-1354- 昨日の続きで |
群馬大の医師や理研の研究者が功を焦った問題の続き。 研究者や医者、あるいは技術者を志した、別の言い方をすれば「でも、しか」ではなくて”なりたい”と思ってなった人なら誰でも人より抜きんでた成果を上げたいと思うだろう。そういう思いがなくては人一倍の成果を上げる事は難しいことも事実だ。しかしそういう思いだけでは成果は上がらないし、方向を誤る元にもなる。何より「真実が知りたい」「本当に人の役にたつ技術を開発したい」という思いが根底にないとならない。「現象の奥で起こっている原理・原則が知りたい」と言う気持ちで実験に取り組めば、データの捏造なんて思いにも及ばないし、目の前で起こった結果であったとしても、それが己の信じたい結果であればあるほど理に叶った結果であるのかどうか、別の角度からも確認するなど常に疑ってかかる姿勢は忘れないだろう。そうしないと目が曇って真実に裏切られる事になるのだから。 今日の写真は早くもポツリポツリ咲き始めたハナニラの花。別名ベツレヘムの星・・・・だったかな? |
2015/03/07 |