新聞に載っている鈴木桂治の写真に、かって
チャンピオンについて書いたページを思い出し、前回アテネで金をとったチャンピオンとは思えない表情に心が痛んだ。
今までの実績の上に、期待と選手団長としての責任・・・そうした重圧が多分外見のいかつさとは裏腹の繊細な心のバランスを崩し、身体は正直にそれに応えてしまった・・・と勝手な思いこみなんだが、事実として一時世界の頂点に立ったとしても、更に慢心することなく血の滲むような努力を怠らなかったとしても、必ずしもその後のチャンピオンが光り輝き続けるとは限らないという冷酷な事実をあの写真は物語っていると思う。
鈴木選手には、早く悪夢から覚め、本当の自分自身を取り戻して柔道を楽しめるようになって欲しいと思った。