| -1434- ギリシャと国立競技場 |
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1年の半分が終わった。 ギリシャの債務問題と東京の国立競技場の予算大幅超過問題が同時発生している。何かオリンピック発祥の地の問題が、次にはオリンピック招致した日本に飛び火することを暗示しているような展開だ。 ギリシャの債務問題の経緯を聞いていると、これまでの政権が国民の人気取りで財源を無視して年金額の引き上げや支給年齢の引き下げを行い、国家財政の破綻を招いたらしい。元々公務員の比率が異常に高い国らしいから、観光業以外生産性は極めて低い国だと思われる。そんな国で結局は目先の飴玉に騙されて政権を選んだ有権者の先読みの甘さが命取りになったということだろう。詰めて言えば、選んだ政治家が有権者に債務を負わせて金をばらまくという、言わば国家単位のクレジットカード地獄のような政策を行い、いよいよ返済期限で取り立て屋が玄関に来てそれと気づいた時には既にその政権担当者はおそらく自分たちの高額給与を海外移転して知らぬ顔の半兵衛を決め込んでいるという図式だ。これは民主主義の最大の弱点だと思うが、選ばれるためには精一杯の画餅を見せておいて、政権中には目先を変えて、退陣後の結果については責任を追わなくて済むという欠陥システムだ。 ここまでは本当に海の向こうの対岸の火事だが、実際にかなりの火の粉が降りかかりそうな話が、そのギリシャ問題と同期して、1300億円の予算で始めた国立競技場の建設が、実際は 3,000億円以上、精一杯削っても 2,500億円という途方も無い金額になっているという。まさにオリンピックのお祭り騒ぎに乗じて借金バラマキで人気を維持すると共に建設業界に利益を誘導する施策だ。東京都と国がどれだけ折半することになるのか知らないが、いずれにしても借金返済時には安倍内閣も舛添知事も高みの見物で、国民一人あたり 2500円、我が家は2人で 5,000円の借金を背負わされた計算だ。・・・もっともそれ以前に、1,000兆円の財政赤字・・・・・我が家に振替えれば 2,000万円の国家財政赤字を背負っているんだから、とうに死に体でもうどうでも良くなってくるが。 写真は近所の空き地のヤブカラシ。嫌われ者だがよく見ると小さな花が面白い。 |
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2015/07/01 |