自作マニアの物欲記 − 4
3. 本題 その3: 高額買物  <デジタルオシロ>

SDS-200A を Windows10で使うための SoftScope2 とデバイスドライバーのインストール記はこちら (2016/03/12)
 さて、ロボット工作で以前から欲しかった(というより高校時代から欲しいことは欲しかった・ただ買えるとは思ってもいなかった。)測定器を 秋葉原に毎週通って品定めして、とうとう買ってしまいました。
 それは、デジタルオシロスコープ(ただし、スタンドアローンのディスプレイまでついているものではなく、デジタイザとメモリだけが内蔵されており、メモリ内容をUSBでPCに転送して、PC上に表示するものです)。
 昔、入社当時会社で使っていたのはテクトロニクスとかのアナログ式ストレージオシロでした。普通のオシロは繰り返しの信号波形を目の残像現象を利用して見えるようにしていますが、単発現象はこれでは見えません。ストレージオシロは通常のオシロのチューブの表示面が特殊な処理がされており、掃引された残像が長時間表示されるものでした。たとえばストロボの発光波形のように、100μセカンドに満たないような短時間の現象を見えるようにして解析するには必須の測定器です。それが、入社後10年目くらいからデジタルストレージオシロになり始めました。
 しかし、当初のデジタルストレージは200万円くらい出しても せいぜいサンプリング周期が1−10MHz程度というもので、非常に高価な装置でした。しかし、例えば記録のタイミングであるトリガーを起点にそれより前の波形も観測できたり、いったん記録した後に時間軸を変化させて観測したり、波形間の時間が正確に測定できたりと、アナログ式にはない特徴から会社でも進んで導入しました。
 で、最近はデジタル技術のめざましい進歩のおかげで、こうした測定器も非常に安価になってきました。久しく自分でこうした測定器を物色することはなかったんですが、たまたまロボットの制御信号と動作の関係を見たくて、そういえば秋葉原に10万円しないデジタルオシロが出てたな・・・と思い出して調べました。
 ネットでも調べると、PCに接続して使用するものは何と2万円台からあります。考えてみれば、PCの録音機能も一応信号波形のデジタイズをしているわけで、そのデジタイズ結果を波形表示して編集するソフトもフリーウェアであったりします。これならタダで利用できますが、周波数分解能は100KHz止まりですから、最近の数十MHzのクロックで動作する電子回路の観測をするのには向きません。
 で、いろいろ物色した結果 例の秋月電子で発売している SDS-200Aという 韓国のSoftDSP社というところの物がちょっと高価ですが、100MHz/1CH と高性能で良さそうです。2−3度秋葉原に足を運んで、とうとう買ってしまいました。下の写真は、パッケージ内容と、同梱のプローブを接続したところです。電源はPCのUSB端子から供給されますから不要です。
osc0.jpg で、PC上に表示される画面は一丁前にこの通り。
SDS200.gif  値段は内緒。(^−^*
 休みの日には一人、無意味な波形を表示させては、ニヤニヤ悦に入っています。




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