#気まぐれ & 気まま & 天邪鬼な老いぼれ技術屋の日々の記録のうち、パソコン技術やインターネット技術、プリンタやPCアプリからプログラム言語などに関連した記事です。
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楽 天 の 商 品

-2060- スクリーンショットツールの我流設定
= 今日は画像なし m(_ _)m =
自分メモとして。
昔からPC操作の説明などに使うモニター画面の記録(スクリーンショット)を行うアプリはいくつか使ってきた。
Xpの頃は WinShot と言う日本では比較的メジャーなフリーウェアだったが、自動保存するファイル形式が BMPで、そのままではファイルサイズが大きいので画像処理アプリで PNGなどに変換する手間がかかるなどの理由で、他のアプリに乗り換えた。
ただ、どのアプリも使い続けるうちに(多分他のアプリをインストールしたり設定変更したりする影響もあるのだろうけど)カーソルやツールチップ、ポップアップメニューなどが記録できなくなったり、ホットキーがバッティングして使えなくなったりして、そのたびに新しいアプリを探して乗り換えてきた(ホットキーは設定で変更できるが、記録される側のアプリによっては Ctrlや Altを押した時点でツールチップやポップアップメニューが消えてしまう等スクリーンショットには適さない場合が多い)。
それが最近1年ほどは Lightscreen と言うアプリに満足して使い続けていたが、最近これもメインのPCでは何故か マウスカーソルが記録できなくなり、マウスの設定をあれこれ変えてみたが、アクティブウインドウの記録だけはどうしてもカーソルが記録できない。
仕方ないので、また別のツールを探してみた。
一つは ScreenPressoと言うアプリ。これは Lightscreenの前にも一度使ったことがあったが、若干保存操作などにクセのあるアプリで、インストールしたままいつの間にか使わなくなっていた。
図-1
もう一つは今回新しく試した Lightshotと言うアプリ。こちらも結構面白い。
記録用のショートカットキーを押してマウスをドラッグすると、図のような画面になる。①の矢印の先のようにその時のマウスカーソルが固定され、ツールチップなどもそのまま表示されたままになり、その状態で切り取り画面サイズが②のように表示され、ドラッグした範囲内にはペンツールや四角形、テキストの挿入などの図形描画もそのまま出来る。
要はデスクトップが一時的に記録画像処理アプリ化してしまう。「これでよし」と思ったらカーソルの先の「保存」ボタンをクリックするか、そこのツールチップに表示されるように「Ctrl+S」キーを押すと、設定されたフォルダーに PNGかJPGのファイルが保存できる。
他のアプリでは、ホットキーを押した途端に対象のウインドウが保存されるので、あとから画像処理アプリで開いてみて「無駄だった」とか「もう少し違った状態の画像が欲しかった」と気づくことが多いが、このアプリだとそんなことが減りそうだ。
但し、この Lightshotもかなりクセはある。
一つは、インストールディレクトリが C:\Program Files (x86)\Skillbrains\lightshotに固定で変更できない。保存ディレクトリも ドキュメント配下の Lightshotになってしまう。更に インストールした途端 スタートアップに登録されてしまうので、たまにしか使わない人には起動が重くなるなどの弊害のほうが多いかも。我流ながらこれらの設定変更は以下の通りで可能。
図-2
保存ディレクトリはレジストリの
コンピューター\HKEY_CURRENT_USER\Software\SkillBrains\Lightshot
の中の「LastSavedDir」と言うキーのフォルダー名を変更すれば任意のフォルダーに変更できる。
また起動時に常駐するのは、Windowsの「設定」>「アプリ」>「スタートアップ」で 「Starter Module」と言う項目を探してスイッチをOFFにすれば起動しなくなる。
或いは同じくレジストリで
コンピューター\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\StartupApproved\Run32

コンピューター\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432Node\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
の中の Lightshotと言うデータがあるキー毎削除すればいい。
プログラムのインストールフォルダの変更は難しいが、どうしてもという場合は起動していない状態で、フォルダー毎まとめて移動してから元のところにフォルダーのシンボリックリンクを作成すればいいだろう。ついでに Skillbrainsの下の Updaterフォルダーも削除してしまえば、アップデートの煩わしさや思わぬアップデートでせっかくの設定変更がもとに戻ってしまう危険性を避けられる(当然アップデートを自動で知らせてくれることも出来なくなるが)。
もう一つ、追加で。 スクリーンショットを取る場合のショートカットキー(ホットキー)について。Windows10では標準で、「Print Screen」キーを押すと OneDriveの「画像\Screenshot」フォルダーに画像が保存される。このこと自体は特に問題あるとは思わないが、他のアプリでこの 「Print Screen」キーを使おうと思うと先にこの Windowsの機能が働いてしまって、アプリのほうでは記録できなくなる場合がある。その場合、デスクトップ右下のタスクバーの OneDriveアイコンを右クリックして「設定」を開き、「自動保存」タブで「作成したスクリーンショットを OneDriveに自動保存する」と言うチェックを外せばいい。
尚ここで説明していることの真偽は保証しない&レジストリの操作は起動出来なくなる等の重篤な危険を伴うので、参考にする場合は自己責任でお願いします。
2019/04/04