| -1246- ムード商品:その3 |
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昨日の話をもう少し別の角度から。 細菌の代表例の大腸菌は大きさが大体 1μm前後。ウイルスは大体 数十nmだ。例えば1立方mの部屋の中に大腸菌が100万匹いたとすると、平均すれば10mm間隔に1匹ずつ散らばっていることになるが、細菌の大きさが小さすぎるのでもっと直感的にして長さで千倍のサイズに直すと 一辺が10mの立方体の部屋(天井が3階くらいまで吹き抜けの60畳くらいの部屋)に1mm(針の穴くらい)の細菌が1匹だけいるという感じだ。水蒸気の大きさは更に小さくて実サイズ 0.4nmだがそれがイオン化しているとすると、千倍のこの部屋でも荷電粒子の大きさは0.4μという点でしかない。例え細菌の濃度の千倍のイオン粒子を発生させたとしてもイオン粒子は 1m間隔で並ぶことにしかならず、それが直径1mmの細菌の急所にぶつかって結合する確率は・・・・限りなく低いということが分かると思う。 但し、細菌もイオン粒子も空気の流れや空気を構成している窒素や酸素分子の振動によって不規則な運動をするので止まっているわけではない。いつかはイオン粒子と細菌がぶつかるとも言えそうだ。しかし、それは実験室などの清浄な空気の中での話。人間が生活している実際の部屋の中は細菌よりも格段に多くて大きな埃が舞っていてその表面に細菌がくっついている。上記の部屋のイメージでは60畳の部屋にテニスボール~バレーボールくらいあるホコリがたくさん浮いていて、その中の一つの表面に細菌が1匹だけくっついているイメージだ。だからイオン粒子の殆どはそれらのテニスボールやバレーボールにつかまってしまい電荷を奪われて活性力を失うと考えられる。つまり細菌の総表面積よりも100倍ホコリの総表面積が多ければ、99%のイオン粒子は細菌に到達する前にホコリにつかまってしまい用をなさないことになる。 以上の説明のように、空気中の細菌やウイルスに対して殺菌力を持った微粒子を拡散させて殺菌することは非常に困難だと分かると思う。 メーカーの技術者はこうしたことに気づかないか、分かっていても伏せたまま、さも商品が有効そうな宣伝文句を並べ立てて売りつけているとしか思えない。 今日の写真は木瓜の実。なんと戻り咲の花も同時に咲いていた。木瓜の実は子供のころ齧った記憶がある。酸っぱいだけでボソっとした感じで美味しくはなかったような。木瓜酒などという言葉を聞いたことがあるから、焼酎漬けにすると美味しいのかも。 それよりも、私の故郷ではこの花の色が「火」を連想させるせいだろうか? 木瓜の花を持って帰ると家が火事になる・・・・と言われていたような記憶がある。 |
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殺菌 商品開発 商品のウンチク
2014/10/23 |