-1489- IP アシスト: フリーウェア |
このホームページ等をサーバーにアップするのに FTPプロトコルでアップしているが、FTPではハッカーに狙われてパスワードが盗まれ、ページのデータが勝手に書き換えられて閲覧してくれた人にウイルスがばらまかれるなんて言う事態も想定される。そこでセキュリティでハッカーなどの攻撃対策として接続元の IPアドレスをチェックして、自分の IPアドレス以外からは接続できないようにしている。 しかし、現在のプロバイダ契約は固定IPではないので、時々 IPアドレスが変わってしまい気づかずに接続できなくなって「アレッ!?」てなことになる。今回も、通常のフォルダは接続できるのに一部プログラムを置いてあるフォルダが表示されずに、暫く???状態だったが、調べてみるとこのフォルダにも別途IPアドレス制限がかけてあった事に気付いた。 そこで、自分のIPアドレスが変わった場合に何らかの警告表示が出来ないか調べてみた。問題はここで言う IPアドレスは「グローバルIPアドレス」で、通常 PCが与えられるのは「プライベートIPアドレス」。必要な「グローバルIPアドレス」というのはネットの入口に繋いであるルータ(光MODEMに内蔵されていることが多い)がプロバイダから付与される番号なので、PCからは簡単には調べられない。 通常は 専用の Webサービスなどを使って調べれば簡単に分かるが、定常的にチェックして変化した時だけ警告表示等を出さないと気づかないし、そうするのは結構めんどい。 Web検索して見つかったのは、IPアシスト(ipasi3.exe)とか locatepc などというツール。後者はマルウェアという風評もあるので、試したのは前者。 しかし、ダウンロードして実行しても 1.最初「設定ファイル異常です」というエラーで起動できず。FAQを読んでアンチウィルスの Avastを終了するも改善せず。 2.掲示板で起動時のディレイを設定するといいという情報で、同じフォルダの設定ファイル ipasi3.ini の 6行目:Delay_Enable=1 に変更 ディレイタイマ:2 とすると「引数 'Length' は 0 と同じかそれ以上でなければなりません」というエラーが発生 3.同じ設定ファイルの接続先設定で 5行目:Site_select=2 に変更 (2と3は起動すればプログラムのメニューでチェックを付けるだけなんだが、起動しないので iniファイルを直に書き換える) 以上で正常起動、IPチェックが可能に。 これで、実行しているPCの グローバル IPアドレスが変更された時に設定したメールアドレス宛にメールが送られてくるようになった。 IPアドレスが変わった時に画面にアラートを出すだけでいいのに、なんでわざわざメールなんだろう?と思ったら、別の用途として Note PCなどで起動と同時に常駐するようにしておくと、万が一PCが盗まれた時に盗人が自宅でその PCを立ち上げると(インターネットに接続していればの話だが)、持ち主のメールアドレス宛にそのIPアドレスを送って来ると言う使い方があるらしい。国内のIPアドレスなら大概どこのプロバイダか分かるので、警察に連絡すれば盗人を追いかけられるとか。理論的には分かるが、本当に日本の警察が IPアドレス頼りに盗人を追いかけてくれるんだろうか? と余分な心配を。 (このIPアシストは私のような使い方なら Windows起動時に1回だけ実行できればいいのに、ずっと常駐して一定間隔で IPアドレスのチェックを繰り返す。メモリの使用量も僅かだろうし大した問題ではないが、タスクトレーにアイコンが沢山並んでわずらわしいので後日、このIPアシストを一定時間後に強制終了するような BATファイルを作って、IPアシスト実行後一定時間経ったら実行するようにした。作った BATファイルは簡単で taskkill /IM ipasi3.exe /F だけ。これを順太郎クンの最後に登録して実行) 散歩を再開したが、時節柄花は少ない。今日の写真は「ムラサキシキブの実」。何回もムラサキシキブの写真はアップしたが、どうもあちらは高さが数十Cmしかなかったので「コムラサキシキブ」だったらしい。この写真の木は高さ 2m以上だからこちらが「ムラサキシキブ」だと思う。 |
2015/10/29 |