| -1113- 遺されたもの:続き |
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親から受け継いだDNAの続きで。 DNAとどれくらい関係しているか分からないが、思考パターンや性格も結構親から受け継いでいるような気がする。 私の場合、親父も多分同じだったから受け継いだ(というほどの根拠や自信はないが)と思うんだが、良かったと思うのは大雑把で楽天的な性格。開発をやってみて、「万事休す」或いは「どうしようもない」と思わざるを得ない状況に何度も陥ったことがあるが、しばらく悩んだ後で必ず「こんな状況がいつまでも続く訳はない。いつか『そんなこともあったなぁ』と思える日がくるに違いない。」と思い直せた。すると不思議なもので、「万事休す」と思っていた状況に結構解決策や次善の策が思いつく。 親父は開発などとは全く縁のない仕事だったから、どの程度その性格で良い思いをしたか知れないし、そんな性格だったのかどうかもう知る由もないが、一つだけ兄経由で聞いたエピソードがある。 私が高校を卒業して東京の電電公社に就職し、2年目から夜学で大学に通って最終学年は卒論履修のために電電公社を辞め、翌年目指す開発設計が出来るだろうと新卒として精密機器メーカーに就職したんだが、母親は電電公社を辞める時も「せっかく安定した準公務員の月給取りになったのに辞めるなんて」と心配したし、新たに就職した後も研修期間中に同期の仲間と遊び歩いているという話を聞きつけて「そんなに遊んでばかりで・・・」と心配していたらしい。それに対して親父は「うちの息子がそんなお大臣様の子供たちと一緒に遊べるなんて結構なことだ」と笑っていたらしい。どれくらい息子を信じていたのか知らないが、当時の私自身の未熟さを今になって振り返って、結構親父は度胸があったのか楽天的だったんだろうと思っている。そんな小さなことを気に出来ない性格を私は結構感謝している。 今日の写真は、先日アップしたザクロの花のその後。花弁が落花して間もなく果実が実るんだろうか? ガクの色が変わってきた。 |
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2014/06/11 |