e日記風 独り言

#気まぐれ & 気まま & 天邪鬼な老いぼれ技術屋の日々の記録のうち、パソコン技術やインターネット技術、プリンタやPCアプリからプログラム言語などに関連した記事です。
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楽 天 の 商 品

-2071- Inkscape 技
技というほどのことではないが、メモとして。
Drawingアプリの Inkscapeを使って簡単な図形を描画している。Inkscapeの標準の出力ファイルは .svg形式で Webなどに掲載する分には他のフォーマットと違っていくら拡大しても荒れないし、図形の線の途中を曲げたり伸ばしたりということが自在なので好都合なんだが、まだまだマイナーな形式なので利用する段には他の形式に変換して出力することが多い。通常「名前をつけて保存」とすればほとんどの形式に変換可能なんだが、それだと編集ファイル名がそのままの拡張子になってしまって svgのメリットが無くなるので、また元の形式に戻す必要がある。大した手間ではないものの、毎回となると何となく煩わしい。
一方「PNGにExport」と言う機能もあるのでこれで出力すれば編集ファイル名は変更せずに .png形式で保存はできる。ところが、これで出力した PNG画像は面を張ってない部分が透明になってしまって印刷以外では具合が悪い。別名保存すれば PNGでもそんなことはないのに、どうも合点がいかなかった。
であれこれ試した結果、「ファイル」>「ドキュメントのプロパティ」で「背景色」を指定すれば良いと分かった。標準では背景色が「#ffffff00」になっているのでここをクリックすると RGBAの色指定ダイアログが表示されるので、ここで透過率を「0」(Aを255)に設定すれば何もオブジェクトがない背景は「白」で塗りつぶされる。(「背景色」と言う項目名の右側のマウスポインターを乗せるとわずかに水色の枠が表示される部分は初期の #ffffff00だとわずかに灰色だが、#ffffffffに設定したあとは真っ白で周囲と同化してしまって分かりづらい)
できれば、この設定をデフォルトとして登録できればベストなんだが、今の所それは出来ないみたいなので、ドキュメント毎にこの作業を行う必要がある。(確認はしてないが、このドキュメントのプロパティの背景色を「非透過の白」にした場合、2つのドキュメントを重ねたりコピペしたりするとオブジェクトのない部分も透過しなくなって、別の不具合が出る可能性もある。)

今日の写真は通勤途上の小さな空き地に咲いていたカラーの花。我が家のベランダの鉢植えにもカラーはあるが、肥料をやらないせいだろう、ここ2年ほどは花をつけない。
2019/05/30