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from 2003/10/ 5e日記風独り言e日記の起源

梅雨があっという間に明けて灼熱の夏がやってきた。 梅雨の間はおや?と思うくらいに涼しかっただけに、7月初旬というのにこの暑さではこれからが思いやられる。暑さが堪えるのは老体の私だけかと思ったが何百人も熱中症で搬送されたというニュースがあるから、老若男女問わず暑さに弱くなっているのだろうか。
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-950- HDD交換
暫く前から、メインのマシンの復元機能に使うバックアップ用パーティションの空きがなくなったようで、警告が表示されていた。
現在のストレージ構成は、C:ドライブは 128GBの SSDに 1TBのHDDで、TV録画なども全部このHDDに入れている。当然 そちらのパーティションもパンパン。気づけば、MyDocumentなどのデータ用も残りはわずか。どうもやりくりして空きを増やす程度では長続きはしなさそう。で、町田のドスパラに出かけて、店頭で 2TBにしようか 3TBにしようか迷ったが、ほぼ容量比の値段だったので、まあ暫くはしのげるだろうと 2TBを購入。
帰って早速装換作業。しかし SATA接続でも、1TBのコピーとなると数時間を要した。でコピー後はオリジナルのHDDを外しても そのままだとドライブレター(D:とか E:とか)が違っているので、一旦セーフモードで起動してコントロールパネルから「管理」を選んで、ドライブレターをオリジナルに合わせて付け替えて1件落着。唯一の心配は TVカードが録画した番組が再生できるかどうかだったが、こちらも問題なく再生できるようだ。
これでしばらくは HDDの空きを気にしないで済みそうだ。

今日の写真は、花が少なくなって実つながり。ツゲの実だろうか? よく見ると 数mmの小さな実が葉の間に成っていた。
2013/09/29
 
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-949- 地震情報:念のため
多分、関東ではあまり心配ないのかもしれないが、最近関西に引っ越した友人がいたりするので念のため。
八ヶ岳南麓天文台のFM電波伝播異常観測データによると、かなりの確率で 10月5日前後に近畿圏で地殻大型地震が起きそうだという。今までも、このFM電波伝播異常による地震予想情報はかなりの頻度で出されていたが、伝播異常が終了してから一定日数後に起きるので、終了したと思っても直後に伝搬異常が再発して発生が先に伸びてしまうことが多く、大方の見方は「オオカミ少年」的にならざるを得なかった。更に多くの場合 地震国日本では大小とり混ぜしょっちゅう地震が起きているので果たして予知された地震が実際に起きたどの地震に対応するのかということが曖昧で、信頼性があるのかどうかが疑問視されていた。東日本大震災の数年前にも、関東で起きるという同天文台発の情報がありメディアもこの時は何社かが取り上げていたが、結果 千葉?で中規模の地震があっただけで、以来メディアからは無視されているようで、今回もあまり話題にはなっていないようだ。
しかし、私自身がネット上に漏れてくる情報で知る限り、同天文台からは東日本大震災前も 前年秋口から度々情報更新が繰り返され、最終的には 3月4日前後に マグニチュード 7.5±0.5 の地殻大地震という事前予想がされていたようだが、事前予想の情報更新が多すぎて最終が果たして本当に最終なのかどうかが疑問だった。(同天文台の串田氏自身は、東日本大震災を引き起こした巨大地震は公表していたデータとは別に2日前から異常を捉えていながら、当初は別の地震の前兆異常と混同してしまい情報発信できなかったと悔恨しているらしい:出典)
しかし東北~三陸沖では前々日、前日とマグニチュード 7前後の比較的大きな(後から考えれば前震と思われる)地震が起きていたので、これらの電波伝播異常現象がどの地震の影響を最も受けていたのかは分からないのではないだろうか。結局、(後になって本震と分かった地震が)起きてから、私は漏れくる情報から「そう言えばあの予想情報の地震があの巨大地震だったのかも?」と思った。但し、こうした巨大地震を起こすプレート境界の歪は狭い範囲ではなく、延長何百Kmという非常に広い範囲にわたって力を受けているはずで、伝播異常に関与する上空の電離層の異常現象も広範に及ぶだろうから「何時」とか「どこ」とかを解読することは非常に難しいだろうと思われる。しかも島国の陸地上でだけ送受信される電波を根拠に、その何倍も広い海の底の更に地中 10Km以上深いところの現象が100Km近い上空に及ぼす現象だから尚更困難だろう。しかし、このことがあってからズブの素人の私個人としては、確度はともかく伝播異常が何らかの予兆になっているに違いないという確信はますます深まった。
話を戻せば、今回は上記PDFの2P目の一番下のグラフの通り発生期間の周期減衰が 10月5日に向けて漸近しているとか、FM波の異常伝播を示す全てのチャンネルが全て 10月5日前後を指し示しているという説明などがあって何となく今まで以上に信ぴょう性を感じさせるが、果たしてどうなんだろう? 因みに、上記情報の関連で予想発生地域を示す図はここ。岐阜・石川の西端~京都までの何処からしい。
更に今回は別途、岐阜~福井県で継続的に行われているラドン濃度の観測データも 10月~年末の地震発生を予想させる結果があるという。こちらは東日本大震災の時の三陸沖地震など、地震の起きる数日~数十日前に地下水中の異常なラドン濃度が観測された実績があるらしい。こちらは花崗岩にわずか含まれるラドンが歪の力によって地下水~空気中に放出されるのを観測するというリクツで、「どこ」とか「±何日」とかまでは分からないながら、逆に遠く離れたところの地殻変動も大きいものには影響されるらしい。
こういった電波の伝播異常やラドン濃度から予想される情報は大方の「正規の」地震学者さん達は理論的に「根拠のない」ものとして一顧だにしないようだが、そんな学者さん達は、今ひっそりと「外れてくれ」と祈りながらも固唾を呑んで見守っているんだろうか? それとも鼻先で笑っているんだろうか? 野次馬としては(地震が実際に起きるのは困るが)、不謹慎ながら御用学者さん達の鼻の穴が開くのを見てみたいという気もする。
<10/2 追記> やはり、訂正が出されたようだ。この10月1日の配信によれば、当初の予想とは伝播異常の終了が異なったため、とりあえず 10月5日の発生はなさそうだという。次のタイミングは 10月20日頃とか。そんなに前から起きるぞ起きるぞと脅かさなくても、2~3日前 最悪 1日前に確実に伝播異常終了を確認してから発表すればオオカミ少年にならずに、それでも救える場合は多くの被災者を救えるのに、功を焦るのは大方の研究者と同じなんだろうか。
地殻だって、徐々にズレを増大させていき、10月5日頃には崩壊限界点に達すると思っていたのに、ズレの増大過程で実はごく一部の結合強度が意外と強く、実際の崩壊が20日頃に伸びるという気まぐれがあって当たり前・・・・なんて、ちょっと擬人化し過ぎだろうか? それともその気まぐれが、逆に前倒しになるリスクを考えて、情報発信しているんだろうか?

今日の写真は 前にもアップしたアロニアの実だが、最近オレンジ色に色づいた。。**訂正:花の頃からずっとこの木がセイヨウカマツカ(アロニア)だと思っていたが、後日 樹木名の札が下がっていた。「コトネアスター」というインド~チベット原産の刺のないバラ科の樹木だという。名前がわかって検索すると、そのものズバリの写真が沢山見つかった。そう分かって見れば確かにノイバラの花に似てはいる。**
2013/09/28
 
jpg画像 MP-3 プレーヤ 故障:続き(img948.jpg)
-948- MP-3 プレーヤ 故障:続き
昨日の続きで古い MP-3の故障。
一応、ビス3本でカバーを外してみた。裏カバー側は一面電池で本体にリード2本で繋がっている。この電池はリチウムイオンだがなんと表面は銅箔で巻かれているだけで、指で押すと少しブヨブヨした感じで湾曲する。外力が加わらないからこんな状態でいいんだろうか? 本体側の基板上には SDカードのコネクタカバーがデーンと居座っている他は残念ながら CPUやメモリなどのめぼしい部品は見当たらない。白い四角い部分は多分メモリ増設用の空きスペース(シルク印刷)。この頃はまだ余裕の設計をしていたことが覗える。キバンの周囲にはイヤホンジャックやUSBコネクタや操作ボタンのスイッチが並んでいるが、ボタン類は電源立ちあげ時に押したままにすると立ち上がらなくなることから、ON/OFFの切り替えはできていると思われる。
キバンの反対側に期待するも、全面 LCDが取り付けられており、LCDの金属枠を剥がさないと全く手がつけられない。恐らく金属枠は一旦はがすとLCDの接続回復が困難になると思われ、落ち着いて作業できるまでもう少し様子を見ることに。

写真はアメリカフヨウの花の跡に成った実。フヨウは綿の木等と同じ種類らしく、実の中にワタ毛が見えるようだが、このアメリカフヨウは綿毛は殆ど見えないが実の形は同じ。
2013/09/27
 
jpg画像 MP-3 プレーヤ 故障(img947.jpg)
-947- MP-3 プレーヤ 故障
4~5年前に購入し、一時お蔵入りしていた Cowonの MP-3プレーヤを最近再びベッドの友(寝るときのイージーリスニング)に使っていたが、暫く前に電源投入でハングアップしたように右の写真の画面から変化せず故障してしまった。
電源OFFから充電させても、充電表示がされないので、内蔵二次電池の容量抜けで起動後のチェックに引っかかってエラーで先に進めないのかも知れないが、USB端子の通信も死んでいるらしく PCに接続してもリムーバブルドライブの表示もできない。お手上げ状態。最近 i Phoneのニュースで i Pod touch に色目を使っていたのでヤキモチ焼いたかな?

