e日記風 独り言

#気まぐれ & 気まま & 天邪鬼な老いぼれ技術屋の日々の記録のうち、私の興味ある電気製品やスマホ、あるいは世の中のサービスに関する記事です。
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楽 天 の 商 品

-1947- 使えない:その5
何時もの如くちょっと話題が行きつ戻りつするが、暫く前に書いた「使えない」商品・サービスの続き。
年末になって、例年のごとく年賀状をプリンターでプリントしているが、当然それなりの量のインクを使うので、私としては珍しく前もってインクカートリッジを準備しようと、近くの大型家電店で若干迷ったものの互換インクカートリッジのうち 3,500円ほどの最安価格の 6色セットを購入した。当家では結構インクを消費するので、今までも純正ではなく互換インクを使ってきて、キヤノンのインクジェット機では百均の詰め替えインクはじめ各種の互換インクを使ってきたものの、今まではさしたる不具合もなかったのでそのことでは迷わなかった。
それが今日になって、マゼンタと続けてシアンがインク切れになったので購入しておいた互換インクカートリッジに交換した。交換する前にシールを剥がすとインクの供給口が純正や今までのカートリッジとは若干異なって、小さめなのが気になったが(写真の赤い矢印の先がそのカートリッジ、黄色い矢印の先は純正のカートリッジの供給口)そのままプリントを続けた。しかしはがき数枚をプリントしたところで、色味がスジ状に変わってきたことに気づいて焦った。
ノズルのクリーニングやテストパターンを印刷すると、印刷開始時は問題ないものの、どうもマゼンタを大量に使う色がある程度の量(面積)かたまって続くとインクカセットからのインクの供給が間に合わずに、インクの流路の抵抗が大きなインクノズルの真ん中あたりのノズルへの供給が切れてしまうが、一旦同一色の大量消費が終わるとまた復活するような感じだ。単位時間あたりのインクの供給量が足りていない感じだ(上の写真はテストパターンのマゼンタだけをスキャンしたもので一番濃い帯の右端の方の真ん中辺りが切れているのが分かる)。カートリッジ単体の問題かと思ってカートリッジのインク供給口や空気口を見ても特に詰まっているようには見えない。何度かカートリッジを外してセットし直したりクリーニングを繰り返してみたりしたが、テストパターンを印刷すると同じようなまだら模様になってどうも改善しない。
1時間近く格闘したがはがきも無駄には出来ないので最終的には業を煮やして、もう一度同じ家電店に出かけて今度は純正のカートリッジを購入してきて交換したが、やはり一発で直ってしまった。どうもこのブランドのカートリッジはリサイクルカートリッジではなくて独自に製造したカートリッジ筐体を使っているようだが、インク供給口のプリンタ側との結合部に品質的に問題のあるカートリッジのようだ。多分その部分の特許回避の必要性でもあるんだろう。
慌ててネットの口コミをみると結構な不良の書き込みがあるようだ。勿論純正だって不良はあるだろうけど、流通量の少ない互換インクでこれだけの不良書き込みがあるのはやはり無視できない。もう二度とこのブランドは買わないようにしないと。

今日の写真も暫く前の撮影。ナナカマドの実だと思うがやはり真っ赤な実が綺麗だった。
2017/12/05