| -922- 「天使のゲーム」 読了 |
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昨日までの霧ヶ峰~車山行で、往きの電車でカルロス・ルイス・サフォンの標題のミステリーを読み終えた。ちょっと他の作家にはないストーリー展開で面白かった。 「風の影」と同じように、関わってしまった本にまつわる霊のような現世に実在しない人間の仕業と思われる災難に翻弄されるホラーのような要素も若干あるが、実際の災厄の8割方は実在の犯人の仕業、残りの 2割はもしかしたら主人公の被害妄想かと思わせるような仕立て。 サスペンスやミステリーを読む時に、なまじ現実的な設定だけだとついついストーリーの仕掛けに「それはないだろう」と引っかかることがあるが、サフォンの作品には「どうせ作り話なんだからリアリティー抜きで楽しもう」と思わせるものがある。それとホラー染みているにも関わらず、読後感はホラーのそれとは違い爽やかだ(と言いつつ本格的ホラーを読んだことはないが)。 実は旅行に出かける前日、「天使のゲーム」を読み終えることを想定して次の作品としてデイナ・ヘインズの「クラッシャーズ」という文庫本を買ってきた。航空機墜落の原因調査を行うNTSB(アメリカ国家運輸安全委員会)の航空機事故調査官の話らしい。 どうやら電車の車中で時間つぶしするのに読む本がなくなるのが怖いという一種の「ブックジャンキー」になってしまったようだ。 今日の写真は車山山頂付近に咲いていたマツムシソウ。例年だと霧ヶ峰高原で見ることが多いけれど、今年は霧ヶ峰ではほとんど見かけなかった代わりに、車山山頂付近に何本か咲いているのを見つけた。 |
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2013/08/06 |