今日の写真はハナミズキの実。赤く実って綺麗だが、どうやらどの木を見ても花の咲いていた数に比べるとずっと数は少ない。あんな大きな花なのに受粉しづらいんだろうか?
2013/09/26
 
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-946- とりあえず
先週撮影した、多分今年最後のアゲハチョウ。この蝶もかなり弱っていたらしく、この写真を撮影した直後、この垣根の竹から足が滑って落ちそうになって慌てて飛んでいった。
一方、台風 20号が接近する中、今日の夕方 これで最後かと思われる蝉の鳴き声が聞こえていた。
2013/09/25
 
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-945- それにしても
またまた i Phone話題。
こんな記事が目についた。i Phone 5sに搭載のカメラが進化してきており、コンパクトデジカメがますます苦境に陥りそうだという話。
確かに、<元デジカメ仕掛け人>の私自身、朝の散歩でこの e日記の草花の写真を撮る時は、ガラケー内蔵のカメラを主に使用している。 末高さんが基礎を築いた Casioの携帯内蔵カメラは、今もそのコンセプトを継承しているようで、他社製携帯内蔵カメラに比べると数段画質がよくて、Web掲載用として割り切れば結構使える。
現状の画質のスマホですら、私の身の回りでも結構撮影に利用しているシーンを目にするから、スマホで大きなシェアの i Phoneが画質に目覚めて本格的に取り組めば小型コンパクトデジカメにとっては脅威だろう。・・・・と最早高みの見物。

今日はそんなカメラ付き携帯で連休前に撮影した写真。何というチョウだろうか? 残り少なくなったアベリアの花の蜜を吸いに来ていた。注意して近くで匂いを嗅げば、まだアベリアの花も結構香る。6月から 11月初旬まで、本当に花期の長い花だ。
2013/09/24
 
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-944- リニア新幹線
JR東海のリニア新幹線の中間駅位置などの詳細が発表されたようだ。地図は見つからなかったものの、故郷の長野県飯田市の駅の位置情報があった。元善光寺駅から南西に 約 1Km程度の所というから、私の実家からも 1Kmくらいしか離れていない。もしかしたら 実家の地下をトンネルが通るかも?というくらいの場所。線路は逸れたとしても家から 500mくらいしか離れないだろう。家は河岸段丘の一番高い位置の辺だし、一番低い天竜川を 地上 15mくらいの高架でまたいで駅ができるらしいから、恐らく家のあたりは地上走行ではなくトンネルだろうと想像しているが、トンネル深さはせいぜい 20mくらいではないだろうか。
飯田という街は今まで、南・中央両アルプスに挟まれた袋小路のような場所で、直線距離(東京から約 170Km 名古屋から 90Km)の割に不便で、鉄道では中央線~飯田線で新宿から 約 5時間、高速でも4時間近くかかっており、日帰りは出来なくはないという程度の所だった。それが、リニア新駅開業で一挙に品川/橋本から 30分で行けてしまうという本当に夢の様な話。開通は 14~5年先になると言うから、その頃には行く用事も殆どなくなっているだろうけど、何とか体験できるかもしれないという期待が出てきた。私としては東京オリンピックよりもコッチのほうがずっと待ち遠しい。
もう一つ、来春には圏央道の高尾~相模原愛川ICが開通するという。このICが使えるようになると現在の私の家からは中央道へのアクセスが 1時間近く短縮されると思う。コンクリートへの投資は見直されたはずだが、ここに来て私の周りでは変化が一段と加速しているような気がする。

写真はヤブランの実。まだ花もチラホラ見られるが、気がついたら色づき始めていた。
2013/09/19
 
jpg画像 i Phone 続き(img943.jpg)
-943- i Phone 続き
#940、941と新型 i Phone について書いた。
Docomoが参戦して選択肢の広がった購入パターンの比較のページを見つけた。 1台の使用ならこのページの表で大方分かるが、各社各様のサービスの違いまでは盛り込まれていない。パケット定額を契約した場合の月額料金はやはり 2台で 4,000円くらい現状からアップしそうだ。
自分が切り替えることを考えると、Docomoの 機種変更に対するMNPの優遇度合いが低い気がして少しガッカリ。5年くらい前からずっと家族でauを使い続けてきたので、auにはかなりのポイント残高があり、当初はこのポイントをタブレット端末にでも替えて償却してから Docomoにしようかとも思ったが、auのままでこれを有効利用する手もあるかななどと模索中。

今日の写真は「ニラ」繋がりで「ハナニラ」。最近、塀の脇などによく咲いている。
2013/09/18
 
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-942- 台風一過
大風 18号が大手を振るようにして、東海~北陸を縦断して過ぎていった。今日の夕方は絵のような台風一過の夕焼け空。
この辺りでは、昨日の朝にかなりの雨は降ったものの、その後音無しの構えで昨夜までは、「大型? 本当に来るの?」という感じさえあったが、雨はともかく今朝方の風は結構激しかった。NHKは朝からずっと中継だったので各地の様子が気になった。川があふれた京都、突風が吹いた熊谷と、知人がいるところには早速見舞いのショートメール発信。幸い知人たちに大過はなかったが、それぞれに 2度ほどのやりとり。
話は変わるが、通信大手 3社の間でのショートメール交換が可能になってから、結構ショートメールは使える。PCメールは持っていない友人や、持っていてもほとんど見ない友人もいる中、メアドを知らなくても番号だけで携帯に着信するショートメールは、こうしたちょっとしたやりとりには便利だ。女性なら、きっかけが出来たと喜んで電話するところだろうけど、男の場合 おしゃべりは鬱陶しいと思うことも多いし、電話だと相手が忙しい中でも応答しないといけないだろうと、つい余分な気も使う。ハガキのご機嫌伺いなどに変わる程度の気軽なやりとりとして使っている。

今日の写真は、台風前に撮影したニラの花。この風で倒れたかもしれないが。
2013/09/16
 
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-941- i Phone 各社各様
前回書いた新型 i Phone を Docomoが初めて発売するという件について。
20日の発売に先立って国内3社の販売条件が出揃ったようだ。各社とも 2年契約で最安機種は実質機種代 0円という設定を設けているが、既に扱っている Au/Softbank は既存ユーザのつなぎとめ作戦で、他機種から新型 i Phoneへの買い替え優遇施策に重点が置かれ、Docomoは当然今まで i Phone目当てで流出した顧客の Uターンを主にした 他社からの i Phoneによる MNP狙いのリベンジ作戦。i Phoneの新機能の目玉は小さかったものの、3社の三つ巴が面白くなってきた。・・・・と高みの見物を決め込んでいたが、そうした各社の思惑に乗ってしまったのか、この際 Docomoで i Phone/固定回線 全部まとめて 通信料含めて見積もってみても悪く無いかな?と思い始めた。

今日の写真は、新しい区間の工事が始まった桜並木。鬱蒼としたサクラの古木が切り倒されて 味気ない近代的な遊歩道に変わってしまうのは、何とも寂しい。
2013/09/14
 
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-940- i Phone 新製品
すでに各社新聞夕刊でも報じられているように Appleの次期スマホ新製品が発表になった。ついでに Docomoも初めて i Phoneを扱うという。8月末辺りからチョコチョコ噂に出ていた通りだ。私は携帯に関しては化石のような状態でいまだにガラケーを利用しているのでこのニュースは直接は関係ないが、暫く前から i Pod touch の価格推移をストーカー?していた。理由は 無料通話アプリの LINEを利用しようかと思って。 i Phone から3G電話機能を抜いた製品が i Pod touchなので、1ヶ月程度で i Pod touch も新製品が登場すると思われる。狙っているのはそうなった場合に、現状の i Pod touch の値崩れ。 現に、一部店舗や 価格.com の最低価格は既に先週比で 数百円下がってきた。
狙いの目的は、娘が二人共遠方に嫁いで(2人目はこれからだが)、家族の電話代がバカにならない月があるということ。娘達は今までのしがらみで Docomoと Auで、つい最近スマホにしたために乗り換えるのは否定的。究極の選択は 現在の我々の電話を MNPで Docomoの i Phoneに切り替え、端末代を浮かせて毎月の利用料を 2千円/1台ほどアップさせるという手だが、それでも毎月の定常出費がかさむ。どうせコッチからは家でしか電話しないから、家の WiFi利用で LINEで喋ればいいわけで、そうすれば 携帯契約は現状のままで娘たちとの通話料だけが 0円になるという算段。その場合端末としては i Pod touchや Nexus7などが候補に上がる。ただ、私はともかく、家族は Nexus7のようなタブレットを電話代わりにして喋るのは抵抗あるだろうから、形状が スマホと同じ i Pod touchの方がベター。娘達からの着信もLINEで受けるためには常時LINEアプリを起動しておいて電話待ち受け状態にしないといけないが、そうした設定も i Pod touchの方が適しているようだ。
現在 2万5千円ちょいしている i Pod touch が 2万3千円程度に落下してきた所辺りが潮時かと。
今日の写真は、今頃見つけた ヒメヒオウギズイセン? 最初は 1輪しか咲いていないし全く別の花?と思ったが、形はどう見てもヒメヒオウギズイセンだ。これも戻り咲きだろうか。
2013/09/11
 
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-939- めっきりの秋
この数日、めっきり秋らしくなった。一雨ごとに気温が下がっていく感じがする。
とりあえず写真。 6月から咲いていたと思うがヤブランの花。近くに実の色が似ているムラサキシキブがあるせいか形や色からは花だか実だか一見すると分からないが、ヤブランの場合この色は花だろう。実は濃い紺色らしいから。しかし、6月に花を見た辺りでも、紺色の実は目につかない。写真を撮ってから気づいたが、このヤブランの葉っぱはオリズルランのように両側に白い縞模様がある。
2013/09/10
 
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-938- 東京五輪?
どうやら 2020年のオリンピックが東京開催に決まったらしい。我々世代は 2度オリンピックの自国開催に立ち会う 全人類 70億人中の数少ない人間になりそう。
とは言っても、私の場合 前回はたしか中学校 3年生の時(だったかな?)。TVで見た(もしかしてあの画面は記録映画か何かだったかな?)ブルーインパルスの描いた五輪の飛行機雲くらいしか覚えていないが。今考えれば、当時中学校 3年ということは一応高校受験の年。曲がりなりにも幾らかは勉強していたせいか、東洋の魔女やマラソン、体操など幾つかニュースの記憶はあっても映像の記憶はない。そんなことはともかく・・・・
多分、安倍政権も「これで 公共投資の理由が付いた。国民の目先もかなり変えられる。政権基盤もより強固になる。憲法改正にもまた一歩近づいた。」とほくそ笑んでいるだろう。しかし、問題はより大きくなってその先に先送りされただけ。と言うかコンパクトな開催とは言え、放射能やテロなど安全のための投資は莫大だろう。いくら投資しても 7年の間には避けようのない東南海大地震という不安要素もある(これは同じ地震国のトルコイスタンブールも同じかもしれないが)。一方で、確実にオリンピック後の反動(倍返し!?)で 10年後 2022年~2023年頃には 国家財政の破綻が国内だけでなく全世界を揺るがすことになるだろう。リーマン・ショックの時もそうだが、世の中には経済の綻びを狙って傷口を広げ、大方の大損=限られた人たちの大儲け を企んでいる禿鷹のような人たちがいる。そうした人たちは「日本売り」を何時にしようかと虎視眈々と狙っているはずで、この流れはそんな人達に格好のタイミングを提供することになりそうだ。
そうなった場合でも、今の政権でその頃に現役でいる人は少ないだろうし、多くの有権者も現役引退して責任の取りようもなく、ただ子どもや孫世代が国家破綻の悲哀を被ることになると思うのだが。
それと、個人的には初めてのイスタンブールにやらせてあげても良かったのでは?と言う気持ちも若干ながらある。

