e日記風 独り言

気まぐれ & 気まま & 天邪鬼な老いぼれ技術屋の日々の記録のうち、政治や思想・社会問題に対する勝手な私見を書いてみました。専門家ではありませんが、岡目八目という言葉もある通り、時には本筋を突いていることもあるかも?
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-464- 何度目かの 9.11
= 今日は画像なし m(_ _)m =
今朝、車のエンジンをかけるといつも通りカーNaviが、「今日は9月11日 公衆電話の日です」と言ったんだけど、9月11日と聞いて当然思い出すのは Sep.11。
まだFujinoに住んでいたころだった。家に帰って夕食を食べながらテレビを見ていると、臨時ニュースが流れニューヨークから中継で貿易センタービルに飛行機が衝突したと報じている。その記者の後ろに映って煙を上げているビルに、もう1機飛行機が突っ込んでいった。スタジオのキャスターも、一瞬何が起きているのか分からないようで、「今もう一機衝突したようですが」と叫んでいたが、その瞬間、私は「これはテロだ!」と直感した。
その後、国防総省にも突っ込んだとの情報が入り、ニュースも同時テロという可能性を口にし始めた。あれから、アフガンとイラクが戦場になってしまった。
しかし、最近よく思うのは、人間のやることにはどんなことでも必ず「陽」の部分と「陰」の部分が混在しているということ。第2次世界大戦以降の現代の世界は、文化だけでなくその根底の価値観までもが西欧の押し売りになってしまっている。確かに戦後の日本が復興し、民主化したのはアメリカ等のお陰と言う事は否定しないが、その裏で旧来の日本独自の価値観が押しやられ西欧式の価値観が「唯一無二の正しいもの」のように浸透してしまった。
しかし最近のように、捕鯨もクジラが可哀そうだから禁止しろとか言われると、今の日本ではクジラを食べないでも支障がないとは言うものの、百年以上にわたる食文化にケチを付けられているようで、釈然としない。
少し飛躍するが、日本や中国ではまだ死刑が行われているが、先進国で死刑が制度として行われているのは日本とアメリカの一部の州だけ、国際世論は日本に死刑廃止を迫っているとか聞くと、人権尊重という価値観もどこかに境界線を引かないと行きつく先が心配になる。
こうした価値観の押し売りに「ノー」と言い続けているのが、イスラム圏の国々という見方もできる。そのイスラム圏の突出した国を叩くのに 9.11が大きな役割を果たしたことは事実で、アメリカの自作自演とまでは思わないが、「千載一遇のチャンス」にしてしまったことは事実。
どこかで西欧の価値観やアメリカ中心の経済システムが見直されないと、この先百年が思いやられる・・・と、何度目かの 9.11を迎えて考えてしまった。
2010/09/11