一つ前に書いた HDDを換装したことに関連するのかどうか定かではないが、メインのデスクトップ PCにログインするときの　PINコードが突然通らなくなった。仕方ないので Microsoft Account のパスワードでログインしたが、PINコードは変更した覚えがない。それから何日か経ったが今までの習慣でその度に間違えて PINを入力してしまう。パスワードは変更する場合、今まで使用していたパスワードは使えないので PINコードもそれと同じかと思いこんで、PINをまた新しい数字にしたらパスワードでも間違えるのは同じじゃないかと思っていた。しかし、物は試しで PINを一旦削除して再度登録するときに今までの数字を入力してみて「使えない」と断られたら止めればいいと思い直した。
でやってみたら今までと同じ数字が使えた。おまけに PINコードは数字だけと思っていたが、その画面で「アルファベットを使う」と言うオプションが有ることを見つけた。PINコードの変更や登録、削除はコントロールパネル（Win10では「設定」）の「アカウント」の「サインインオプション」から行える。
もう一つ、こうしたパスワードが PCやスマホだけでなく各種ネットサービスなどで必要になってとても覚えきれない。どうでもいいようなサービスのパスワードは使いまわしているが、クレジットカードを登録したり銀行のネットサービスのパスワードは使い回せないし、使い回す場合にも桁数などの制約で同じ文字列でも少しずつ変わっていたりと覚えきれないし、事務所や出先でスマホなどで入力する場合もあるので、共通のデータベースで管理したいというニーズがあって、そうしたアプリを探して利用している。
具体的には KeePassDroidと言うアプリで PCアプリもスマホアプリもあるので、同一データベースをどこからでも参照できて、しかもクラウド上のデータベースは暗号化しておけるし、その暗号化もパスワードだけでなくキーファイルと言う別ファイル(写真などでもOK)が指定できる。このキーファイルはクラウド上に置かないで予めそれぞれのデバイスのローカルにコピーを作っておけば、万が一クラウド上のデータベースファイルが漏洩しても開けないので安心だと判断していた。
ところが今年はじめころから、スマホで同じデータベースを開こうとすると「File not found」と言うエラーが出るようになってしまった。PCからは開けるのでスマホアプリが勝手にアップデートされたせいだろう。 Webで調べると、日本語ではあまり情報がなかったが英語のページにドンズバではないが関連した情報があった。要はアプリを立ち上げたときに表示される「このデータベースを次回以降も利用する」と言うチェックを外してから一旦アプリをシャットダウンしてから再起動すると新しくデータベースファイルを選択することが出来るので今までのデータベースファイルを選択する。こうすることで今までと同じ（PCと同じ）データベースファイルが使えるようになった。