今日の写真はフウセンカズラの実。今日のテーマへのこじつけではないが、バブルのように側だけで中身の殆ど無い果実。茎も自立することはなく、他の木に絡みついて生きている。何となく今の世相にあっているような感じのする植物だ。散歩道の途中の公道上の花壇に置かれた鉢植えをちょっと失敬して撮影。
2013/09/08
 
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-937- 浴槽タワシ
昨日の続きで、浴槽洗いの柄付きスポンジ自作について。
結局、回転止めは 1.2mm厚のアルミ板があったのでそれを加工してビス止めにした。これで 力の入る一方向の回転止めにはなる。結構頑丈に出来たという自己評価。使い勝手は・・・まぁ 今までのスポンジとは握り手も柄の長さやスポンジの厚さも違うので、慣れるまではちょっと違和感があるかも?
全く関係ないが、工作の途中で間違って机の上のゴムの成形用石膏型を足の親指の上に落としてしまった。運悪く、モロに角が爪の根元付近に当たってしまった。!!!その痛かったこと。親指が若干腫れてしまった。この指は、1ヶ月ほど前に、ゲリラ豪雨の中で慌てて自転車に乗った時にも濡れた靴底が滑って指先をペダルにぶつけて爪が若干割れて出血したことがあった。どうも、身体の動きは確実に思ったようには動いていないために、歳と共にこうした「事故」が起きやすくなるようだ。注意しなくては。
今日の写真はムラサキゴテンというツユクサ科の花だろうか?
2013/09/07
 
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-936- ちょっとした工作
風呂洗いの柄付スポンジの気に入ったのがない。1000円近く出せば、ホームセンターに無いわけではないが、それらの交換スポンジは消耗品販売の目玉になると見えて 350円くらいとこれも高価。一方、大好きな 100円ショップにはホームセンターの 350円のとさして変わらない交換スポンジが 2個 105円で置いてあるが、本体も 同じく 105円で こちらはちょっとヤワすぎ。ポリプロピレン製でちょっと力を入れると先端部がフニャフニャして洗いづらい。それと、今までヤワな中でも比較的マシで何とか使ってきた それぞれ105円の本体・交換スポンジの交換スポンジの方がもう生産中止なのか置いてない。今置いてある交換スポンジは今まで我が家で使い込んできた本体とは互換性がなく使えない。
この今でも入手可能なセットの本体を新しく購入しても「使いづらい」と家族からクレームになること請け合い。ホームセンター等を 2~3店めぐってみたが、価格・剛性ともに合格点のものはない。正直、1年くらい使えるものに 350円なら≒ 1円/1日だからけして高いとは言えないが、一方で機能・性能的に大差なさそうな 2個 105円のものを見てしまうとどうしても交換スポンジの適正価格は 100~150円/1個だろうと思ってしまう。
この時点でホームセンター巡りは諦めて、仕方なく 100円ショップの交換スポンジ前提で、本体は剛性を満たすように加工することに。
色々物色した結果、柄の部分はアルミパイプ製の粘着テープクリーナーの本体を、交換スポンジの取り付け部分は柄がフニャフニャする本体の先端部分(交換スポンジの取り付け部)だけを使うことにした。材料がアルミやポリプロピレンなら切断加工してその部分が濡れても錆びる心配はない。アルミパイプなら勿論剛性は◎。ポリプロピレン製の取り付け部分も先端部分だけなら、ギリギリ剛性も問題無さそう。
右の写真のようにそれぞれ 柄の途中をカットして、必要部分を組み合わせビス止めして完成。柄の部分が伸び縮みすると言うオマケ付きながら剛性は○。柄の長さも 100円ショップのオリジナルよりは長くなるので浴槽の床や反対側の壁面も洗いやすい(はず)。ヘッドの回転部分が若干周り易いが、暫く使ってみてから考えよう。写真の下は切り落とした不要部分。勿体ないけど使い道は思いつかない。結局 210円で完成。 交換スポンジは 52.5円/1個

今日の写真は、春先に咲き終えたと思った白いマンサクの花。赤いベニハナマンサクは今でも所々に咲いているが、白いマンサクの花が盛夏を過ぎた今も咲いているのは散歩している中ではここだけ。
2013/09/06
 
jpg画像 炊飯器 故障(img935.jpg)
-935- 炊飯器 故障
10年弱 使い続けた炊飯器が壊れた。
機種は 東芝 RC-10JM。 数日前に 保温したご飯が黄色くなったと言ってヨメさんが騒いでいたが、翌日 炊飯は出来て 保温していたら今度はいつの間にか保温が切れて、「F2」というエラー表示になった。取説を見ると「販売店に連絡」となっているが、もう 10年近く使っているので、おそらく修理対応は出来ないか出来ても 購入したほうが安く済む。直前のご飯の黄変は多分、温度コントロールが効かなくなって、F2エラーは挙句に安全回路の方の温度センサーか何かが異常を検知したんだろうけど、コンセントを抜いて半日ほど放置しても内蔵電池で状態記憶しているらしく、エラー表示は消えない。
しかし購入するとなると、どんな機種でもいいというわけにはいかないので、機種選定やら何やら すぐというわけにもいかない。その前に使っていた 1升炊きの古い炊飯器が取ってあったので、翌日はこれを引っ張りだして 炊いた。しかし、こちらは内釜のテフロンがあちこち剥がれかかっていて気分が良くない。
故障した東芝製も、1年ほど前に内釜のコーティングが剥がれてきたので、内釜だけ 新規購入時と同じくらいの値段を出してネットで取り寄せたもの。本体はともかく、内釜は綺麗で捨てるのには忍びない。そこで、ネットで 検索すると、どうやら「切・予約」ボタンの 10秒長押しで表示はリセットできるらしい。
早速、試してみると 見事エラー表示は消えて、正常時と同じ 時刻表示に戻った。そこで、底蓋のネジを 4本外して底蓋を取り外し中を見たが、特に目視で異常は見当たらない。もしかすると底部の内釜の温度センサー(バネで内釜の底に押し当たるようになっていて押し込むと引っ込む丸い 500円玉くらいの部分)と内釜の接触が悪く温度検出エラーになったのかもしれない。モノは試しでここをヘコヘコ何度か押して動きを良くしておいて、炊飯してみた。
結果はと言うと、とりあえずご飯が炊けて保温状態に移行した。このまま明日の朝まで様子を見て、エラーにならなければ&ご飯の黄変もなければこのセンサーの接触不良という判断で良さそう。ダメなら・・・・また考えよう。(後日談:とりあえず正常に保温は出来ているようだ)
今日の写真はアロニア(セイヨウカマツカ)の実。色のつく種類とつかない種類があるらしいが、この辺りのアロニアの実はあまり色づく様子がない。花の写真は#863参照。(あとから気づいたが、#894にも実の写真は掲載してあった)
2013/09/05
 
jpg画像 地震予知(img934.jpg)
-934- 地震予知
地震予知という動きにはこの日記でも何回かコメントしてきた。それが先月 29日の朝日新聞の記事では『1965年に始まった大学などによる「地震予知のための研究計画」に対して文部科学省の審議会が「地震予知」の看板をおろして、名称を「災害の軽減に貢献するための地震火山観測研究計画」に改める案をまとめた。 』というもので、東日本大震災を起こした巨大地震を予測できなかった反省をふまえたものとのこと。『予知』というあたかも前もって警報が出せそうな語句は使わないが、研究体制(予算)は維持します、という風に聞こえる。
一方、NHKの昨日の番組「MEGAQUAKEⅢ」では、最近明らかになったスロークェィクと呼ばれる小さいけれど群発して長く続く揺れのパターンを分析すれば予知につながるのではないかという趣旨の話が紹介されていた。しかし、当初巨大地震の直前にはこの発生パターンが変化すると期待したものの、東日本大地震の直前やアメリカ西海岸の同じスロークェィクの発生パターンの記録から、この観測を持ってしても一朝一夕には予知はできないという結論に達したらしい。番組では GPSなどによる地面の詳細な動きの観測データと合わせてこのスロークェィクが起きると一旦動いた地面が少し元に戻ることが突き止められたことなどとも絡めて、南海トラフの地殻変動のエネルギーがかなり狭い範囲に集中しているらしいというところまでの紹介だった。
確かに、こうした情報を素人が聞くと着実に研究が進歩しており、「もう間もなく直前予知が可能になりそうだ」という期待につながってしまう。しかし、進歩はしても目標との差が大きすぎるのが地震予知だろう。東京から大阪に向けて匍匐前進でやっと神奈川の宿に辿り着いた感じだろうか? 私が長年生業としてきた開発者というのは、目標日程と仕様があって、仕様からその日程をどうやってクリアーするのかが非常に大切な判断だったが、どうも地震の研究者というのは一つ現象を見つける度に、毎回安易にゴールを見てしまう傾向があるようだ。阪神淡路大震災のような直下型地震なら予知に近づいた気もするが、何度も書いたように、東南海大地震のような海底の地下 何十Kmもの地底でミクロな構造が不明な岩盤の境界が力を受けているのを、「何時支えきれなくなるか」を数日単位にしろ予測することはそう簡単にはいかないだろう。
今日の写真はヘクソカズラの実だろうか。蔦の間に直径 数mmの丸い実がなっていた。
2013/09/02
 
jpg画像 「ユダの覚醒」(img933.jpg)
-933- 「ユダの覚醒」
暑い! 日中の太陽光は目を開いていられないくらい強くて、紫外線・赤外線共に強烈な印象だった。しかし、さすがに 9月のせいか 夕方の風は今までとは少し違って過ごしやすさを感じた。
さて、「クラッシャーズ」を読み終えて、次に読む本を探した。と言っても先週金曜日、仕事に出かける車中で読む本を駅の書店で探したので、それほど時間をかけられず、そうした時の決まり手で書棚の前に平積みされた本の中から選ぶという方法。でジェームズ・ロリンズという作者のシグマフォースシリーズという作品の中から標題の本を購入。どうしても中東古代、キリスト教やエジプト文明~ローマ時代などに関連した作品には食指が動いてしまう。
この本もマルコ・ポーロの東方見聞録の謎に端を発して、それが現代に飛び火したようにアメリカの架空の秘密組織「シグマフォース」が暗躍するという設定らしい。
今日の写真はヤマボウシの色づき始めた実。砂糖のように甘く、果実酒に適した実だとか。
2013/09/01
 
