2週間ほど前から メインマシンの Windows11が起動しなくなってしまった。後から分かった真の原因は、ケース外装の電源スイッチを押すボタンの凸とスイッチの位置がズレて押し方によってスイッチが入らなくなったことらしいが、最初そこに気づかずに電源ユニットを疑ってあれこれやっているうちに、静電気なのかマザボ~CPUがおかしくなってしまった。あれこれ確かめたが、どうやら部品やユニット交換しないとダメみたいで、どうしようか悩んでいる。
仕方ないので、2007年ころ購入したサブのマシン( Puppy/Linux で使っていた)を使っていたんだが、こちらも O/Sの起動が徐々におかしくなってしまった。
こうした場合、何か手を加える前にきちんと確かめてから手を加えるべきなんだろうが、PCの場合確かめるためにはまず変更を加えてその結果でその修正が正しかったのかどうかを判断しないと分からないことが多い。なのであれこれやっているうちに、こちらも完全に起動しなくなってしまった。DELキーを押して O/S搭載のドライブ選択画面すら表示できなくなってしまった。
かなり焦ったが、症状からするにこちらは BIOSが何らかの原因で書き換わってしまった(そんなことがあるとも思えないが)のだろうか? だとすれば BIOSをアップデート用のファイルに書き換えてしまおうという結論に至った。通常の BIOSアップデートなら BIOSが立ち上がればそこから書き換えできるが、この症状だと BIOSが立ち上がってこないのでそれは不可。
ただし、
このページなどでメインマシンの ASRockのマザボの不調を かなり強引に BIOS編集して書き換えた時、BIOSチップの SPIライターを購入してあったのを思い出してそれを探し出した。サブのマシンはかなり古いので、BIOSチップは 8Pin DIPソケットに刺さっている。そこでこれを引き抜いて唯一残っている Note PCで作業。
しかし、念の為 BIOSチップのデータを読み込もうとしたら、全データが「ff」! しかも ASUSのページからダンロードした BIOSファイルを書き込もうとしたら「unprotected」エラーになってしまう。BIOSチップが壊れた? と焦って、Webで 同じチップ(Winbond W25Q64BV)を検索してみたが・・・なんと!古いチップなので最早入手は不可能と分かった。完全に詰まったか?と思いつつも、諦めきれずに SPIライターの説明ページなどを片端から ググって調べると
こんなページが。要は こうした安価な中華製の製品は、その昔の アメリカのオリジナル製品のコピーなので、BIOSチップが 5V駆動の時代の基本設計で搭載している制御用ICも 5V駆動だ。その後 BIOSチップが 3.3V駆動になった際に 電源ラインだけをレギュレータで 3.3Vに下げたらしい。だから 電源以外のポートには制御用 ICから 5Vが加わっていて、それが原因で誤動作するらしい。制御ポートの電流は大きくないので破壊まではしないものの正常動作が出来ないことがあるらしい。
ということで件のページに説明されているように SPIライターの回路に若干の修正を加えてみた。
老眼でハンダ作業はキツかったが、何とか写真のようにハンダはついて、外れないようにエポキシ接着剤でハンダ部分を固定して 1時間近くかけて完成。
通電して 書き換えアプリを実行したら無事 読み出し、書き込みができた模様。ドキドキしながら BIOSチップをマザボに戻して電源ON。結果無事 BIOS画面が立ち上がって O/Sも起動できた。・・・がいろいろ弄ったせいで Puppyは起動するものの Windows10は起動しなくなってしまった。こちらはドライブイメージのバックアップから回復して、やっと Windows/Linux デュアルブートで使えるようになった。