万が一の時のための定期的なHDDのバックアップ

2017/05/14 追記: ユーザデータを暗号化して開けなくしパスワードを売りつける「身代金ウイルス」が多発しているらしい。一旦感染してしまうとそのデータは「身代金」を払ってパスワードを教えてもらうしか無い・・・・と報道されている。しかし、ここで説明するような HDDの丸ごとバックアップをとっておけば、「身代金」を払うことなく自分で O/Sもデータも確実にそのバックアップの時点(感染前)に復元できる。或いは、O/Sだけこの方法でバックアップして、データはUSBメモリや外付けHDDに毎日バックアップ(ミラーリング)しておいて、バックアップ時以外はそのメディアを PCから切り離しておくと万が一こうした攻撃を受けても O/Sもデータも安全に保存できてオススメ。但しせっかくバックアップをとってもそのメディアが PCに常時接続してあったり LAN接続してあるネットワーク・サーバーだったりするとそれらも暗号化されてしまう危険性があるので注意。

スキルはともかく「PCの経験年数だけはビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズと同じ」と高言する私だが、追求しすぎるあまり設定などをいじりすぎて動作が不安定になることがある。或いは、既にいじりすぎているためか不用意なWindowsのアップデートで突然動作がおかしくなることも多い。そうした時に、何日か前の状態に戻したい・・・・と思っても、そういう場合に限って半年くらい前のバックアップしかないことが多い。
私のようにたびたびトラブルに見舞われる人はそんなに多くは無いと思うが、ここではバックアップのたびに面倒な操作を必要としない、Microsoftに依存しないフリーのツールを使った起動パーティションの定期的な自動のバックアップ方法を解説する。(Windows7 からは、O/Sの機能としてバックアップ機能が搭載され自動バックアップも可能だが、昔からこうした操作とその結果が明快な専用ツールを使ってきた私には 何となく馴染めない。しかも O/Sに侵入して起動できなくしてしまう、或いはデータファイルを暗号化して開けなくして身代金を要求するようなウイルスに感染した場合、Windows O/Sの管理下での復元作業は感染から遮断された環境なのかどうか疑わしいこともあり、ここで説明するような フリーのツールによるバックアップをパソコンとは切り離せるメディアに保存するようにしたほうが安心できる。)
いつものことだが、ここに書いてある通りに作業したとしても結果が異なることは多い。作業はあくまで自己責任で!


-1- Paragon Backup を使って O/Sパーティションのイメージを定期的に自動保存する

以下は Paragon Backup & Recovery 2013の画面ですが、最新版でもほぼ同じです。

Paragon Backup を起動し、「Back Up」ボタンをクリック。

Backup Wizardが起動する。 「Welcome」画面で「Next」ボタンをクリック

O/Sの起動パーティションのイメージをバックアップするには
Basic MBR Hard Disk 0の First Hard Disk TrackMaster Boot RecordLogical Disk(C:)
のチェックを ON にする。

定期的なバックアップでは 内蔵 HDDにバックアップするので「Save data to local/network drives」を ON にする。

十分な空き容量のある保存先ドライブ/フォルダを指定する。
指定したフォルダに自動で一義的なサブフォルダ名が付けられてイメージファイルはその中に保存される。

Schedule backup」を ON にする。

バックアップする周期を選択する。 起動のたび ~ 毎月 の中から選択する。
O/Sパーティションの丸ごとバックアップには数十分の時間と、≒ 20GB/毎回 の HDD容量が必要になるのであまり頻度を高くすると、却ってトラブルのもとになるので注意。

毎月を選択すると、月の何日にバックアップを行うかの指定画面が開く。 
月初か月末などの日付を 「Every」という窓の Up/Down ボタンで指定する。
指定した日付の実行時間は その上の 「 at」という窓で変更できる。

処理のサマリーが表示される。問題なければ 「Next」をクリックする

Wizard が完了した。

元の画面に戻って 「 Scheduled Tasks」タブを開くとスケジュールされたタスクの一覧が表示される。
タスクの左のチェックボックスが ON になっていれば、自動実行される。 タスクは残したままで、実行を一時キャンセルしたい場合はこのチェックを外せばいい。

一旦セットしたタスクの実行日や時間などを修正する場合は、下図のように対応タスクの上でクリックして「Propaties」を選べば、設定時と同じダイアログが表示される。

実際に指定した時間になると、下図のようなポップアップが表示されて自動でバックアップが始まる。
(O/Sを走らせたままのバックアップでHDDへのアクセスが集中するので他のアプリケーションの処理速度はかなり低下する)

下図のような 「Succeeded」という表示になればバックアップは完了。 SSDを HDDにバックアップする場合 10分ほどで終わる。

後は、最新のバックアップアーカイブを2つくらい残して、古いものから順に削除するような Batファイルでも考えようか。


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