e日記風 独り言

気まぐれ & 気まま & 天邪鬼な老いぼれ技術屋の日々の記録のうち、ものづくり・工作・修理・百均・道具などに関連した記事です。右端上端の同一カテゴリージャンプボタンで他の同じカテゴリーの記事を順番にご覧いただけます。
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-726- モノ作り:その2
昨日の続きで。
アマチュアが比較的簡単な方法で樹脂成形を出来るようになったことは、Webで調べるまで知らなかった。シリコンなどの樹脂が入手可能なことは分かっていたが、エポキシやウレタンなどの樹脂まで成型(注型)用として少量販売されているのは知らなかった。たまたま樹脂の特性を Webで調べていたら、自分で成型しているページに記述があり知った。
そうしたページや販売サイトの説明書などで大体は分かるんだが、やはり細部は自分でやらないとわからないことも多い。
今回悩んでいるのは、成型表面のベタつき。樹脂が完全に硬化しないことがある。混合が不完全なのかと思ったが、どうもそうではない。空気と触れる面は完全に硬化しているが、シリコン型と接している面だけがベトつく。離型材との相性が良くないのかと思ってアクリルの平らな面に離型剤を塗って樹脂を垂らしてみたが、表面と離型剤の面両方共ベタつきは無い。最終的には、どうも注型用の型に使っているシリコン樹脂からシリコンオイルか何かが滲みだしてくるのでは無いかという推論に至った。どうも 2回目、3回目の成型時のほうがベタつきは少なくなるようだ。使用するシリコン樹脂も2種類使ってみたがベタつき方が違う。
しかし、私にはこうした要因検討が結構楽しい。ある種ミステリー小説の謎解きと同じようなもので、ああだろうか?こうだろうか?と頭を悩ます。しかしあちらは著者がほとんど予測不能な答えを予め準備してくれてあるが、技術問題の要因検討・対策案立案は例え要因はあっても現実的な、或いは経済的に可能な対策案がないこともあり得る。その分、スリリングとも言える。
考えてみれば、頭の使い方は私が何十年とやってきた仕事の開発・設計で試作の不具合解析・対策も同じ。イヤ製品開発や商品企画だって同じだ。そう思うと仕事と言いつつ、結局は好きな事をやってきただけということになる。
話を元に戻して、樹脂を成型するには2液性の樹脂材料を使うが、主剤と硬化剤をよく混合しないといけない。手で引っ掻き回すとどうしても樹脂の中に空気が混ざる。結構粘度が高い樹脂もあるので、その空気は気泡となって注型品の外観・強度等に問題を起こす。樹脂内部でだけかき回すのがいいが、それにはミキサーが必要。とりあえず、昔実験で使った模型自動車用ギヤボックスがあったので、これを流用して長い軸の先にアルミの羽や本体にスイッチをつけて、それらしいミキサーを自作してみた。これは結構使える。
2012/11/14