2013-4-10 初回アップ
シリコン型で成型足踏み器が成型できるようになったが、元の型はいかにも粘土細工然とした形で、樹脂の強度確認と足踏みの感覚の確認という位置づけだった。そのため凸部の周りなどに厚みをもたせたりしており、樹脂の使用量も左右で 450gほどと超弩級の雰囲気。
この試作で一応ウレタンゴム樹脂の強度的には問題無さそうだと言うことが分かり、樹脂の成型条件も大体分かったので、見た目の改善と使用樹脂量の削減をするために、<2号型>の製作に入った。
基本的には同じような作り方だが、<1号型>の時の経験があるので楽勝と思っていたが豈図らんや! 結構苦戦した。侮っていた石膏の充填などに四苦八苦!
兎にも角にも何とか原型が出来上がり、その原型を使ってシリコン型を作った。<1号型>はとにかく私にとってはシリコン型の処女作だったので、おっかなびっくりに左右別体に全体をシリコンで作ったが、これだと高価なシリコン樹脂が左右それぞれで 1Kg近く必要になる。もう少しシリコンの量も減らしたいという狙いで、今度は左右をひと繋がりにして、成型樹脂に接する部分以外は石膏で補強してシリコンの使用量を節約。何とか 600g程度で左右の型を仕上げられた。
見栄えの方はともかく、ウレタンゴムの使用量も狙い通り 450g ⇒ 300g と 2/3に削減できた。
一回条件が決まってしまえば、後は狙い通りで「ポコポコ」出来るようになったので、機会ある毎に友人・知人にプレゼントすることにした。これを突然目の前に取り出すと皆 一瞬「エッ」と驚く、と言うか困惑の表情をする。得体のしれないものにどんなリアクションをしていいのか困るらしい。それが楽しい。
ついでに、今までも試したいと2~3問合せを頂いたので、興味がある方には実費で頒布することにしました。(ゴム材料がなくなったので終了しました)
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