パソコン   M/B & CPU 載せ換え記「その5」

先週までの悪戦苦闘が実って、やっとまともに立ち上がるようになりました。
今週は、P2L97(Pentium-Ⅱ 266MHz) 機の環境を、再現させるべく奮闘です。
まず最初に、ベンチマークを実行して、M/B を交換したご利益を実感しました。
早速、フリーウェアの HDbenchを実行しました・・・? が、CPU 性能やら
メモリ転送速度はさすが、900MHz/200MHz DDRメモリ といった値になって
います。
ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
11756 34104 44559 17404 24158 27437 72
Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy Drive
26592 24134 4458 287 2394 2471 2261 C:\20MB
でも、HDD への書き込み・読み出しスピードが全く未達です。
P2L97 の時にとったベンチマークは、ドサクサで見つかりませんが、
TOSHIBA PORTEGE 7020 (Pentium-Ⅲ 366MHz)の値と比べても、全く未達です。
PORTEGE 7020 (Pentium-Ⅲ 366MHz)
ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
10106 14703 15456 7982 7826 9104 5
Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy
3391 4715 1295 12 15036 13455 11780
まずは、Primary 側に CD ROM ドライブが接続されていたのを
外しました。 何とかHDD アクセスの値が倍になりましたが、
まだまだです。
次は、DMA がきちんと働いているかどうかのチェックです。
まず、電源立ち上がり後の BIOS設定画面で 画面から
> Primary Master [Auto] でリターンキーを押すと、
Primary Master の設定値が表示されます。
Type [Auto]
Cylinders [ 1024]
Head [255]
Sector [63]
CHS Capacity 8422MB
Maximum LBA Capacity 30738MB
Multi-Sector Transfers [Maximum]
SMART Monitoring [Disabled]
PIO Mode [4]
ULTRA DMA Mode [5]
と UDMA 5 モードが設定されていることが分かります。
ポイントは、その右側の窓に表示されているメッセージの
WARNING; Ultra DMA mode 3/4/5 can be enabled
only when BIOS detects shielded 80-pin cable.
ですが、これも M/B付属のケーブルを使用していますから問題なく
上記の UDMA 5 モードになっています。
次は、Windows Me (または、98 など)のO/S で、ドライバの設定が適切か
どうかをチェックします。
<マイコンピュータ> <コントロールパネル> <システム> で
システムのプロパティ のウィンドウの <デバイスマネージャ> タブで
<ディスクドライブ>のツリーで、 と表示されている
デバイスマネージャの プロパティの <設定> タブ を開きました。
なな、何と
DMA のチェックボックス にチェックが
入っていません。
普通は、デバイスドライバをインストールしていけば、DMA のチェックボックスは
チェックされるはずですが、 A7M266 のドライバーは違うんですね。
ここをチェックして、再び HDBench を実行。
めでたく、それなりに HDD 性能の値が当初の10倍程度の 2万5千 前後になりました。
これでやっとチューニングは一段落です。
次は、もともとのHDDのディスクイメージを、新しい ATA-100のHDDにコピーで移して
それにM/B上のチップセットやら 新しく導入したPCIボードのドライバを
追加でインストールしましたが、ここはやはり P2L97 のドライバーが
入っていたのでは気分が良くありません。
折角M/Bを更新したんですから、O/S もクリーンインストールするしかありません。
ということで、Windows Me を、一からインストールしました。
本当に お疲れさん!・・・・・・・
次は、パワーアップ編