e日記風 独り言

気まぐれ & 気まま & 天邪鬼な老いぼれ技術屋の日々の記録のうち、ものづくり・工作・修理・百均・道具などに関連した記事です。右端上端の同一カテゴリージャンプボタンで他の同じカテゴリーの記事を順番にご覧いただけます。
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-791- 失敗!
#789 でも書いたように、ベランダ工房で再び樹脂成型を始めたが、樹脂を規定量計って混合容器に移すときに、今までは紙コップと針金でヒシャクのような道具を作って汲み取って移していた。しかしこの方法だと紙コップに結構樹脂がくっついたまま残って勿体ない。どうしようかと考えた末、樹脂管の蓋に穴を開け、そこに空気を送り込んで別の穴からホースで樹脂を空気圧で押し出そうと考えた。樹脂はある程度粘度があるものの、タラタラという感じで垂れるのでそれほどではないと思って、この方法ならほとんど無駄も出ないし、簡単だろうと踏んで百均で金魚用の透明ホースやアルミパイプなど材料を購入してきて早速加工してみた。
そして、やはり百均で買った自転車用ポンプで空気を送り込んで見ると、構想通り樹脂がホースから垂れだし始めた。しかしトロ~リトロ~リという感じで極めて時間がかかる。もう少し強くと思ってポンプを何回も押したが、それほど量は増えない。最初は蓋が膨らまないかと気にはしていたものの、樹脂の出方があまりに少ないので蓋を気にするのをつい忘れてしまい、どんどん押してみて ふと気づくと写真のように缶の蓋がボッコリ膨らんで破裂寸前!!! ビックリした。危うく蓋の暴発事故を起こすところだった。
所詮百均のプラスチックのポンプでそれほど圧は上がらないだろうし、空気を送り込むところにはアルミパイプとビニルホースを押し込んで接続しただけなので、空気圧が上がり過ぎたらここが外れるだろうと安易に考えていたが、金属缶とはいえ蓋の厚さはこんな使い方の圧力を想定してはいない厚み。中の空気が 0.1気圧高くなっただけで ≒100g/平方cmだから蓋の半径 ≒35cmから面積を求めると ≒1000平方cm となって、蓋全体とすれば ≒ 100Kgもかかることになるから、確かにその圧に対しては極めて蓋の金属は薄く、耐えられず見事に膨らんでしまって当然だということを後になってから計算して納得。しかも、樹脂が出てくるホースの内径は 4mmほどで長さがその100倍ほどあるから樹脂の粘度が大きい場合はホース内の樹脂の流速はどんどん減っていくはずで、流体力学をよく知らない私でも無理な方法だったことを理解した。せめてホースの径が3倍くらいあれば現実的な量を押し出せたかもしれない。結局樹脂を蓋の膨らみを見ながら恐る恐る押し出して必要量 250gになるのに 1時間近くかかった。
それともう一つ想定外。購入したデジタル秤は表示時間が30秒ほどしかなくて、すぐに電源が切れてしまう。そして電源再投入の度にゼロリセットされるので、電源投入時に一旦容器を持ち上げないと移した樹脂の重さが測れない。
やる前まではとてもうまく行くと思ったんだけど、やっぱり世の中、頭のなかだけで考えたほどうまくは行かない。やってみないとわからないことが多いと再び学習。
でも、こうしたことには結構しつこい私は、いずれ径の太いホースでもう一度挑戦しないと気が済まないからホームセンターに行く度にホース売り場を覗くことになりそうだ。
2013/03/03