#気まぐれ & 気まま & 天邪鬼な老いぼれ技術屋の日々の記録のうち、パソコン技術やインターネット技術、プリンタやPCアプリからプログラム言語などに関連した記事です。
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楽 天 の 商 品

-2063- メールの埋め込み画像
= 今日は画像なし m(_ _)m =
仕事のメールを見ていて気づいたので。
受けたメールに返信でファイルを添付して送り返したメールにファイルが添付されていない、という指摘があって確認したら特定のメールサーバーの問題らしく大方は添付されていたようだが、気づいたら返信したメールのサイズがバカでかい。そんな大きなファイルを添付しちゃったのか!・・・と思って慌てて確認したら、添付したファイルはさほど大きくはない?
ちょっと狐につままれたような気分になって更に確かめてみると、受け取った方のメール・・・・したがって返信にも履歴として残っている元のメールの中に画像が埋め込まれている。画面上での表示画像サイズはさほど大きくはないが、原因はこれしか考えられない。
で、この画像を削除して自分宛てに再送信して確認するとやはり元凶はこの埋め込み画像だった。 元の PNG画像は 1.6MB程なんだが、メール本文中ではバイナリデータが送れないので、MIMEという処理で文字コードに変換をしている。このためメール本体は 2.2MB以上に膨らんでしまったようだ。
更に添付ファイルなら返信時には削除されるのに、埋め込み画像は履歴の一部として残されたまま返信されてしまう。メールをピンポンのようにやり取りすれば、そのたびに受信箱と送信済みトレーにこの無駄なサイズがダブルで蓄積していくことになる。
今やメールのサイズを気にする人は少ないが、そういえばその昔 <几帳面な>私は返信時には埋め込まれた画像や PDFなどの資料部分は削除するような気を使っていたのに、いつの間にか忘れてしまっていた。
教訓:
1.埋め込み画像はなるべく使用しない。(添付にすると3割以上サイズダウン出来る)
更に画像を本文中に埋め込む場合もコピーペーストで挿入するのではなく、埋め込む場所にカーソルを持っていってから「挿入」>「画像」というメニューから画像ファイルを指定して埋め込む。
(こうしないとメールソフトは貼り付けられた画像をPNGというあまり圧縮されないファイル形式で圧縮して挿入するので、特にJPGファイルなどの場合は何倍にもサイズが増える可能性がある)
2.文章の中に図が見えたほうが理解が早いので使いたい・・・と言う場合は、別の画像処理ソフト上で極力リサイズして画像サイズを小さくしてからペーストする。(メール画面上で見た目を縮小してもデータは減らない)
3.返信時に元メールに画像が埋め込まれていたら履歴を削除するか、少なくとも画像部分は削除してから返信する。
関連して、メールサーバーやメールソフトによっては、埋め込み画像データが大きいとスパム扱いされたり、途中でデータが転んだりすると添付ファイルなどが送られない(受け取れない)可能性も出てくる。
2019/04/22