| -954- ミステリー小説 |
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暫く前に書いた「ユダの覚醒」上巻を電車の中で読み終わったので、下巻を探そうと駅の本屋に寄った。下巻を手に取ってから、海外ミステリー小説の本棚をいつものようにざっと眺めると、どうやら英国の R・D・ウィングフィールドの刑事小説「フロスト」シリーズの新作が文庫本化されたようだ。見覚えのない「冬のフロスト」という上中下巻が並んでいた。 一瞬、「ユダ・・・」と両方買おうかと思ったが、定価を見て止めた。「ユダ・・・」の方は税込み 700円に対して、それより若干厚みの薄い「フロスト」は 1冊 1300円+消費税 と約 2倍する。創元推理文庫が高いのか、この「フロスト」シリーズだけが高いのか分からないが、同じ文庫本でこんなに価格差があることを初めて認識した。上中下巻で合計 3,900円というのは最早文庫本の領域を超えている・・・年金生活が板についてきたということか。 「ユダ・・・」の方は、マルコポーロの時代から長いことインドネシアの離島に隔離封印されていた脅威的な病原菌を巡って、ギルドという正体不明の犯罪者組織と米国の秘密部隊シグマフォースとの間で繰り広げられる スパイ+科学+歴史がミックスしたような小説なんだが、私の好みとは若干ズレがあり思ったほどはのめり込めない。まぁ読み始めてしまったので、結末を知りたいという気持ちから逃げることは出来ないけれど。「フロスト」の方は、ちょっと型破りで下品・滑稽なフロスト刑事が大方の予想に反して見事事件を解決するというアメリカのTVドラマ「コロンボ」を彷彿とさせる軽妙な小説で、読んだからといって何ということはないが、単純に楽しい小説。今回ばかりは「ユダ・・・」を読み終えた時に「次は何を読もうか?」という風に悩まないですみそうだ。 今日の写真は ハゼランの実? 線香花火の火の玉が飛び散ったように赤い実が1つずつ枝の先に成っている。 |
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本・映画・TV・音楽:
2013/10/05 |