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-932- シリア情勢
化学兵器が使用されたとかでシリア情勢が風雲急を告げつつある。
しかし、アメリカという国もお節介で自己中心的な国だ。前回のイラクでは「大量破壊兵器」を理由に戦争を始めたが、結局大量破壊兵器は発見できなかった。にも関わらず、今度はサリンを政府軍が使用した証拠があるというのが攻撃の根拠だとか。大体、十分厳密な捜査ができる国内ですら、毒ガスが撒かれたという特定は出来たとして、誰がまいたかとか、それは誰の指示だったかなんてなかなか微妙な判断になる。それを地球半周分離れた国から通信回線の傍受などの間接的証拠で「特定した」とは、どう考えても軍や情報機関の恣意的な攻撃前提の情報と思わなくてはならないと思うんだが。
彼の国は、たしか地理的には紀元前に既に鉄を発明して世界ではじめて鉄製の武器を使用して周辺国から恐れられたヒッタイト人の国だったと思う。今も当時と同じ民族なのかどうかは知らないが、紛争から離れられない運命の地域なんだろうか?
今日の写真は背丈が 優に 2m以上になったツキミソウ。太宰の有名な文章に「富士には月見草がよく似合う」というのがあって、最近までなんで富士山が月見草と似合うんだろうと不思議だったが、青空をバックにしたこの背丈の月見草を見上げてみると、もしかしてこんな背丈の月見草が富士山をバックに咲いていたら、それはそれで一幅の絵かな?と思ってしまう。
2013/08/28
 
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-931- 秋風?
昨夜遅く結構強い雨音がしているのを夢のなかで聞きながら寝ていた。その雨のせいだろうか? 今朝は朝から強い日差しにもかかわらず風がビックリする位涼しさを感じさせてくれた。近年の残暑の記憶があるのでこのまま秋になるとは思えないが、もう 8月もそろそろ終わり。子供の頃の記憶では、8月の終わりといえば プールに入るのも躊躇するくらい涼しい日があったような気もするから、この程度が普通だったのかも。
今日の写真は早くも色づき始めたムラサキシキブの実。
2013/08/27
 
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-930- DVD エラー:後日談
ツタヤでレンタルした Avexの DVDエラーについて #927と #928に書いたが、ツタヤにクレームした時に、交換で他のDVDを無償でレンタルするというので「10巻組の 10巻が不良で見れないのは、クライマックスが見れないということで 10本借りた意味が無い」みたいなことを言って交換は断った。その後親切な店員さんが本部や系列店に連絡して確認した所、在庫している同じタイトルの 10巻目はどれも「ヤケ」が目立って再生が難しい状態らしい。想像通りの結論だ。
多分ツタヤのような大手顧客は Avexとの間で何らかの解決をするんだろうけれど、問題は同じタイトルやもしかして同時期に同じライン、同じ装置や材料で製造された DVDを買わされた一般顧客だろう。まぁ、一度見た後で 2年も3年も過ぎてから再び視聴しようというユーザはそんなに多くないので、大問題にはならないだろうけれどユーザへの裏切りには違いない。
こんな品質のディスクが販売されているようでは、購入した DVDが大切な思い出の映画だったりすれば、業界利益を代弁するお役人様からいくらコピー禁止と言われても自衛策として DVD-Rや BD-Rに危険分散で何枚かのコピーを保存しないと安心できなくなってしまう。
今日の写真は「ハナトラノオ」だろうか? 車山で見た黄色の「キンギョソウ」とよく似た形の花だが、背丈はコチラの方は 50cm程度と倍近くある。
2013/08/26
 
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-929- 「クラッシャーズ」読了
標題のサスペンスを読み終えた。
先週金曜日、ゲリラ豪雨の中を仕事に出かけたが、その往復の車中で読みかけを読んで、その読み残しを帰ってからベットで読んだ。お陰で寝るのがかなり遅くなったが。
ストーリーは、高性能な飛行データ記録装置の開発者がその記録装置を操って飛行機を墜落させるが、その墜落を調査する航空機事故調査委員会(NTSB)の調査官と、開発者を買収してテロを仕掛けようとするテロリスト、更には FBI捜査官やその情報提供者などが絡んで、墜落原因調査~次の墜落計画の阻止を巡って展開する。それに調査官同士や捜査官と情報提供者との間のラブロマンスなどが絡んで、結構面白い。まぁ、テロを阻止するために実験飛行させた旅客機をテロリストめがけて墜落させるなど、ちょっと無理っぽい展開もあるが、それも最後のクライマックスを演出するための「物語」と割りきって読めば楽しめる。
尚、クラッシャーズは「Crushers」と「Crashers」の両方があり、この本の題名は後者の綴りで「事故調査委員会」を指すらしいが、残念ながら辞書には出ていなかった。
今日の写真は一雨ごとにそろそろ季節になってきた感じの「コスモス」
2013/08/25
 
jpg画像 DVD エラー:続き(img928.jpg)
-928- DVD エラー:続き
昨日書いた DVDの不良についてツタヤに電話してみた。
電話口に出た店員の話だと、私の予想通り最近チョクチョク同様の不良があるらしく、本部に相談しているとのこと。全てがエイベックスかどうかまでは分からなかったが、やはりそれらのDVD記録面には若干の色ムラが認められるらしい。対応した店員は結構分かっている人みたいで「傷やDVDプレーヤの不良や相性」みたいなことを言い出したらツッコミどころもあったけれどスンナリ終わってしまった。今度店に行った時に、エイベックスの同時期の DVDを探してみようか? 作品はどうでもいいけど。
化粧品!や食料品ではないので、大々的に回収!とはならないだろうけれど DVDの中でも一番経年変化に強いとされる DVD-ROMで 2年弱でこんなに再生不良が発生するなんて、余程酷い製造品質なんだろう。
今日の写真はフヨウ。散歩道には紫色などが多いが、この花は大輪で白く目立つ。
2013/08/22
 
-927- DVD エラー
= 今日は画像なし m(_ _)m =

信州に出かける前から抱えていた問題。
「韓流ドラマが見たいので借りてきて」と言われて ツタヤでまとめて「風の絵師」という韓流ドラマの DVDをワンセット 10枚借りてきた。しかし、レンタルしてきて確認すると最終回に近い 9枚目、10枚目がエラーで見れないことがわかった。外付けドライブやら別PCのドライブ、BDレコーダなど 家中の DVD再生機器でチェックするもほとんど同じ所・2話めの頭のあたりでエラーが発生する。せっかく借りたのに最終回が見えないで結末がわからないまま・・・というナントカの生殺しのような状態では仕方ないので、返却しに行って店員に状況を話すと「研磨しましたので、もう一度試して下さい」と言って返された。しかし、盤面の傷はとうにチェックしており、それらしい傷があったわけじゃないし、ほぼ半分以降がほとんど見れないという症状から「傷じゃないだろう」と喉元まで出かかったが、そんな話が理解できる店員じゃないだろうと大人の対応で渡されたディスクを受け取って帰ってきた。
で確認すると、症状は殆ど同じ。「やっぱり」と思って再び出向いた。すると「当店には 1セットしか在庫がないので取り寄せます」と言われ、1週間ほどが過ぎた。で、入荷の電話があって再び出向いた所、見た目比較的新しいディスクを渡された。「確認してくれました?」と聞こうと思ったが「まさか!」という思いもあって、大人しく借りて帰ってきた。
しかし・・・・No.9は見れたものの、No.10のディスクはナント今度も不良でやはり後半 半分ほどが止まったり、乱れたり。
VSO Inspectorでスキャンすると、ほぼ全セクターの 1/3がエラーになる始末。推測としてはどうやら、ディスクの製造工程不良で 1層目と 2層目の貼り合わせに問題があり経時変化で 2層目がエラー多発しているのでは?と思われる。と思って記録面をよ~く見ると、通常盤面全体が均一な反射面に見えるはずが端っこの方が若干ながら色が黄色く変わって「ヤケ」たように見える。境界は直線状で同心円状ではないから接着層のプレスの加圧or光硬化用紫外線光源に偏りがあったという問題だろうか?
だとすると想像するに、エイベックスブランドの 2011年10月前後の発売 DVDの中には同様のエラーが多発し始めているタイトルがあるんじゃないかな? まぁ、DVDのプレスは外注かもしれないので、その場合ブランドが 1社だけということにもならないかも知れない。
今度返しに行くだけで 5回往復させられて、もし代替ディスクを後日借りてきて返しに行くとなると 6回往復させられることになる。さて、何とクレームしようか。

2013/08/21
 
-926- いやはや!
= 今日は画像なし m(_ _)m =

大分 更新をサボってしまった。
というのも、先週末から 再び信州方面へ出かけて、娘の引越の手伝いやら何やらの挙句に、一番注意していたのに それでも腰痛が発生!!!
帰宅して前回の通院時の残りの痛み止めを飲んで、昨日はそれでも病院に。レントゲンやら撮ったけど、やっぱり原因は不明。画像では 5個ある仙骨のうち1~2番目の間が若干狭くてヘルニア気味らしいが、毎回痛いのは骨盤のすぐ上4~5番目の仙骨の辺りで、そこの間隔は正常らしい。まぁ医者に言われるまでもなく、腰痛の原因は不明なことが 8割方・・・という多数のケースの方に分類されてしまった。
自己診断としては、発症前日に座敷で夕食 3時間胡座で座り詰め。夜は信州の夜風を気持よく受けながら寝て足腰を冷やし、翌日は引っ越し整理の手伝いで腰をかがめた姿勢や、大して重くない荷物運び・・・と振り返れば気をつけていたとは言い切れない行状。一つ一つのピークは低くても、面積積算では結構なダメージになっていたということだろうか?
そんなダメージが大きかったせいか、最初は大したことないと思っていたが、徐々に痛みが増してきて、日曜日は寝返り打つのも、寝た姿勢から起き上がるのも一苦労の始末。
普段のジョギングやらストレッチの効能なんて一発で消し飛んだ。それでも、クスリのお陰で今日は何とか椅子に座っていられる程度には回復。
一昨年 8月、昨年 11月、とやっぱりありがたくない年中行事になってしまった。

2013/08/20
 
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-925- 暑い!!!
今日の午後、四国・四万十では いよいよ新記録の 41℃超えとか!
一昨日、昨日と引越し手伝いで涼しいはずの長野に行ってきたけれど、引越し=クーラーなし ということで、地獄のような暑さ。それでも湿度などを考えれば、こっちで手伝うよりはマシだったと思うけれど、汗がツッツーと垂れていくあの感触をずっと胸~腹に感じながら作業。昨夜帰宅して今日は、クーラーの効いた室内で昼寝の保養。
それにしても、ここ 10年くらい引越しなんて一度もなかったのに、わずか 2週間ほどで、3軒の手伝い。しかも 真夏の引越しなんて、記憶にも無いのに確率なんて無視したような出来事だ。
今日の写真は、まだまだこの間の七島八島での撮影。クサフジ?の花に、ミツバチ。
2013/08/12
 
