ビデオのダウンロード: その4
Craving Explorerのオプション設定-2
Craving Explorerのオプション設定-2
2007/ 8/11
CarvingExplorer のオプション設定の仕方について説明したページをアップした直後、CravingExplorer がバージョンアップされ、オプションの設定が アプリを立ち上げた状態では設定できなくなってしまいました。
このフリーウェアはまだ αバージョン(通常機能が実装されただけでバグが存在することを承知の上で使う。その後 バグをある程度つぶして βバージョンが、その後 バグなどが殆ど修正されて 正式バージョンが発行される)でもあり、作者の方がかなりなスピードで意欲的に機能実装を進めておられる開発途上のソフトウェアのため、先進的で操作が簡単で良いのですが、その一方でまだ安定して使いたい人向きではない可能性があります。 ただ、ファイル形式の変換には ffmpegを使用しているため、基本的なオプションは変わっていません。以下は Ver.0.18.3 以降の オプション設定の方法です。
最初のFLV形式の保存は、ダウンロードファイルそのものなので変更は必要ない(変更不可)
2番目が AVI/3番目が MPEG/4番目が iPod用・・・・と言う具合に続いている。この中の必要な部分について、なるべく小さなファイルサイズで画質・音質が適当になるようなオプションを設定します。
例えば、AVI の所の赤字部分は私が修正したオプションの例(動画と言うよりスライドショーに近い画像で圧縮歪みが目立たずファイルサイズ重視のレベル)だが、
-vcodec 以降が動画部分のオプションを示し
ことを示し、ビットレートは 248k > 768k > 1024k などと増やしていけば画質が落ちることは無くなりますが、アップされている動画は、いろいろなストリーミングの速度を前提にファイルサイズを小さくしてあるため、元々それほど画質が良くないのであまり大きくしても無意味です。フレームレートは 25 > 30 などに変更することができ、数字が大きいほど滑らかな動きになるはずですが、これもアップされている以上には良くならず、しかも再生するプレーヤーが3インチそこそこのLCDタイプのものだと、多分 その違いはあまり分からないのではないかと思います。
-acodec 以降が音声部分のオプションで
で変換することを示しています。
これも、-ac 2 となっていても、元のファイルが 1チャンネル(モノラル)だとモノラルにしか変換できませんし、サンプリングレートが 22.05kHz以下のファイルをそれ以上のサンプリングレートを指定して変換しても意味はありません。ビットレートについても、数字が大きくなるとファイルサイズが大きくなって、音質の劣化は少なくなりますが、元のファイル以上には良くなりません。自分のプレーヤーで見たい番組を幾つか再生して確認して、耐えられる程度の値を選べば、より沢山のファイルを一遍に保存することが出来るようになります。
それ以上の詳しい説明はここにありますので、挑戦したい人はどうぞ。
ビデオも音声もオプションを変更するとファイルサイズと共に画質・音質が変わりますが、Webにアップされている以上の画質・音質にはなりません。PMPで再生する場合、PMPの表示や再生の品質の限界もあるので、それほどファイルサイズを上げても意味はない場合が多いと思います。幾つかのオプションを自分で試してみて決めると良いでしょう。また、オプションの設定を間違えると変換が行われずファイルが生成されませんし、PMPによっては対応していないオプションがあったりして、せっかく大量にダウンロードしたのに、いざ転送してみたら再生できなかったり再生が途中で停止するなどの問題も起き得ますので、必ず自分で試してみてください。
いつもの通り、ここで説明したことに関して、私もリンク先の作者も一切の責任は持ちません。
このフリーウェアはまだ αバージョン(通常機能が実装されただけでバグが存在することを承知の上で使う。その後 バグをある程度つぶして βバージョンが、その後 バグなどが殆ど修正されて 正式バージョンが発行される)でもあり、作者の方がかなりなスピードで意欲的に機能実装を進めておられる開発途上のソフトウェアのため、先進的で操作が簡単で良いのですが、その一方でまだ安定して使いたい人向きではない可能性があります。 ただ、ファイル形式の変換には ffmpegを使用しているため、基本的なオプションは変わっていません。以下は Ver.0.18.3 以降の オプション設定の方法です。
1. convert.xml を編集する
