e日記風 独り言

気まぐれ & 気まま & 天邪鬼な老いぼれ技術屋の日々の記録のうち、政治や思想・社会問題に対する勝手な私見を書いてみました。専門家ではありませんが、岡目八目という言葉もある通り、時には本筋を突いていることもあるかも?
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-737- 笹子トンネル事故
= 今日は画像なし m(_ _)m =
昨日の事故の詳細が報じられつつある。
原因はまだ推測ながら、天井のコンクリート製板を吊りで支えているボルトあたりの劣化ではないかという。しかし専門家による構造説明を聞いて驚いた。コンクリートに直にボルトを固定しているらしい。
以下はいつも通り素人の岡目でのコメント。
コンクリートはよく知られているように単なる水でコネた場合はアルカリ性となって鉄の酸化は皮膜で阻止されるが、塩水が含まれていたり空気中の二酸化炭素が水に溶けることで鉄は酸化作用を起こす。詳細はここ
だから、もし地中に掘ったトンネルの周りから水が滲みだして、車の排気ガス中の二酸化炭素と反応したら寿命を 50年以上と見積もった鉄のボルトが錆びて抜け落ちても何の不思議もない。多分、山の中のトンネルだから水が染み出すことは想定済みで、しかも酸性の水ということだってありうるから(その場合コンクリートそのものの強度が失われる)、コンクリートの周りは防水性のコートがされているんだろうと思うけど、そうしたコート剤だってピンホールなどなく 100%防水できるとは思えない。だから、点検は絶対に必要だが、どうやら目視点検だけしか行われて来なかったようだし、それらの点検もよくあるように過去に事故がない場合、手抜きの可能性が高い。
その他、去年のような大地震があれば当然長大なコンクリートの境目は歪を生じて割れが生ずるだろうし、そうした割れ目は構造材の不連続部分であるボルト挿入部分に集中するはず。
そんな疑問が生まれると、1枚で 1.2tもあるコンクリートの板がそのボルトに吊り下がっていると分かった今、ますますその下を通ることが不安になってきた。
2012/12/03