e日記風 独り言

気まぐれ & 気まま & 天邪鬼な老いぼれ技術屋の日々の記録のうち、主に私が読んだ「本」やその内容に関連した記事です。
他の同じカテゴリーの記事は右端上端の同一カテゴリージャンプボタンで同じカテゴリーの他の記事を順番にご覧いただけます。
Access Counter:  総アクセス数

楽 天 の 商 品

-1068- 「クリスマスに少女は還る」読了
昨日都内に出かけた行き帰りの車内で時間があったので標題のキャロル・オコンネル作のミステリーを読み終えた。少女誘拐事件を追いかける若手刑事が、17年前に誘拐殺害された少女の双子の兄という設定のミステリー。翻訳のせいなのか、描写している心理の主語が誰なのか分かりづらいくだりなどがあって、イマイチな感は否めないものの、現在進行中の事件で誘拐されて監禁された少女の視点からの描写も多く、ハラハラさせられて作品そのものは楽しめた。
早速帰りに(実はその時点では、まだ10ページ強の読み残しがあったが)、次に読む本を駅ビルのいつもの本屋で探した。同じキャロル・オコンネルの本・・・とも思ったが、上記のような具合でどうしてもという気にもなれず、おまけに創元社文庫はページ数比ではかなり値が張るので躊躇してしまった。本棚の前でウロウロするうちに、平積みの中に「大聖堂」の作者ケン・フォレットというイギリスの作家の新作(と言っても文庫本なので初版はかなり前になると思うが)「巨人たちの落日」という本を見つけて迷わずレジへ直行。表紙の帯のキャッチコピー曰く「『大聖堂』を凌駕する面白さ!」「大聖堂」に甚く感動し2度読みした私としては買わないわけにいかなかった。
まぁ、と言いつつ正直 レジに向かう前に値段を確かめはしたが。・・・ちなみに、標題の創元社文庫の本は630ページで 1200円、ソフトバンク文庫のこちらは570ページで880円。”節約好き”の私向きの本でもある。更に、ケン・フォレットの作だけあって、この本は上下巻+続編上下巻の合計 4冊という長編力作。しばらくの間、早くストーリーを知りたいと言う一方でその本を読み終わってしまったら次に読む本をどうしようかと言うジレンマを心配せずに楽しめそうだ。

今日の写真はコデマリ。1週間ほど前から開き始めたが一輪ずつの花は小さいので、咲き始めは殆ど目立たない。丸い花の房が一通り開いて初めて開花に気付くような控え目な花。
本・映画・TV・音楽:
2014/04/25