この
ひとつ前の記事でシャープの洗濯機の U04エラーの修理でゴミの塊を取り除いたら治ったと書いた。
ここではゴミを取るまでの分解方法を写真入りで説明する。
分解前に事前準備でまず水道の蛇口を締めてから洗浄モードで運転スタートを行う。これを怠ると吸水ホース中の高圧水がホースを抜いたときに吹き出すことを防げる。運転スタートしたらすぐに停止をしてから電源コードを抜いておいて給水ホースの周りに水を吸い取るタオルなどを置いてから給水ホースを外す。このときまだホース中には水が溜まっているのでホース先端を下に向けると回りが水浸しになるおそれがあるので、洗面器などで先端を受けて完全に水を切っておく。
分解はまず
青い▶のところの 3つの隠しカバーの隙間に先の薄いマイナスドライバー等の先端を差し込んでこじて持ち上げると外れる。カバーを外すと 3本のネジがみえるのでそれを外す。ネジを外すと前側の天井パネルが外れるが、かなり固めにはめ込まれているので黄色い
◀の部分を持って持ち上げるとプラスチックのかみ合わせが徐々に外れる。
前側の天井パネルが外れるとその下に後ろ側天井パネルの止めネジ4本(
赤▲)が見えるのでそれらと、パネル後ろ側のネジ5本(両端の黄色の
▶は少し長めのネジ)と、更にフィルターボックスの止めネジ2本を外す。
これで後ろ側天井パネルは持ち上げれば簡単に外れる。
後ろ側天井パネルが外れると、送風ファンなどの経路が現れる。熱風ダクトの上側の留め金をつまんでずらしダクトのベロ部分を引っ張ると糸くずフィルターボックスへの接続部分が外れてダクトの中が覗けてゴミの塊があればつまみ出せるようになる。
Webによっては送風ファンや加熱ヒーター部へのゴミの付着があるという情報もあるが、この機種ではファンの分解は前パネルなどを外さないと不可能だと思われるので諦めた。但し加熱ヒーター部分はネジ何本かを外したところ蓋が何とか持ち上げられて中が覗けた。結果ヒーター部分は写真のようにきれいでホコリも見当たらないのでフィルターより後ろにはホコリはほとんど廻っていないと判断した。