世間では驚愕のフィリピンから指示された「アルバイトの素人強盗」が話題になっているが、ネットの世界では相変わらず詐欺メールが横行しているようだ。

私の場合、スパムと判断した時点で「迷惑」メールに分類しているので以降は同様のメールを受信しても目にすることはなくなる。ただ、時々新手のメールが届くようになると再び目にとまる。
今回「おやっ！？」と思ったのは図のようなメール。何が新しいかと言えば、多くのスパムメールのヘッダーの差出人欄は件名などの差出人企業のドメイン名とは関係ないデタラメなドメインになっているが、今回のメールでは「ヤマト運輸」が出していると騙っていて、ヘッダーの差出人アドレスのドメインも @kuronekoyamato.co.jp になっている。これだけだと「もしかして本当のメールか？」と思ってしまう。
しかし落ち着いて「クリック・・・・」という部分にマウスカーソルを乗せるとメールソフトの下にリンク先が表示されるが、このドメインは クロネコヤマトの正規なドメインとは違うドメインとなっている。おそらくこのリンク先が詐欺のサイトになっていると思われる。ちなみに .icu は「 I see you」だそうで、.co.jp のように国を表すのでもなければ 国際基督教大学とは無縁の Shortdot社が運営するドメインで比較的新しいかなりゆるいトップドメインだそうだ。そう思ってよく見ると「誤り」という字は日本語文字の字体とはわずかに違ったり日本語も「下記通り、配送情報をご補充ください、」などと一流企業の送信文としては拙くて不自然だ。どうやら中国 or 北朝鮮由来のスパムと思われる。

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今日の写真は桜並木の早咲きの中でも一本だけとりわけ早く咲く河津桜。2週間ほど前に早くも一輪咲いたと思ったら今日は八分咲程度になっていた。今年一番の寒さというのに見事な咲きっぷりだ。同じ河津桜でも遅い木はまだ一輪も咲いていない木も多い。