気まぐれ & 気まま & 天邪鬼な老いぼれ技術屋の日々の記録です。
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楽 天 の 商 品

-1480- 出願
= 今日は画像なし m(_ _)m =
このところ試作品を作って、それを権利化するために結構一生懸命文言を吟味していた特許・・・ではなくとりあえず実用新案をやっと出願した。
内容は・・・・勿論公開公報が出るまではマ・ル・秘だが。前回出願したのは2~3年前だったと思うので、オンライン出願の手順もすっかり忘れてしまっていた。おまけに昔ダウンロードしてあったオンライン出願ソフトも何世代も前のバージョンで、PCのリカバリもその間何度もやってきたので結局最初から最新版をインストールする羽目に。
しかし、昔だったら特許資料館に出かけて分類番号から検索範囲を絞り込んで分厚い公報を何十冊とめくりながら公知例調査を何日も・・・一人だったら何カ月かもしれないが・・・出願書類を書いて、出願手数料分の印紙を買ってきて郵送で出願して・・・と、気の遠くなるような手順が、今では自宅のPCの前で全て出来てしまう。しかも公知例調査は特許庁の公開データベースでキーワード検索をすれば分類番号なんて知らなくてもあっという間にリストアップしてくれて、次々にクリックしながら斜め読みすれば半日程度で終わってしまう。印紙だってオンラインで納付番号を取得してそのままネットバンキングを起動して振り込みできるので10分もかからず完了する。入社当初に特許庁に出向いて調査したりした経験を思い出して、個人で出願するには便利な世の中になったもんだと感慨ひとしお。
まぁしかし、出願はしたものの、技術が世の中に出回るにはその技術の良し悪しよりも結局技術を実現するための資本とそれを知らしめる営業力が必要と言う現実はいかんともしがたい。
技術・STAP・特許
2015/10/16