e日記風 独り言

気まぐれ & 気まま & 天邪鬼な老いぼれ技術屋の日々の記録のうち、身体や健康とかに関連した記事です。
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楽 天 の 商 品

-1482- 保冷剤
昨日書いたように、自分の足首のアイシング用に左の写真のアイスまくらを買ってきて中身の保冷剤ゲルを取り出してチャック付きのビニル袋に詰めて、冷凍しても硬くならない足首用冷却材を自作した。そこで必然的に湧いてくる疑問が、取り出したゲル状の保冷剤は <氷→水> の融解熱を利用した場合と比べてどの程度保冷効果が落ちるのか知りたいということ。
<氷→水>の相変化による融解熱は水の比熱の 80倍もあり身近で大量にある自然の材料ながらどんな人工化学物質よりも奪熱効果?があると言う程度の知識しかないから、硬くなる保冷剤の主成分はほぼ水なんだろうけど、ゲル状の保冷剤は硬くならない分奪熱効果が劣るのではないか?と思った次第。
で、さっそく Web検索すると 結構同じような疑問を抱く人がいるらしく多くのページがヒットした。中でも一番疑問の答えに近いページはここ。どうやら主成分は水だがポリマーに含ませているので水分子は凍っても結合が弱く硬くならないと言うことのようだ。(このページの下の方のグラフはちょっとアヤしい。水よりもゲル保冷剤の方が保冷効果が高く(時間が長く)なっている。これだと氷よりも保冷能力の高い材質があることになってしまう。多分周りを十分に断熱せず接触させた面だけの温度を測ったりしたのでゲルには熱対流がない分周辺への放熱が少ないのでこんなデータが出たのではないかと疑われる。)
それともう一つの漠然とした懸念。すでに「そんなもので自分の体を使って人体実験するなんてどうかしてる」と散々言われたのに、この上万が一袋の口が開いて中のゲルが飛び出して皮膚について炎症でも起こしたら、また笑い者になると言う心配は無用だったようだ。なにせ主成分は紙おむつなどに使われる高吸水性高分子ポリマーと昔ワインに添加剤として使われたエチレングリコールだというから、元々赤ちゃんの肌に触れたり飲むことを想定した材料で肌に触れるくらいなら人畜無害らしい。まぁ、材料取りした枕だって破けることもあるだろうからそれほど心配はしていなかったが。
身体・健康・運動
2015/10/19