e日記風 独り言

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-376- 「災いの古書」読了
= 今日は画像なし m(_ _)m =
なんか最近は読後感想文のようになってしまった。
と言いつつ・・・
下で書いた表題の本を読み終えた。多分翻訳されて文庫本化されているジョン・ダニングのクリフシリーズの4冊を読み終えてしまったと思う。私の評価では、今までの中で ダン・ブラウンの「天使と悪魔」とケン・フォレットの「大聖堂」を除けば一番好きな作家になったと思う。
前回の「失われし書庫」でも、主人公のクリフが最後の解決に至るあたりの経過がちょっと荒っぽい気もしたし、今回の作品でも最後の展開はちょっと急すぎるかな?という気もしないではないが、それ以外はかなり楽しい読み物になっている。
何よりも好感が持てたのは、主人公のクリフが正義感から本当の問題の解決よりも、目前の不正に目を瞑れないでつい暴走してしまい、後になってそれを悔やむ場面。現実味のある人間臭さのようなものを感じて、ついクリフに感情移入してしまう。
巻末の訳者の言葉からすると、クリフ・ジェーンウェイシリーズに最新刊が出ているようなので探さなければと思いつつ、それまで本無しでは過ごせないので、やむなくアガサ・クリスティーの「メソポタミヤの殺人」というミステリーを買ってきてしまった。この1冊を読んで、アガサ・クリスティーが気に入れば、今後しばらく読む本には事欠かないが、気に入らなければ本屋の本棚のかなりの部分が本探しの範囲から外れることになる。
という意味で興味ある選択だった。
2009/03/04