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-924- McAfeeの怪
暫く前からポップアップしていた Flash Playerのアップデートの催促に根負けして?今朝の起動時に、OKボタンを押してしまった。途中、お決まりの付録アプリのインストールで Googleツールバーのインストールはチェックを外したんだが、アップデート完了後に McAfeeのスキャンを促すポップアップが出た。慌ててキャンセルしたが、念のため コントロールパネルから「プログラムと機能」を立ち上げたらしっかり McAfeeが登録されている。即刻削除をしようと思ってダブルクリックしたら、その時点で McAfeeは消えてしまった。特に「削除」などの選択をしないのに。
サービスやプロセスなどもチェックしたが、それらしいプロセスも走っている様子はない。再起動しないと本当には確認できない気がするが、面倒なので後回し。ウイルスチェックプログラムがウイルス紛いの動きをして、間違ってインストールしようものなら元々のセキュリティソフトと競合してしまい、綺麗に削除するのも面倒というのは通り相場だが、今回の不審な挙動は何だったんだろう?
今日の写真は、先日の車山の続き。七島八島湿原のキンミズヒキ。同じ時期に行っても、年によって咲いている花が少しずつ違うが、記憶では今年はじめて見た花だ。
2013/08/09
 
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-923- また暑くなった!
暫く酷暑から遠ざかっていたが、今日あたりから再び酷暑。日中の気温が 30℃は楽に超えたようだ。今日一日は何とか 扇風機で頑張ったが、明日からは厳しそう。
写真は、車山に出かけた際の、コロボックル近辺のニッコウキスゲ。最盛期は過ぎたようだが、まだ綺麗な花が残っていた。
2013/08/07
 
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-922- 「天使のゲーム」 読了
昨日までの霧ヶ峰~車山行で、往きの電車でカルロス・ルイス・サフォンの標題のミステリーを読み終えた。ちょっと他の作家にはないストーリー展開で面白かった。
「風の影」と同じように、関わってしまった本にまつわる霊のような現世に実在しない人間の仕業と思われる災難に翻弄されるホラーのような要素も若干あるが、実際の災厄の8割方は実在の犯人の仕業、残りの 2割はもしかしたら主人公の被害妄想かと思わせるような仕立て。
サスペンスやミステリーを読む時に、なまじ現実的な設定だけだとついついストーリーの仕掛けに「それはないだろう」と引っかかることがあるが、サフォンの作品には「どうせ作り話なんだからリアリティー抜きで楽しもう」と思わせるものがある。それとホラー染みているにも関わらず、読後感はホラーのそれとは違い爽やかだ(と言いつつ本格的ホラーを読んだことはないが)。
実は旅行に出かける前日、「天使のゲーム」を読み終えることを想定して次の作品としてデイナ・ヘインズの「クラッシャーズ」という文庫本を買ってきた。航空機墜落の原因調査を行うNTSB(アメリカ国家運輸安全委員会)の航空機事故調査官の話らしい。
どうやら電車の車中で時間つぶしするのに読む本がなくなるのが怖いという一種の「ブックジャンキー」になってしまったようだ。
今日の写真は車山山頂付近に咲いていたマツムシソウ。例年だと霧ヶ峰高原で見ることが多いけれど、今年は霧ヶ峰ではほとんど見かけなかった代わりに、車山山頂付近に何本か咲いているのを見つけた。
2013/08/06
 
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-921- 睡眠不足
昨夜の夕食にレストランで食べなれないコース料理を食べた。最後にコーヒーか紅茶がついたので迷わずに紅茶。普段飲み慣れないせいか緑茶以外のカフェインには思いっきり弱くて眠れなくなることが多いのに、アルコールが入っていたせいだろう、つい忘れてアッサムの「出過ぎた」紅茶を飲み干してしまった。
濃いカフェインを摂りすぎたせいで、1日中歩き回って疲れているのにもかかわらず、熟睡できなかった。
眠い目で、きょうはまた一日運転。
写真は霧ヶ峰のグライダー
2013/08/05
 
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-920- 車山
昨日から、(子どもたちが小さい頃は会社の保養所があって毎夏のように行っており、最近は娘の会社の契約ホテルがあるので)再び年中行事のようになった夏休みの車山へ。
写真はホテル近くの雑草地に咲いていた珍しい花。この場所にしかなさそうだから、昔 蒔いたか栽培していたものが野生化して自生しているんだろう。そのうちに名前を探そう。(後日記入:多分キンギョソウ? Webの写真と比べると葉っぱの幅が圧倒的に狭いんだが、そういう種類だろうか?)
2013/08/04
 
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-919- 汗・汗・汗!
昨日、友人の引越し手伝いに出かけた。
引越し作業そのものが 10年ぶりくらい。しかも 真夏の引越しはあまり記憶に無い。歳でもあり、ギックリでもなったら却って迷惑になるので自重して、荷物運びは遠慮して、パッキングやら 家具やAV機器の分解に専念したが、とにかく暑かった。ペットボトル 2本が空になったが、一回もトイレには行かなかった。
しかし、案じたよりは動けたという自己評価。日頃のジョギングで汗をかき慣れていたせいかもしれない。
今日の写真は、1月ほど前にアップした黄色の花に実がついた。やはりヘチマらしい。
2013/08/01
 
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-918- とりあえず
コマツヨイグサという花らしい。近くの空き地の雑草の中に時々花をつける。1cmくらいの小さな黄色い花で、草丈が 10cmくらい。夕方咲いて、晴れた朝にはしぼんでいることが多い。注意していないと見逃してしまうくらいの花。
帰化植物というから、昔田舎で見た記憶が無いのも当然か。
2013/07/29
 
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-917- 古いTVドラマ
前回書いたように、ダウンロードしたドラマを何とか Blu-Rayムービーに焼けるようになった。
で、通して見ていてふと思った。結構有名なドラマで色々な場面でドラマの名前は聞いたことがあるがストーリーは全く知らない。家族は一通り分かっているらしいが、私はどの回も全く初めて見る。最近は殆ど一緒に見ているんだが・・・・と思ったが、考えてみれば当然だった。
50代になってからは、体力的にも立場的にも最前線の仕事はしなくなったが、40代までは 10時前に家に帰るなんてことは殆ど無かったから、こうしたドラマは見れるはずがない。家族がドラマを見終わった頃に家に帰り、それから食事する生活だったんだと。30代の頃はもっとひどくて、ドラマどころか子供の起きている顔を見るのは月 2~3回の休日だけということもザラ。「この人どこのおじさん?」とまでは言われなかったが、「お父さん、次いつ帰ってくるの?」と子供に聞かれたという話をヨメさんがしていたくらいだ。こっちは、子供の寝顔を毎日見ていたけれど、子供の方は寝てる間だけしか家にいないお父さんは いないも一緒だということを、その話から気づいた。
そんな思い出に浸りながらドラマを見ていた。
今日の写真は 戻り咲き No.5 ベニハナマンサク。春先の満開の時とは花びらの長さが違うが、枝先にけっこう花が付いている。
2013/07/27
 
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-916- いやはや
#910、#913 とWebからのダウンロード動画のBDムービー化について「出来た」と書いたが、実はその後 PowerDVDでは再生できるものの三菱のBDレコーダー BZ-350 では再生できないことが判明。ますますハマッてしまった。
multiAVCHDなら何とか BDムービー互換で書けると思っていたが、パラメータを振ってもなかなか再生できないので 順に元に戻って確認した。何と昔再生を確認した方法とその時の動画ファイルで再度処理したが再生できない。???全くわけがわからない。茫然自失。
で、冷静になって何が変わったのか? 1つずつチェックしてみた。当初、以前の経験から multiAVCHDに食わせる動画ファイルのフォーマットの問題と思い込んでいたが、結果はどうやら BZ-350 が動画ファイルのメニュー選択画面表示に対応していないらしいと判明。意図したわけではないが、multiAVCHDを最新版にアップデートして問題が起きたので、元のバージョンにダウングレードしたがその再インストールの時にメニュー選択画面の挿入オプションがチェックされてしまったようだ。同一ファイルでもメニュー画面を挿入しなければ BZ-350で再生できるが、動画ファイルの選択画面を挿入すると最初のタイトル画面だけ表示されて、メニュー画面も表示されず動画ファイルも再生されない。まだアスペクトが途中でおかしくなり不自然に横長映像になってしまうが、かなり遠回りして、何とかダウンロード動画の BDムービー化に目処が付いた気がする。
そのうちに 解説ページに注釈しなくては。
今日の写真は 戻り咲き No.4 シモツケ
2013/07/25
 
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-915- 寿命曲線
正確な用語は忘れてしまったが、品質工学で言うところの寿命曲線という概念を最近思い出した。
洗濯物を干すハンガーに 40個ほどの洗濯バサミが付いているんだが、この洗濯バサミがよく壊れる。多分、太陽光の紫外線でプラスチックが劣化して、ハサミのバネ力に負けて折れるんだと思うが。 1年くらい前から壊れ始めたが、最初の頃は ほんのタマにしか壊れなかった。 月 1個も壊れなかったと思う。それが徐々に頻度を増し、最近は何日かおきで連日壊れる時もある。あの曲線の山なりのカーブを思い出してしまう。普通は、ある程度壊れたら洗濯物を吊るせなくなるからお払い箱になるんだろうけれど、私はそんなアンチエコなことはしない。壊れたら即、洗濯バサミだけ交換しているので、今や 半分以上交換されて色とりどりの洗濯バサミがぶら下がっている。
この曲線を最初に実体験として意識したのは、昔エレクトーンのトランジスタを交換した時。40年くらいまえのエレクトーンは、発音のための共振回路からアンプまでディスクリートのトランジスタでできていた。恐らく 3百個は下らないトランジスタが使われていたので、ある時期からこのトランジスタが壊れ始め、次第に壊れる頻度が増していった。特定の音がおかしくなると、対応した辺りのトランジスタをテスタで当たって、壊れたものを交換していたが、ある時期からとても手に負えなくなった。多分殆どはパッケージの防湿が不十分で、チップのパッシベーションもまだ技術が未熟だった頃の話だから、湿度による寿命曲線を彷彿とさせる現象だった
今日の写真は「戻り咲き No.3 タニウツギの花」この花も、5月の終わり頃に一旦花期が終わったが、最近になってチラホラ枝の先に花がつきはじめた。
2013/07/24
 
