私の場合コロナ禍で２月下旬から自宅に籠もっており、事務所はずっと空室状態。受託の仕事も先細りになってきてこの際費用削減で事務所はたたむことに。
今の時代、いくら IT後進国の日本だって電気・水道・インターネットくらいは インターネットで手続き出来るだろう・・・と思って調べると、どのサービスも Webでは「新規契約」「乗換」が前面で「解約」手続きのリンクは見つからない。さながら「行きは良い良い帰りは怖い」or「一旦落ちたら這い上がれない」と言う蟻地獄？と思えてしまう。何とか光インターネット回線の解約は済ませたが、東京電力の解約ページが全く分からない。

東京電力のトップページから入っていくと「引っ越し」などに伴う契約変更は見つかるが私の場合のように単なる「解約」と言う文字はどこにもない。「東京電力 解約」などと Web検索すると 「TEPCO お手続き内容の選択」と言うページがあって引越しに伴う停止が選べそうだが、そこの先は引越し先住所を入力しないと先に進めない。単身者が自宅に戻ったり、実家に戻るために部屋を引き払う引っ越しなんて利益増にならない手続きは無視されているようだ。これはたまたま Web上の手続きの話だが、そうした姿勢は顧客対応全体の現れと見てもいいだろう。
ガス・水道なども一括して手続きできるという引越しれんらく帳なるページも TEPCOのページからリンクがあって、そこに新規登録してみたが全く同じで「引越し先住所」を入力しないとならない。しばらくうろついて何とか解約できそうなページを見つけたが、そこに住所や氏名、e-mail、電話番号を全て入力してもその先に進むボタンがアクティブにならない。何度見直しても記入漏れはなさそうなのに！　そうこうするうちに画面右下に「チャット」で各種の相談ができそうなポップアップが表示されたのでそこから、AIとチャットしながら住所や契約者情報などを入力したら一応「この内容でよろしいでしょうか？」となって「はい」を選んだら「手続き中です。少々お待ち下さい」となった。「やっと出来たか？」と一安心したが、待てど暮らせど １時間！しても画面は変わらない。まともなサービスなら「お手続きは完了しました。ページを閉じて下さい」とかに遷移するはずなんだが。果たして解約できたのかどうか？　結局電話しないと確認はできそうにない。
東電さん、何という ITリテラシーだ！　ページ作りっぱなし、外注(WD)任せじゃダメですよ、ページを作ってから実際にユーザーの身になって機能確認してますか？😠