| -220- アパート解体 |
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去年末から、隣の元自動車工場の社宅の解体作業が始まった。 自動車産業のリストラで使われなくなって無人化していた社宅の建物2棟を重機で壊している。 何ヶ月もかかって作られた鉄筋の建物が、わずか数日であっという間に解体されていくのだが、それよりも、ここで何百人もの人が生まれ、あるいは何千人もの人が生活していた空間が、綺麗に跡形無く消し去られていく様を見ていると、はかなさ、むなしさのようなモノを感じる。 後にはきっと瀟洒なマンションが建設され、新しい人たちが移り住んで、再び何百人ものドラマが生まれるのだろうけれど、一体人が暮らすってどういう事なんだろうと、日曜日でしばし解体作業が休んでいる現場の前に佇んで思いにふけった。 |
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2007/01/15 |