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-914- ゲリラ豪雨
今日の午後は用事で隣の大和まで出かけたが、大和にいるうちに一旦雨が降ったが間もなく止んですぐに青空が出始めた。自転車だったので、雨が止んだことにほっとして帰ってきたが、途中買い物でスーパーに寄って出ようとして気づいたら外は土砂降り。カッパを持っていたが、出すのが面倒だったので待っていると 5分もたたないうちに小降りに。今のうちに・・・と思って急いで自転車に乗り帰宅したが、300mも走ると道路が濡れていない。その間 20分は経っていないから乾いたとは思えない。山間部なら山際と平地で極地的な雨というのも珍しくは無さそうだが、この辺りは半径数十Km が全くの平野。こんな平地でも雨の振り方がこんなに極端に違うんだ、と驚いて帰宅し TVを見ていたら「世田谷で豪雨、住宅が浸水」とテロップが流れていた。
天気情報サイトで雨雲の動きを動画で確認すると、面白いほど本当にピンポイントで濃い雨雲が動いていく。入社したての頃、夏に長野県を車で走ると雨の堺に出会って、数十mの違いで片方は土砂降り反対側は晴れているという天気に遭遇したが、東京でも同じようなことが起きるようになったんだと認識した。
写真は「戻り咲き No.2 フジの花」5月で一旦咲き終わったフジの花が、何箇所かで再び咲きはじめた。
2013/07/23
 
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-913- BDムービー化
何日か前に書いたように(#910)、古~い TVドラマをWebから探して、BDムービーにしようかと画策した。DVDに焼いて確認した後、BDにまとめて焼こうかと思ったところからドツボにハマった。
最初は multiAVCHDの警告が出たがそのまま続けるとディスクに焼けて、確認すると PCの VLCプレーヤで見れるものの、BDドライブでは再生できなかった。Webにはそうした問題の対処方法がゴマンとあるが、ありすぎて却ってどれが正解か分からない。
とりあえず、居間のBDレコーダーに持って行って確認するのが面倒なので、PCの Power DVD 11で再生確認しようとしたら「ACSキーの期限切れ」という警告が出てアップデートするように指示が出た。BDレコーダーだって同じだろうに、アッチは出ないのにどうして PCアプリだけ期限切れになるんだろうと疑問には思ったが、他のことで忙しい時で深く考えずにアップデート操作をしてしまった。アップデートしてから再び PowerDVDを立ち上げると、今度は『ストレージデバイスにアクセスできません。再生が停止したら・・・・』と言うエラーが表示され、そのダイアログを消すと今度はリージョンコードの変更画面が出る。しかしリージョンは「A」で違っているとは思えないし、残り変更回数「0」となっていて変更もできない。念のためデバイスマネージャのDVDドライブのプロパティで確認すると、残り「4」のまま。???訳がわからない。
さては PowerDVDのアップデートがまずかったか? と思って、Windowsの復元から PowerDVDアップデート以前の状態に復元したが、どうやらアップデートの時に当然今までのインストールフォルダに上書きすると安易に考えてクリックしたらしく、それまでのインストールフォルダのドライブ(D:)と新しいフォルダのドライブ(C:)が違っており PowerDVDについては復元されなかった(涙;;;)
再度、初期の PwerDVDインストールファイルからインストールし直したが、エラーは相変わらず。この時点になってやっと該当のエラー文で Web検索すると何のことはない、CyberlinkのFAQのページに飛んで、最新のパッチを当てろと書いてある。この間アップデートさせられたファイルは何だったんだ?という文句を噛み殺して、パッチをインストールすると、どうやら<パッチ>と言いつつ、今までのファイルは全て削除され再インストールされたようで、あっさり現象は出なくなった。
その間の作業時間 合計 ≒ 数時間。疲れた。
で、PowerDVDが元通りに復元したので、これで BDムービーディスクの確認ができるようになり、結局 multiAVCHD で BDムービーをオーサリングする場合の問題点として、画面解像度が縦横共に 16の倍数の入力ファイルでないと BDムービー互換にはならないらしいと判明。 確認するとダウンロードした元ファイルの解像度は 408x336 なので、結局 Supercという変換ツールを使って 720x480 に変換してから multiAVCHDにかけて、やっと BDムービー互換のディスクが書けることを確認した。
写真は、今日から何日間か 戻り咲き(狂い咲き)の花。今日はボケ。春先にも写真掲載し、暫く前に 実の写真もアップしたが、再び最近 何本かのボケの木の枝先に花が付いているのを見つけた。枝の葉っぱも縮れて病気かもしれない。
2013/07/22
 
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-912- 社外との付き合い:続き
もうひとつ感じていたのは、社外との付き合いのあるなし。
私はある意味、意図して精密機器メーカーに電子技術者として就職した。しかしながら、畢竟仕事の大半は社外の電子部品メーカーの人と話をせざるを得ない、と言うところまでは意図したわけではなかった。
一方、入社当時の開発部隊の大半の技術者はメカ系技術者で、社外の付き合いは少なくそれも大半は部品加工の下請け的な会社。いわば<ムラの中>での付き合いでしかない。どうしたって広い世間、とりわけ技術革新が激しい電気・電子製品などの業界の流れよりも緩やかな流れの中で暮らしている人たちだった。でも彼ら自身は自分の周りの流れが緩いなんて思っていないから、新しい製品を出すために血道を上げて<ムラ>の中を走り回っているのを見るとどうしても違和感を感じざるを得ない。
違和感の具体的なものは、電子部品メーカーには<技術>というものに真摯な人が多く、議論の大半は<どう作るか?>という議論になるのに、自社の人たちは技術よりも製品、もっと言えば製品を自分の<主張する感性>に合ったものにするための画策にしか興味が無い人達に見えた。
話が逸れるが、私は元々カメラという趣味製品にはあまり興味がなかった。<感性>を主張する人たちは小さな頃から身の回りにカメラが有り、それを使いこなしていた人が多く一家言も二家言?もある。一方私はと言うと記憶にある限り自分の手で写真撮ったのは高校生の時、それも親戚のカメラを借りて。自分で自由に使えるカメラは高校卒業後、就職して暫く後自分の給料で買ったもの。それも一番好きなオーディオ機器を揃えた後で。そんな私が、対等にカメラを<感性>で語れるわけがない。・・・・と言うヤッカミがあったのは否定しない。
兎に角、仕事の仕方や技術との向き合い方と言った私の根底の部分は社外との付き合いを通して培われてきたと思う。新入社員当時は暗中模索のようで不安だったが、今から思えば つくづくあの職場に<ムラ>の仕事の仕方を私に叩きこむような上司がいなくて良かったと思う。
翻って、私が何を後輩に残してこれたのか、それを考えた時が一番忸怩たる思いに駆られる。
しかし、何とも皮肉なことだけれど、この話の取っ掛かりで出した飲み仲間の人たちが煽ててくれた、その会社に無かった仕事スタイルとは、<感性>で製品の仕様や品質を判断するという部分だったんだが。どっちにしても、社外などの異質な文化との付き合いが双方向に技術屋も育てるということは間違いない。
今日の写真は「キンカン」の花。柑橘系の花で、色や形はミカンと区分けがつかないが、花の大きさが 数mmと小さく花期は真夏でかなり遅い。収穫されなかった実はいくつか今でも付いているので、一年中花か実が付いていて観賞用には良さそうだ。
2013/07/20
 
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-911- 社外との付き合い
昨夜一緒に飲んだ 15年近く前の社外の仕事仲間の人の話から思い出したので。
その人が言うには、当時 私達と一緒に仕事してみて、その仕事に携わった人たちは全く違う経験、仕事スタイルに戸惑いながらも結果として成長できたと言ってくれた。産業機器に近い業界の人達とのコラボだったので、我々のように民生でも最もユーザの思考や特性に敏感だったカメラ開発に対して、余計にそうしたインパクトが有ったのだとは思うが。
当時からカメラという商品は非常に特殊な商品だというのが私の持論だった。多分、その会社との最初の顔合わせでも話したとは思うが、世の中には同じ機能ながら 市場価格が 3桁(千倍)も違う大量生産商品が存在する市場はそんなに多くない。例えばハンドバッグは、「手提げ物入れ」と言う機能だけで言えば、布製手提げ袋の 数百円(今は百均でもあるが)~数十万円のブランドのバッグまで 3桁以上の市場が確立しており、それぞれにニーズ、ユーザが併存している。この布製バッグが気軽でいい、という人もいれば その同じ人が別のシーンでは 何十万円もするブランド製のバッグを持ったりもする。
カメラも同じで、写真を撮るという機能だけからすれば 当時非常に売れていたレンズ付きフィルムは やはり 2~3百円で、一方 ドイツ製などで 百万円近いカメラも存在した。レンズが汚れたって気にならずに、なくしたって、水没したってあきらめが付く レンズ付きフィルムが好まれる一方で、何十万円もするカメラを何台も所有している人もいる。
ハンドバッグとカメラの両方に共通するのは、手に持って歩くということと、その「モノ」があたかもその持ち主の属性(セレブとかの)であるかの如き 「誤解」をもたらすというもの。そうした商品は基本機能の他に、手に持つことで満足感を得られ、従ってその満足感を与えるために徹頭徹尾商品を研究し尽くして細部に至るまで品質を高めても、それを価格にフィードバックすることが出来る商品ということだろう。
一方で、当時の家電製品は TVやビデオ、シロモノに至るまで同じ基本機能なら せいぜい 5倍程度の価格差しか無かった。同じように個人の趣味に属し、持ち歩くウォークマンだってせいぜいが 3倍程度の価格差しか無かった。乗る人のステイタスになる&趣味性が強い車だって大量生産車なら 100万円弱~1千万円弱だから 10倍のレンジに入る。だから「一緒に仕事すると、勉強になりますよ」というのが、あまり興味を示さない家電や半導体メーカーの技術者を巻き込む時のセールストークだった。
時間がなくなったので、続きはまた。
今日の写真は、暑くなると似合う花、キョウチクトウ。サルスベリと同じで、この花の色を見ると条件反射のように暑さを思い出す。
2013/07/19
 
