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-605- 毎年同じことだけれど
= 今日は画像なし m(_ _)m =
毎年この時期になると同じことを考える。
5時の時報でふと外を眺めると、若干ながら空の明るさや大山の稜線の残照が明るくなってきたことに気づく。その手のページで確かめると去年~今年も 日没時刻が最も早かったのは 12月 6日の 16:28分(横浜)で、今日は16:45分だから 17分ほど日没時刻は遅くなっている。日昇時刻は 約1カ月ずれて昨日 1月 8日ころが最も遅い。しかし日昇の朝 7時ころは生活に忙しくそんなことを考えている暇はない、が感覚的にかなり鈍感な私でも 日没が 20分もずれるとそこそこ「変わった」と感じるらしく、毎年 この時期に同じことを考える。
で再び本題に戻って、太陽暦と言いながら 1年の節目が太陽運行と関係のないことに疑念を抱く。
そこで Webで調べつつ 自分なりの一応の納得をして現実生活の悩みに戻っていく。
今年も同じことの繰り返しだが、一応書いておこう。
太陽暦の歴史から、元々のユリウス暦(紀元前 45年のキリスト教が生じる前から使われた)ではおそらく1年の区切り(当時の1年の終わりは 2月だったらしいが)はもっと太陽運行と直接的な決め方をしていたのではないか。たとえば 12月(December)と 1月(January)の境が 冬至(というか当時の天文技術でも容易に観測できた日昇・日没の南下点)の日だったのではないだろうか。しかし時間計測や天文観測が今ほどに正確でなかったので、当時から 閏年は3~4年に一度挿入されたようだが、正確な太陽運行とのずれ 約 11分15秒/年が積み重なっていった。たとえば4年に一度必ず閏年が入るとすると 400年で 3日、1600年で12日ずれる。ユリウス暦がキリスト教世界で使われるうちに、宗教上大事なキリストの復活祭の日付が実際のキリスト復活とされる日と季節的にずれ始めたのでグレゴリウス暦制定にあたって発布の 1582年を 365日から 355日として調節したらしいが、もしこの時の西欧世界の宗教が昔からの太陽神信仰などだったら、更に 8日ほど減らして冬至を12月31日としたのではないだろうか。
元々イエスの誕生日とされるクリスマスの 12月25日も、当時のローマ帝国の土着宗教の太陽復活の日(冬至の3日後?)の祭りがキリスト教で都合よく利用されたという説もあるようで、これからすると日本の正月の祝いも何か根拠薄弱に思えてくる。
季節・暦・天文
2012/01/09