| -1298- STAP騒動: 決着 |
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世間が注目していた理研のSTAP細胞問題の報道会見がやっと開かれた。「STAP細胞の存在は確認できなかった」という結論は想像通りだ。小保方氏も自ら48回の再現実験を行ったが、一度も生成に至らなかったとのことで、あの国を上げての騒動は何だったのか?と疑問が呈されている。 しかし、こうした行き違いは研究者だけでなく人間の世界では良くあることではないのか? 功名心というバイアスのかかった状態にある若手研究者のちょっとした勘違いに加えて、最初は自己を正当化するためにほんの些細な(つもりの)データのねつ造や加工が、組織のステップというベルトコンベアに乗った途端テーマがテーマだけにどんどん雪だるま式に広げざるを得なくなり、結果注目が集まり過ぎて自分でも引くに引けなくなってしまった、或いは最初はつじつま合わせのために他人を偽っていただけなのにいつしかそれが自分自身の妄想にまで発展して自己を見失ってしまった・・・。 どちらにしろ、「その先にあるもの」を想像できればどこからでも自分の判断で引き返せたのに、その判断すら放棄して妄想し続けたために最悪の結果を招いてしまったということだろう。一人の未熟な人間の安易な行為が、より優秀な研究者の命と多大な費用を浪費し、大きな組織の信頼までを失墜させる結果になってしまった。まぁ理研や関係者にしても、まともな研究者ならこうした専門家の常識から大きく逸脱する成果に対しては、単に小躍りするだけでなく結果に疑問を抱くのはもちろん、従来の常識と異なった結果が導かれた決定的な要因は何かを共同執筆者の垣根を越えて踏みこんで確認せずにはおけないはずで、そうした不安から発表前にちょっと確認ステップを踏んでおけば自浄出来て、組織内部の問題で済んだんだから「功を焦った」罪という意味では同罪かもしれないが。 今日の写真はアオキの実だろうか? 雌雄異株らしく、同じ敷地に数本のアオキが植わっているが、実を確認できたのはこの一本だけ。秋口にはもっと真っ赤で奇麗な実だったんだろうけど、霜が降りるようになったせいか かなり汚い果皮になってしまった。 |
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技術・STAP・特許
2014/12/19 |