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-910- 古~いTVドラマ
家族が 10年以上も前のTVドラマを再度見たいと言い出した。でも、販売された当時の VTRは持っているのにもうとっくに VHSのビデオレコーダがない。ビデオレコーダを廃棄する前に DVDにダビングして置かなければいけなかったと思ったが後の祭り。まぁ気づいていたとしてもアナログビデオだから 10話=10時間かかるわけで、ダビングしていたかどうかは疑わしいが。ネットで検索しても放送当時にはまだ無かった DVDは販売されなかったようで見つけられない。ただネットでは、海外での放送の字幕入りビデオがデジタイズされてアップされたのがあるようだ。画質は粗いが、もともと アナログ時代のNTSCのデータなので、ビデオテープからダビングしてもそれほど変わらないかも知れない。
試しに TokyoLoaderというダウンロードソフトでダウンロードして、DVD FlickでDVDに焼いてみた。1話(1時間)が 300MB弱のかなり強い圧縮になっているので、画質も音質もかなり落ちるが、ストーリーはそれなりに分かる。
しかし、10話以上のドラマを 5枚以上の DVDに焼くのは、焼くのも管理も面倒なので multiAVCHDでBlue-Rayにまとめて焼こうと思ったら、何故かトランスコードでエラーが出た。そのまま続けたら一応 ディスクには焼けて m2ts化されたファイル単体がPCでは再生できるのに、BDレコーダーでは再生が出来ない。また追求する問題が出来てしまった。
それにしても、昨日出かけた飲み会の帰り、今夜も誘われてしまった。 2日続きはキツイし直前に別の用事もあったが、どうも誘惑には弱い性格は変わっていないようで、結局やりくりして出かけることに。
今日の写真は ボタンクサギの花だろうか? 半月ほど前にアジサイの影て咲いていた。
2013/07/18
 
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-909- 酷暑の小休止
このところ 3日間ほど、凌ぎやすい気温の日が続いている。今朝も夜明けころに小雨が降ったようで、朝は高原を思わせるような風を感じた。目の前の中学校の校庭は、先週土曜日のクラブ活動ではスプリンクラーで一生懸命水撒きしても、すぐに乾いて「焼け石に水」状態だったのに、わずかの雨で今朝は砂埃もたたない。今更ながら自然に対して人間の無力さを感じさせてくれる。
こんな時に出かける用事ができてくれればいいのに、と思うが現実は雨予想の今夜が飲み会、暑さが戻る明日明後日と出かけなくては。本当に世の中は自分の都合の良い具合にはいかないもんだ。
話は変わるが、#904で書いた この e日記の Perlスクリプトのバグが分かった。オリジナルのスクリプトでは、記事を削除するとその記事Noは欠番になる仕様だったが、私が余計なお節介で番号を詰めるように改造した。その時、オリジナルのスクリプトの処理をよく理解しないまま「付け足し」で削除記事以降の番号を変更し、同時に画像ファイル名も対応が取れるようにリネーム処理をしていたが、動作をよく確認しないまま使ってしまっていたようだ。他人の作ったスクリプトを理解するのは厄介なので、思い切ってそのサブルーチンだけ最初から作りなおしてみた。ローカルホストでのテストでは問題がとれたようだ。
今日の写真は、オトギリソウだろうか? 雑草に隠れて、何となく歩いていると見落としてしまうくらいの小さな黄色い花。
2013/07/17
 
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-908- 初蝉
今日の夕方、ジョギングの際に初めてセミの鳴き声を聞いた。昨日のジョギングの時はたどたどしい鳴き方で、もしかしたらと思った程度で確信が持てなかったが、今日はしっかりとした鳴き声だった。
今日の写真は我が家のベランダの鉢に 2週間ほど前から咲いているレモンバームの花。非常に繁殖力の強いハーブで、すぐに鉢が葉っぱでいっぱいになる。
2013/07/15
 
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-907- ヘチマ?
形や大きさはカボチャの花、色はキウリ・・・ヘチマの花だろうか?
近所の小さな事業所の庭の垣根の上に咲いてた。そのうちに実が垂れ下がればわかると思うが。
それにしても連日の暑さ。7月初旬というのに気分的には早くもバテ気味。
2013/07/12
 
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-906- IEの怪・・・・キャッシュが
別に InternetExplorerだけの問題では無さそうなんだが・・・・
キャッシュが更新されないという問題。
#904で書いたように、この e日記の Perlスクリプトに若干のバグが有り、それを追いかけていた。大体バグはとれたかな? と思ったが、画像表示がおかしくなることがある。
動作としては、CGIの上である番号の記事を削除すると、その記事と対応した画像ファイルが削除され、その上の記事が順に埋められて画像ファイルの名前(固定文字列+番号)もリネームするという処理なんだが、Localhost上で走らせてテストすると、画像の表示がおかしくなる。Explorer上で画像ファイルを見ると、きちんと名前はリネームされているのに、IE上では ファイル名に対する画像が古いまま。通常のリロードボタンでリロードしても表示は変わらない。「オヤッ」と思って、Google Chromeなど別のブラウザで同じページをみてみると正常にリネームされた画像が表示される。しかし、GC上で同じように編集操作すると、同じような現象になる。
どうやら一旦キャッシュされた画像ファイルはチットヤソットでは書き換わってくれないみたいだ。最終的には「Ctrl+F5」のスーパーリロード?機能で表示が更新されることは分かったので大きな問題ではなくなったが、途中気づかずに スクリプトを一生懸命見なおしては火のないところを目皿で追いかけてしまった。
今日の写真は、名前が「シモバシラ」というらしい。シソ科の植物。どう考えたってこの季節に咲くのに「シモバシラ」は無いだろう。
2013/07/10
 
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-905- クロアゲハとトンボ
最近、暑さのせいか アゲハチョウがよく飛んでいる。今朝も、アベリアの花の香りが漂う中、クロアゲハが蜜を吸いながら飛び回っていた。アゲハチョウは動きが激しく、なかなか止まってくれないので写真には取りづらいが、アベリアの花は数が多いので、飛び去ってもまた戻ってきて、何枚か撮影できた。しかし、所詮は携帯カメラ。被写体ブレして形ははっきりしない。
夕刻、明るいうちにジョギングに出たら、オニヤンマか何か大きなトンボが悠々と高いところを飛んでいた。
それにしても暑い一日だったが、夜になって若干涼しい風が吹き始めた。
2013/07/09
 
jpg画像 e日記の怪?(img904.jpg)
-904- e日記の怪?
ほとんど自分のメモ
この 「e日記」の画像ファイルのリンクが時々おかしくなる。リンク切れで気づくが、リンクが生きていても、表示される写真が1~2枚ずれてしまう。アップした記事を削除操作した場合に、そこを欠番にしないで埋めるような操作をしているので、写真と記事の番号が一致しなくなると思われる。但し、どうにも分からないのは、現在合計 34ページあるのが何ページにも遡っておかしくなるが、頭のほう20数ページは正しいまま。しかも日常のHTML出力操作では狂わないが、ある程度記事がまとまった場合に新設ページとして出力した時だけこの現象が起きる。しかも・しかもFFFTPでファイル作成日付を表示させると別に作成日付は変わっていないのにリンク番号だけが書き換わってる??? Perlのどこの処理がおかしいのか?なぜ出力しようとしないページの画像のリンク情報や画像ファイル名まで変わってしまうのか? 謎は深いが、かなり行数の多いプログラムになってしまったので追いかけるのは大変で 暫くは見て見ぬふりを決めた。(と言いつつ気になると放っておけない性質なんだが)
今日の写真は、とある民家の塀の上に置かれた鉢に咲いていたキキョウの花。梅雨の真っ盛りから咲いていたが、どうも季節感覚が分からなくなった。
2013/07/08
 
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-903- 梅雨明け
関東甲信越地方が昨日、梅雨明けしたらしい。平年より 15日も早いとか。
梅雨明けころには豪雨を覚悟していたが、この辺りはどうやら平穏な明け方だった。まぁ、今後土砂降りということもあるだろうけど。
昨日は 夕方のジョギングの汗も夏真っ盛りの汗の量。
今日は、もう目を開けているのが辛いくらいのギラギラの太陽と暑さ。ついクーラーの部屋に避難したくなる。
夏の花といえばサルスベリだが、もう1ヶ月近く前から咲いている木がある。最初の頃、1輪 2輪咲き出した頃はあまりに早いのと木がまだ小さいのでサルスベリとは思わないで、何の花だろうと思っていたが、房状に咲いたのは確かにサルスベリ。その後、同じ株に白い花が咲いた。サルスベリが白?と思って検索すると、白い百日紅の花もあるらしい。おまけに、同株と思っていたが、地面から生えている所で分岐しており 2株がくっついたようになっているのかもしれない。
2013/07/07
 
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-902- アラブの寒の戻り?
エジプト情勢が大変らしい。民主化後、初めて選出された大統領が軍によって強制排除されたとか。しかし、関連ニュースを新聞で読んでいて初めて知ったことがある。
西側ではあれほど鬼畜のごとくに報道されているシリアのアサド政権だが、反体制派の主力がイスラム勢力のムスリム同胞団だということは初めて知った。ムスリム同胞団が何なのか正確には知らないが、アラブの春などと言われると無条件に平和的な市民全体にとって歓迎されるべき民主化と思ってしまうが、わずかながらもキリスト教などの異教徒も住んでいるので、どうも彼の地はそれほど単純ではなく、解放後のイスラムへの傾倒度合が問題になりそうだ。
今日の写真は、嫌われ者の「ヤブガラシ」と対照的な「ノゲシ」
2013/07/06
 
