e日記風 独り言

気まぐれ & 気まま & 天邪鬼な老いぼれ技術屋の日々の記録のうち、政治や思想・社会問題に対する勝手な私見を書いてみました。専門家ではありませんが、岡目八目という言葉もある通り、時には本筋を突いていることもあるかも?
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-529- Facebookでエジプト政府が倒れた!
= 今日は画像なし m(_ _)m =
僅か10日も経たないニュースだが、もうかなり古いニュースに聞こえる。
この下の方 No.520(1月31日)でも書いた通り、チュニジアに端を発したネットの呼びかけによるデモで とうとうエジプトのムバラク政権が崩壊した。
昨夜のNHK特集番組でその経緯を追いかけていた。Facebookという道具が思いもしなかった使われ方をして、それまで検閲などで抑え込まれてきた民衆の声を導いて、大きなデモを実現させ政府の言論統制や弾圧に勝ってしまったと言う。結果は単純ながら、アノニマスという謎のハッカー集団なども絡んで、なかなか複雑なようだ。
もともと中東地域は砂漠などの自然環境が厳しい国々で、温暖・湿潤な西欧やアジア諸国と同じような自由で穏やかな体制では国の方向が定まらなかったのだろう。民衆の力を強権的に方向統一する必然があって、長い歴史の中でイスラム教が受け入れられてきたのではないかと思う(「右の頬を打たれたら左を出しなさい」に対する「目には目を」で端的に表現できそう)。
そのイスラム諸国は(多分)イスラムの教義がともすると封建的且つ閉鎖的で圧政に利用されやすいのではないかと思うけれど、ネットなどの情報通信の力では最早情報の鎖国状態は維持できなくなってきたということだろう。
しかし、私から見ればあの偉大なナイル両岸の古代文明を生んだエジプトが今後民衆の力をまとめて蘇生できるのか、再び混迷の荊の道を歩むのか、興味と言うより心配だ。
中国でも規模は小さいながらネットを通じた呼びかけが行われて当局が弾圧しているとのニュースもあるが、メソポタミアやアフガン、中国やインド、古代からの文明の国々が長いこと不運な時間を過ごして、インターネットの力で良い方向に向かってくれればいいが、全ての国が良くなることはないだろうし、複雑な思いがする。
翻って、草食系(むしろ装飾系?)と言われる日本の若者は、ネットを何十倍も自由に使えるのに、失業・不公平という問題に直面しながらも閉じこもりっぱなしで立ち上がらないんだろうか?多分、そうは言ってもエジプトなどより幸せになれる確率は高いから、自分がどうなるか分からない社会を動かすよりも、手っ取り早く自分だけが逃げ出す方策を探ってしまうんだろうか?
それにしても、ちょうど昨日 忘れていたような Facebookの登録に対して、昔の会社の若い人(と言っても 50歳?)からアクセスがあった。なんとタイムリーな!
2011/02/21