| -1154- 災害ニュースのエンタメ化 |
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しばらく前の話だが、No.1141にも書いた長野県の南西部南木曽町を襲った土石流の生々しい映像を見ていて、東北大震災時の事を思い出した。東北大震災の時も言われたと思うが、スマホやデジカメの普及で一般人が目にしたシーンをそのまま動画にして記録し、動画サイトにアップしたりそれを入手したTV局などが放送したりして、絶対安全な居間にいながらにして被災地の悲惨な映像を見ることができるようになってしまった。 特に南木曽の土石流は故郷が近いこともあって私が小さい頃に伊那谷を襲った366集中豪雨での被災シーン、生木が流されて木肌を晒しその独特な匂いが川の近くに行くと 1ヶ月以上経っても消えないで残っていたことを否が応でも思い出させた。それぞれの川筋では何人もの人が亡くなっており、中にはまだ遺体が上がっていないなどというような噂話と相まって子供心に恐怖心が強く残ったことを覚えている。 そうした記憶が残っているせいか、あの南木曽の映像は(私は興味から見てしまったものの)現地の被災者は正視できないものだろうに、何かいけない物を覗き見しているような後ろめたい感じで見てしまった。 竜巻や水害、津波などの動画映像が普通に流されるようになった背景にデジカメ開発で若干なりとも加担したと言うこともあり、こんな方向に世の中が進んでいいのだろうか? あんな映像を普通に小さい頃に見せられた子供は将来どんなことを感じるようになるんだろうか? などといくつも余分なことを考えてしまった。 取り敢えず、そうした悲惨な映像ではないので数日前のこの辺りのゲリラ豪雨のときにタブレットで撮影した動画をリサイズしてこの2つ下の記事に挿入してみた。何だかんだ言いながら、技術的な興味で出来ることは試してみたくなる困った性格は幾つになっても治らない。 今日の写真は今年もマンション敷地内の北側の何時ものところに咲いたコマツヨイグサ。もっと日当たりのよいところでは 1か月近く前から咲いているが、そちらは背丈も高く花も大ぶりでこの花のように可憐な感じはしない。ここに咲いた花が好きだ。 |
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2014/07/23 |