には使えずに、あれこれ Web検索しながら設定を変更したような朧気な記憶があるがすぐにはよく思い出せない。
ただ過去にも自分用のメモとして情報を上げた事を思い出したので、まず私自身のサイト内を QSVなどの検索ワードで検索したら QSV機能を使うための紆余曲折を記したページが幾つか見つかった（関連記事：#1347 #1760 #1761 #1765 #1766 #1767　#1769）。それを頼りに思い出したりテストして確認すると、どうも Windows7から Windows10へのアップグレードの過程で、Core i7 HD-3000 のグラフィクスドライバーのバージョンが最新版にアップデートされていることが原因かも？と思えてきた。デバイスマネージャで確認すると現状 9.17.10.4459 となっているが、QSV機能が使えていたのは 9.17.10.4229 だったような？

試しに、HD-3000のデバイスドライバーを一旦削除してから再起動し、古い 9.17.10.4229 のドライバーインストール用ファイルをダウンロードしてインストールしてみたら、見事？ "QSVEncC.exe --check-features"の結果が「QSVが使用できます」となった。
そこで、問題のスクリプトファイル *.ps1 をダブルクリックで実行したら mpeg-2 ＞ h.264 変換が再び出来るようになった。忘れないうちに、ドライバーの自動アップデートを禁止する設定を行なって一件落着。

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今日の写真は、STAY HOMEで時間はあるのに出かけらずに窓の外を眺めていたら、窓の下の方に黄色い花が咲いていた。最初 葉っぱの形状から スズカケの木？ と思っていたが X3 Zoom で何とか花の形が分かる写真が撮れたので Web検索すると、「ユリノキの花」だと判明。まだ咲き始めなのか上の方の枝にしか花がついていないようだ。