e日記風 独り言

気まぐれ & 気まま & 天邪鬼な老いぼれ技術屋の日々の記録のうち、主に私が読んだ「本」やその内容に関連した記事です。
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-337- 奇跡の聖母
= 今日は画像なし m(_ _)m =
表題のサスペンスを読み終わった。最初の方では、ギリシャ系の名前のせいだろうか? 覚えづらい名前が多くて、しかも同じ人物の名前が幾通りか出てくるので、何が何だか分からなかったが、読み進むにつれて馴染んできたせいか、面白くなってきた。
ギリシャ系アメリカ人の美術館員で美術史研究家マシューが、アナという女性が亡くなった祖父の遺産であるイコン(聖母の像)の処分に助言している内に、そのイコンを狙う元ギリシャのゲリラで名付け親フォティスに利用されて、イコンが彼に略奪されそれを追いかけるというストーリー。
我々からすると、ギリシャが第二次大戦でドイツやイタリアに侵略されて、その後も1970年代まで軍事政権が政権掌握していたなんて、ほとんど記憶にも残っていないが、その時代に端を発したストーリー展開で、結構面白かった。マシューがイコンに関わる設定や最後の結末には若干の疑問もあるが、サスペンスとしてはまぁ及第点と言ったところ。
この作家ニール・オルスンにはどうもこれ以外には作品が見あたらないので、これで再び、L・キングの「捜査官ケイト」シリーズに後戻りすることになる。
2008/10/29