e日記風 独り言

気まぐれ & 気まま & 天邪鬼な老いぼれ技術屋の日々の記録のうち、主に私が読んだ「本」やその内容に関連した記事です。
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-321- M・コナリー読了
前にも書いたが、ここ数ヶ月 マイクル・コナリーというアメリカの作家の推理小説を読んできたが、文庫本化されている本は全て読み終えた(バッドラック ムーンという本がすでに廃版のようで、これだけが入手できなかった)。
この作家はかなり変わっていて、ほとんどの作品がハリー・ボッシュ(HB)というLA警察の刑事を主人公にしつつ、それ以外の作品でもHBシリーズに登場する人物がちょこちょこ顔を出す。最後に読んだ「チェイシング・リリー」という本でも、HBシリーズに登場した女性検事が今度は弁護士として登場していた。つまり、この作家はあくまでLAという都市を舞台にして、一連の時の流れを追うように作品を書き上げることで、作品に真実味を出そうとしているようだ。「ザ・ポエット」という連続殺人魔の作品にも、HBシリーズのFBI捜査官が登場していた。
こうした手法は、意外性と、それとは裏腹に違うシリーズでありながら何となく旧知の人を見るような懐かしさを覚えてしまう。それだけに、彼の作品は本来、出版順に読んでいくのがいいのだが、それを知らない私は、出かけた先の本屋に置いてある順に読んでしまったので、例えば結婚相手のエレノア・ウィッシュと別れるシーンを先に読み、後から出会うシーンを読む羽目になってしまった。
2008/09/04