e日記風 独り言

#気まぐれ & 気まま & 天邪鬼な老いぼれ技術屋の日々の記録のうち、パソコン技術やインターネット技術、プリンタやPCアプリからプログラム言語などに関連した記事です。
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楽 天 の 商 品

-1962- Anycast M2 Plus:その2
前回書いた Anycast M2 Plusの AC電源アダプタに関していつも通りシツコクいじり回してみた。
まず、何に付いてきたのか忘れたがジャンクの中にあった 5V 2Aの ACアダプタの出力コードを途中でカットしてその先に、これまたジャンクの中にあった USBハブから USBメスコネクタを外して付けた。このアダプタで実験してみると、接続できる確率は上がったものの完全ではない。そこでこの 5V出力に 電界コンデンサを追加してみた。パーツボックスにあった 1000μFが 1個ではたまに接続が失敗する。問題なのは一旦失敗すると何回か連続して失敗する傾向があるようで、何がキッカケで改善するのかは当初は不明だった。 そこでもう一個電解コンデンサを追加して合計 2,000μFにしてみたところ、数十回試した中では失敗することはなくなった。しかし、ここまでは PCモニタ接続での実験で、このままの結果が TV接続でも反映されるだろうという淡い期待を裏切って、TV接続したら失敗は少ないものの 接続までの時間がかかってたまに失敗もする。電源容量 2A+2,000μFの効果はあるもののまだ完全ではなさそう。で、アレコレ繰り返すうちに、ACアダプタの位置と アンテナ部の位置が近いと失敗することが分かった。しかし単に離しただけでは良くはなるものの完全ではない。アンテナ部の位置を固定して、ACアダプタ側の位置を変えて試すと良くなる位置があることが分かった。しかし、それが何故なのかは不明。Anycastアダプタの WiFi電波の周波数は 2.4GHzだから ACアダプタが 30Cmも離れればあまり影響はなさそうな気がするが、ほんの僅か動かすだけで接続できる確率が変わる。
更に分かったこととして、良い状態では接続が確立するまでにかかる時間は10秒程度とかなり短く、しかもそのままのアンテナ部と ACアダプタの位置関係を維持したまま動画を再生しながら Anycastアダプタとタブレット間の距離を伸ばしてみると 5m以上離れても通信が途絶えたり動画再生が途切れることはなかった。通信状態が悪い場合は 3mほどで画面にブロックノイズが現れる。どうやら この Anycastアダプタの電源回路/ WiFi出力部はかなり気難しく、ACアダプタの過渡応答特性が悪かったり、接地された物体が付近にあると通信品質が下がりデータのやり取りを繰り返してしまうようだ。
これがこの Anycastの個体の問題なのか、全ての出荷製品が持っている傾向なのか不明だが Amazonの口コミ情報では「全く使い物にならない」と言う書き込みも数件あるところをみると、こうした傾向の製品をあり合わせの ACアダプタで使ったら「全く使い物にならない」と言う結果も十分考えられる。
さて、どうしたものか? 不良返品するか? バラして中を見てみるか? Amazonの返品期限は 30日だからもう少し考えよう。

今日の写真は紅梅に遅れて咲き始めた白梅。小さなポッと丸い花が可愛い。
2018/01/31