<CravingExplorerのインストールフォルダー>\template というフォルダーに convert.xml というファイルがあるので、このファイルを メモ帳などで開くと以下のような内容が見える。(青文字は説明文)
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?> <Convert version="1.0"> <Movie> <Item> <DisplayName>FLV</DisplayName> <Accelerator>L</Accelerator> <ActionName>flv</ActionName> <CommandLine></CommandLine> <FileExtension>flv</FileExtension> <BeforeAction></BeforeAction> <AfterAction></AfterAction> </Item> <Item> <---AVI形式の指定部分---> <DisplayName>AVI</DisplayName> <Accelerator>A</Accelerator> <ActionName>avi</ActionName> <CommandLine>-vcodec mpeg4 -b 128kb -r 15 -acodec mp3 -ac 2 -ar 22050 -ab 64kb</CommandLine> <FileExtension>avi</FileExtension> <BeforeAction></BeforeAction> <AfterAction></AfterAction> </Item> <Item> <---MPEG形式の指定部分---> <DisplayName>MPEG</DisplayName> <Accelerator>E</Accelerator> <ActionName>mpeg</ActionName> <CommandLine>-sameq -r 30 -acodec copy</CommandLine> <FileExtension>mpg</FileExtension> <BeforeAction></BeforeAction> <AfterAction></AfterAction> </Item> <---以下省略---> |
最初のFLV形式の保存は、ダウンロードファイルそのものなので変更は必要ない(変更不可)
2番目が AVI/3番目が MPEG/4番目が iPod用・・・・と言う具合に続いている。この中の必要な部分について、なるべく小さなファイルサイズで画質・音質が適当になるようなオプションを設定します。
例えば、AVI の所の赤字部分は私が修正したオプションの例(動画と言うよりスライドショーに近い画像で圧縮歪みが目立たずファイルサイズ重視のレベル)だが、
-vcodec 以降が動画部分のオプションを示し
mpeg4 -b 128kb -r 15 : 圧縮形式は MPEG4/動画のビットレートを128kbps/フレームレートは 15frame/Sec にする |
-acodec 以降が音声部分のオプションで
mp3 -ac 2 -ar 22050 -ab 64kb: 圧縮形式は MP3/2チャンネル(ステレオ)/サンプリングレート 22.05kHz/ビットレート 64kbps |
これも、-ac 2 となっていても、元のファイルが 1チャンネル(モノラル)だとモノラルにしか変換できませんし、サンプリングレートが 22.05kHz以下のファイルをそれ以上のサンプリングレートを指定して変換しても意味はありません。ビットレートについても、数字が大きくなるとファイルサイズが大きくなって、音質の劣化は少なくなりますが、元のファイル以上には良くなりません。自分のプレーヤーで見たい番組を幾つか再生して確認して、耐えられる程度の値を選べば、より沢山のファイルを一遍に保存することが出来るようになります。
それ以上の詳しい説明はここにありますので、挑戦したい人はどうぞ。
ビデオも音声もオプションを変更するとファイルサイズと共に画質・音質が変わりますが、Webにアップされている以上の画質・音質にはなりません。PMPで再生する場合、PMPの表示や再生の品質の限界もあるので、それほどファイルサイズを上げても意味はない場合が多いと思います。幾つかのオプションを自分で試してみて決めると良いでしょう。また、オプションの設定を間違えると変換が行われずファイルが生成されませんし、PMPによっては対応していないオプションがあったりして、せっかく大量にダウンロードしたのに、いざ転送してみたら再生できなかったり再生が途中で停止するなどの問題も起き得ますので、必ず自分で試してみてください。
いつもの通り、ここで説明したことに関して、私もリンク先の作者も一切の責任は持ちません。