-932- シリア情勢 |
化学兵器が使用されたとかでシリア情勢が風雲急を告げつつある。 しかし、アメリカという国もお節介で自己中心的な国だ。前回のイラクでは「大量破壊兵器」を理由に戦争を始めたが、結局大量破壊兵器は発見できなかった。にも関わらず、今度はサリンを政府軍が使用した証拠があるというのが攻撃の根拠だとか。大体、十分厳密な捜査ができる国内ですら、毒ガスが撒かれたという特定は出来たとして、誰がまいたかとか、それは誰の指示だったかなんてなかなか微妙な判断になる。それを地球半周分離れた国から通信回線の傍受などの間接的証拠で「特定した」とは、どう考えても軍や情報機関の恣意的な攻撃前提の情報と思わなくてはならないと思うんだが。 彼の国は、たしか地理的には紀元前に既に鉄を発明して世界ではじめて鉄製の武器を使用して周辺国から恐れられたヒッタイト人の国だったと思う。今も当時と同じ民族なのかどうかは知らないが、紛争から離れられない運命の地域なんだろうか? 今日の写真は背丈が 優に 2m以上になったツキミソウ。太宰の有名な文章に「富士には月見草がよく似合う」というのがあって、最近までなんで富士山が月見草と似合うんだろうと不思議だったが、青空をバックにしたこの背丈の月見草を見上げてみると、もしかしてこんな背丈の月見草が富士山をバックに咲いていたら、それはそれで一幅の絵かな?と思ってしまう。 |
2013/08/28 |