今まで使ってきた J-COMのインターネット回線が、初期の頃から障害で接続不良が起きやすかったが、最近は更に DNS解析までに時間がかかって「応答なし」状態が頻発するようになった。J-Com電気との併用で安くなると言う殺し文句に乗せられてつい J-Comに変えたが、結局料金プランなどの関係でトータルで安くなったとは思えないし、ちょうど2年の縛りが切れる時期なので、この際セットで割引きになるスマホ回線と同じ ソフトバンク光に切り替えようかと思って、一番オトクだというネットから申し込んでみた。
必要な情報を入力して申し込みを行ったが、切り替え工事の日程などの関係で電話を欲しいと言うメールが来たので指定の番号に電話してみた。
いくつか確認の質問をされて、「生年月日」を聞かれて答えると「65歳過ぎですか？」と聞かれた。シニア割引でもあるのか？と期待して「そうです」と答えると逆に申し訳なさそうに、「65歳以上の方は、家族の同意が必要です」と言う。一瞬何を言われたか理解できなかったが、認知症などで勝手な契約をしないような質問だろうとすぐに察して思わず失笑してしまった。しかし、その時ヨメさんは買い物に行っており近くにいたのは結婚した娘だけ。「同居の」とは言われなかったし、相手に家族構成が分かっている訳はないので同居には触れず「結婚した娘しかいないが」と言うと、「とりあえず話しさせてください」と言う。娘に変わって娘が何回か「はい」と答え、数分話してから再度私に変わったが、「確認が取れました」と言う。（娘は年齢も氏名も聞かれていない。何と形式的な確認だ！）
理詰めで思考する私としては、夫婦で65歳を過ぎていたら？　一人暮らしだったら？　などと言う疑問も湧いたが、あまり担当者を困らせても可哀相だし、担当者をイジメてもこちらにメリットがあるわけでもないのでそのまま工事日程の話を続けたが、電話を終わって落ち着いて考えると「もう一人では契約もできない歳になったのか？」と若干のショックを受けた出来事だった。これから先こうした事が増えるんだろう。

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今日の写真は岡谷の家の方に咲いた桔梗。秋の花だったような気がするが、もう綺麗に咲いている。