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-901- 自分を知ること
前回、この下では、組織の中での自分の立ち位置の決め方のようなことを書いた。自分の立ち位置を決めるには、まず自分を理解すること、他人と自分の違いを知ることが必要だろう。それを知るには、客観的に自分を見るしか無い。色々な特性を持った人間で構成された社会で生きていくには「客観性」が不可欠だと思うが、どうやらそれを持ち合わせない、若しくは忘れてしまっているのにそれなりの立場に立ってしまう人がいる。そうした人に、それまでとは違った状況が起きると「当たり前」の判断ができずに問題を起こすようだ。
技術者とは仕事の非常に多くの部分でとりわけこの客観性が要求される仕事だと思っているが、時々、技術を生業としている人であっても自分自身や周りの人を己の立場からだけしか、主観的にしか見れない人がいる。他人がどういう背景や考えから今の行動、主張をしているのかということを考えられない人だ。こうした人は観察力か想像力に欠けているんだろうと思っている。そうした人は概ね仕事の場合であっても、目の前の事象を観察し、その事象が起きる原因や要因の分析は通り一辺倒で自分の都合いいようにしか理解しない傾向が強く、マニュアルが好きな人達だ。
私は取り立てて人間観察が得意とは思っていないが、自分の行動や思考に関しては「何故こんなことをしたのか? 何故こうしたいのか? こうしたら結果はどうなるのか?」と考えてしまう。昔はそれが普通で、10人が10人そう考えるだろうと思っていたが、どうやらそうではなく、むしろ少数派らしい。それくらいは人間観察もしている。
その結果かも知れないが、自己分析のうちの一つとして以下の様な結論に達している。
私は毎日同じことを正確に繰り返すことは本当に苦手だ。新しいことに取り組むのが好きで 2度め 3度めになるとどうしても気持ちが緩み、他の「楽しい」ことを考えだす。そして、そちらに気が行ってしまう。だから本来の仕事にポカミスが出る。結局、繰り返しの仕事は、他の人のほうがずっと適しているという判断になる。
しかし、一点突破で集中したときは 多分他の人では怖気づいてしまう、或いは考えもしないようなことも割合平気でできる楽天家だと思っている。
仕事をしてきた中では「どうしてそんなことするんだ。無謀だ。もっとまともなやり方でやるべきだ。」というような忠告、批判は何度となく受けた。しかし、自分の中では多分その人達が思い描かない道筋が見えており、絶対とまでは言わないまでも、かなりの確率でその「無謀」が「チャレンジャブル」な目標くらいには見える。それが見えてしまうと「何時やるの? 別の人に先を越されるくらいなら、今でしょ!」と思えてきて、兎に角実現するためには姑息な手段も考えてしまう。
本当は、他の人には見えていない道筋をきちんと説明して「やる価値はある」と理解してもらうことが必要なんだろうけれど、私の説明は話が発散してしまって他人には理解が難しいらしく、なかなか納得してもらえない。それに、普段平坦だと思って歩いている幅 30cmの板の上でも、その周りが奈落の底だと思った瞬間歩けなくなるのと同じで、一旦「怖い・無謀」と思った人にこの道は意外と大丈夫とどんなに言葉で説明しても、なかなか一緒に渡ってはくれない。例え発泡スチロールでも手すりを付けて「手摺があるから大丈夫」と欺いて渡らせるか、別のバディを選ぶしか無い。
例えば、まだEEPROMが標準品としてすら実用化される前に、EEPROMをカスタムで開発してそこに調整値を書き込んで調整工程の自動化をしようとした時、社内の半導体の専門家たちはこぞって「技術が確立していないのに無謀だ。コンピュータ用として確立してから使うべきだ。」と反対した。しかし私には「コンピュータ用半導体の信頼性とカメラが使用してきた超小型半固定抵抗の信頼性を比較したら、半導体メーカーが出荷出来るレベルなら十分勝ち目はある」と踏んで、半導体メーカーを巻き込んで突っ走った。結果はと言うと、技術は圧倒的に進歩したし、彼らが心配した品質も全く問題にはならなかった。それ以外にも、デジタルカメラの1号機の開発やメモリカードの新しい規格化など、大きな成果が上がった時というのはいずれもこうした、他人から見たら「綱渡り」、私からすれば「板渡り」のチャレンジをした時だ。
今日の写真は、「ヘクソカズラ」漢字で書けば「屁糞葛」だろうから何とも可哀想な名前だが、別に植物から見れば人間がどんな名前で呼ぼうが関係ないことだろう。花も名前以上に変わった形だ。
2013/07/05
 
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-900- 自分にしか出来ない仕事だけをやる
昨日に続けて
もう一つ、心に留めていたことがある。それは「誰かができることは、出来る人にやってもらう。自分にしか出来ないことだけをやる。」ということ。
沢山の人がいる組織では、どうしてもひとつの仕事を何人かが奪い合う形になりやすい。昇進の時の課長や部長というポストが最たるものだ。そのために、場合によっては熾烈な競争や足の引っ張り合いが生じる。
そうした競争が苦手だったこともあるが、むしろ競争を回避しても・・・回避した方が自分らしく生きられるということを見つけて以来、誰かがやりたがっている仕事は、誰かができる仕事はなるべくその誰かにやってもらうように仕向けてきた。
元々は、1年後に入社してきた後輩のM氏が非常にアグレッシブな人で、何かというと私を標的にして追い越そう追い越そうというミエミエな仕事の仕方で、最初のうちこそ そんな人柄が理解できずにストレスを感じたが、分かってしまえば却って楽で「やりたいならどうぞ」と譲ってしまう方が万事うまく行くことを学んだ。実在の日常の仕事や目立つ役割なら譲れば目前の成果が得られるので彼は喜んでやってくれるから譲っておいて、その隙に私は自分にしか気づかない、出来ないであろう事をやるように心がけた。その方がお互いのためだし、長い目で見れば私は他人の評価はともかく自分の満足できる仕事が出来る。
一番うまく行ったのは、工場での製品立ちあげの場面。相手はM氏では無かったが、日常の仕事は若い人のほうがずっと落ち漏れがなくて良かったので、ほぼ全てやってもらった。私がたまに手を出すと、思い込みや失念によるポカミスが自分でも怖かった。しかし、新製品に手強い不具合が出て、なかなか解決ができないと、その時は私の出番と決めていた。最初の頃のことは覚えていないが、何回目かの大きな不具合対策で原因の究明と対策立案をした時に、周りの皆もそうした役割分担を自然に受け入れているような関係があることに気づいて逆に利用しようと考えた。
長い時間をかけて開発設計をしてきた当の開発者が、生産目前で不具合にぶつかって何日考えても原因が突き止められないときに、それではと乗り出していって 1~2日で解決すると、明らかに魔法でも見るような目つきになった。他の人から見るといとも簡単に解決したように見えたようだが、そんなことはあり得ない。そこだけが自分の立ち位置と認識していれば、その 対処期間だけは完全に集中せざるを得なかっただけのことだと思う。そのモードに突入したときは、食事中でも寝ている間でも(危ない話だが通勤の車の運転中も)、頭はフルに回転し、他のことを考える余裕は無かった。職場での進展が思わしくなく 12時過ぎて帰宅しても、頭の中では疑問がグルグル回り続けており、解決策のヒントや問題の切り分け方法を思いついたらどんなに寝ていなくても翌日は誰より早く出勤しそれを確かめなくてはいられなかった。
そうしておいて普段は、ほとんど仕事らしい仕事をしないで、多くの時間はパソコンをいじっていた。必ずしも必要のないプログラムだが実験データのログを取って分析するようなプログラムを VBや Cといった言語で作っていた。1990年代の初めの頃、インターネットがダイヤルアップ接続でやっと使えるようになった時代だったが、開発のすべてのシーンでパソコンを使いこなすことが求められ、民生品ユーザーにも使われる時代がいずれ来るだろうと予想していたから。それが思惑通りとなり、デジカメの開発を初めて任されることになった時に生きた。デジカメに付帯させるための画像データをパソコンに取り込む簡単なアプリが必要になった時、それまで研究部隊で操作マニュアル片手にしか使えないような業務用の使いづらいアプリを作っていた人たちが担当したが、彼らの企画を見てとても民生用の市場では無理だと判断した。兎に角一般ユーザが使えるようなアプリに仕上げないとならず、しかもデジカメ本体が出来てもアプリがないのでは発売も出来ないから、最低限の機能に絞り、こうすればもっと使いやすくなる、こんな操作はダメなどと指示して、何とか 9ヶ月で彼らにしても初めての「販売」されるアプリを仕上げることが出来た。その時のソフトウェア担当のリーダーは当初、無謀運転の車に無理やり同乗させられるような仕事を押し付けられた上に、しかもフィルムカメラしか設計したことのない私が指示するのでは適切な判断は無理だと思っていたフシがあるが、デジカメと同時にパッケージされたアプリが店頭発売されると、その当日にそれを自分で店頭購入してきて、「私の担当したアプリが初めて店頭に並びました。」と顔を輝かせて報告に来てくれたことが忘れられない。
つくづく、あの頃パソコンで遊んでいて良かったと思ったし、それを見ないふりして許してくれていた周りの人達に感謝した。
今日の写真は、雑草の中に咲いていた「キツリフネ」の花。周りを探しても何故かこの一本だけしか無かった。誰かが植えたものが絶滅する寸前だろうか?
2013/07/02
 
jpg画像 5年に一度仕事する(img899.jpg)
-899- 5年に一度仕事する
昨日で 今年の半分は終わってしまったことになるが、そんなこととは関係なく回想録ついでに。
メモリカードの仕事がほぼ終わった頃、私の上司が随分若い人間に変わった。会社全体の人事方針などで積極的に若い人間にも経験を与え能力を伸ばすというような施策だったと思う。私は何度も書いたように管理者として生きることは拒否していたので管理的には上司が付くわけで、ある時彼から人事評価を受けるため面接を受けた。こうした面接は 半年に一度ずつ人事に評価結果を提出するために行われるので、半年ごとに何か結果を出し(たようなふりをし)て評価を受けなければならない。私は自分が半年ごとに形のある結果を出すような仕事をするタイプの人間ではないと思っていたので、彼には気の毒とは思ったが、それまで考えていた通りのことを口にした。私が言ったのは「私は 5年に一度しか仕事しないことにしている。前回の仕事はデジカメの事業立ち上げ、今回はメモリカードのビジネス構築、次はあと 4年後くらいに何かそれなりの仕事をします。」というような事を言ったが、相手は当然困惑して「5年に一度ですか?」と言ったきり言葉を失ってしまった。
思い返せばそれ以前にも、フィルムカメラシステムの革新的なシステムを構築したりして、自分で「仕事」と思えるアウトプットは大体 5年間隔くらいでしか出来ないと思っていた。そして、その革新的システムが実現してもうこのシステムは自分でも超えられないと気づいた後で、何を半年ごとにアウトプットすればいいのかと期毎の評価には疑問を感じて、この時ほど画一的な人事施策の弊害を思ったことはない。毎日、キチンと決められた仕事をし、計画通りアウトプットを出す人間もいれば、毎日はともかく 5年に一度、もしかしたら 20年に一度、いや一生涯の中で一度だけれども、その仕事の内容は誰にも真似できないような仕事をする人間も会社の中では必要なわけで、皆が皆 日々の仕事に汲々としている組織では、会社は伸び悩む。色々な人間がいて、その特色が生きる組織が一番いいはずだが、色々な人間に合わせて管理するのは、管理する側からすれば難しい。どうしても管理しやすいシステムを取りたがるが、それは本末転倒だとかねがね思っていたので、私一人くらいは意志を通してもいいだろう、通さなければと思っていた。
だが今から考えれば、その数カ月後に会社を辞めたわけだし、大人げない話で彼には申し訳ないことをしたと思う。と同時に、ン百億のアウトプットを出すことが分かった人間に事業部がどんな評価を付けたのか、少しは見てみたい気もするが。
今日の写真は、昨日出かけた先に咲いていたノコギリソウの花。この近辺ではあまり見ない花だが、花ではなく葉の形状がノコギリに似ているから付いた名前だろう。
2013/07/01
 
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