デスクトップの整理方法

 実際の机の上と同様に、パソコンのデスクトップも個人の性格が表れるようで実に様々です。壁紙にアイドルや家族など好きな写真を貼り付ける人は多いのですが、配置されるアイコンなどに気を使って使いやすくすることも大切です。
 デスクトップの整理について、Webで簡単に検索してみましたが、初心者用の図入りの解説は適当なものが見つからなかったので作ってみました。
 尚、このページの説明図は Windows Xpを例にしていますが、VistaやWindows7でもほとんど同じに使えます。
いつものお約束ですが、ファイルやフォルダの移動などを伴うので、間違えると大切なファイルがなくなることも考えられます。ここでの説明の正確・不正確にかかわらず、すべての作業結果は自己責任でお願いします。

  1. 手順 (Explorerは使いこなせるという人は 3.から見てください)
    2. Explorerの使い方
    3. まずデスクトップを空にする
    4. デスクトップにフォルダーバーを作る
    5. マイドキュメントにフォルダを作って、デスクトップにあったファイルやフォルダを整理する
    6. よく使うプログラムのショートカットをデスクトップに作る
    7. フォルダーバーにショートカットやフォルダを収納する
    8. その他
    9. 付録:ショートカットとデスクトップ
    10. Windows7 の場合


  2. Explorerの使い方
     ファイルやフォルダなどを探すのに、マイコンピュータからクリックして入っていくのは結構面倒です。ここからの作業にはフォルダツリーが標準で備わっている Explorer(エクスプローラ)を使うと便利です。私はよく使うので デスクトップのトップに Explorerのショートカットを置いてありますが、
    一般的には 「スタートボタン」 > 「すべてのプログラム」 > 「アクセサリ」 > 「エクスプローラ」という順に辿って起動します。

    下のように Explorerが起動し、初期画面では 「マイドキュメント」 フォルダの中が見えます。
    左側の「フォルダツリー」画面でどれかのフォルダをクリックして選ぶと、右の「ファイル・フォルダ」画面にその内容が表示され、上の「ファイル・フォルダ」アドレス欄にアドレスが表示されますが、アドレス欄に直接「C:\Program Files\・・・」などと入力してもそのフォルダの中身が見えます。

    初期状態では、フォルダやファイルが大きなアイコンで表示されますが、作成日付などはそのアイコンの上にマウスカーソルを移動させないと見えません。作成日付は一つずつ見るよりは一覧で見えたほうが何かと便利だと思います。
    ここから先は、好みですが、下図のように「表示」>「詳細」 をチェックしておくと フォルダやファイルの作成日時が一覧で見えて分かりやすくなります。

    更に、「更新日時」の欄をクリックするたびに、更新日時が上から「古い順」>「新しい順」に並び代わり、横の三角マークが「上向き」>「下向き」と交互に変わります。
    ファイルなどを探す場合、普通は更新日時の新しいものほど探す回数が多いので「新しい順」のになっていたほうが便利です。「名前」順のほうが便利だ、という人は ここはパスしてください。(必要に応じて「名前」の欄をクリックすると名前順に並び代わります)

    このままだとこの表示方法はこのフォルダにしか適用されません。このフォルダの表示の仕方を、どのフォルダにも適用するために、
    「ツール」>「フォルダオプション」を開きます。

    「表示」タブの 「すべてのフォルダに適用」をクリックします。

    確認メッセージに「はい」をクリックします。

    これで、以降開くどのフォルダについても今見ているフォルダと同じような表示が出来るようになりました。


  3. まずデスクトップを一旦空にする
    最初に「マイドキュメント」の中に新しいフォルダを作ります。
    Exporer のフォルダツリー画面でマイドキュメントを選択しておいて、画面の適当なところでマウスをクリックして表示されるメニューから「新規作成」>「フォルダ」を選びます。

    「新しいフォルダ」という名前のフォルダができるので、名前を「オリジナルデスクトップ」などと変更します。


    左側のフォルダツリー画面の「マイドキュメント」の下に「オリジナルデスクトップ」という新しく作ったフォルダ名があるのを確認しておいて、フォルダツリー画面で一番上の「デスクトップ」を選択し中身を表示させます。
    「マイコンピュータ」や「ゴミ箱」など最初からデスクトップにあったショートカットを除いて、自分で作ったり保存したフォルダ・ファイルをすべて選択し(一番上のフォルダを一回クリックして、今度は一番下のファイル・フォルダのところで「Shiftキー」を押したままでクリックすると間が全部青く反転して範囲選択ができます)、その右側画面で選択した範囲を左側のフォルダツリー画面の新しく作った「オリジナルデスクトップ」の上まで(マウスの左ボタンを押したまま引きずって)ドラッグしてから(左ボタンを離して)ドロップします。そのときにマウスの左ボタンを離す時に、そのまま離すとマウスカーソルが となってコピーされますが、「Shiftキー」を押した状態で離すとマウスカーソルの右下の + マークが消えて となって、選択したファイル・フォルダは移動されます。
    気をつけなければいけないのは、この時に のままでコピーしてしまうと、元のデスクトップにも同じフォルダやファイルが残りますから、そのフォルダやファイルが 2重になってしまい、後から混乱の元になります。
    これで、デスクトップが一旦すっきりしました。



  4. フォルダバーを作る(Windows7ではフォルダバーは作れないのでこちら
    次に、デスクトップ上のアイコンが何もないところでマウスをクリックして、表示されるメニューから「新規作成」>「フォルダ」を選択し、できたフォルダの名前を「フォルダバー」のような名前にします。


    その「フォルダバー」というフォルダをつまんで(マウスの左ボタンを押したまま)ドラッグしていって画面上部の端でマウスのボタンを離します。
    すると下の図のように、画面の上部にフォルダバー(この名前はフォルダにつけた名前)が横一本になって表示されます。

    このフォルダバーは特別な表示で、デスクトップが表示されている時は常にフォルダの中身が見えますので、使い方によってはとても便利です。
    また、画面下のタスクバーなどと同じで、必要ないときは表示させないように隠しておいて、マウスポインタが上端に来たときだけ表示させる(下図:「自動的に隠す」)とか、表示されたときは必ず最前面に表示させるようにする(「常に手前に表示」)ことも出来ます。フォルダバーの上で、クリックすると下のようなメニューが表示されるので、それぞれのオプションの上で左クリックしてチェックします。

    フォルダバーの使い方は後で説明します。


  5. マイドキュメントフォルダの中にファイル整理用のフォルダを作る
    続けて、「マイドキュメント」の中に、ファイルを整理してしまい込むために、わかり易い名前をつけたフォルダを幾つか作ります。あまり細かくしすぎるとかえってファイルが探しづらくなりますし、名前が分かりづらい名前でも後から苦労します。(ほとんどの人は既に分類のためのフォルダを作ってあると思いますので、その場合新しく作る必要はありません)
    フォルダの作り方は、上の「オリジナルデスクトップ」などと同じ方法です。
    こうしておいてから、先ほどマイドキュメントの中の「オリジナルデスクトップ」に移動したファイルやフォルダ、ショートカットをドラッグ&ドロップで必要なところに移動させます。
    ここでも、「コピー」 ではなくて「移動」 するようにしないと、ショートカットなどが移動したものと、まだ移動してないものが混在し、混乱の元になります。
    移動の基準は、例えばプログラムの起動に必要なショートカットはデスクトップ画面に直接貼り付け、優先度の高い順に上の方から配置しますが、ファイルやフォルダーは新しく作った「フォルダバー」というフォルダに移動させるようにするのがいいと思います。
    ただし、ファイルやフォルダは直にデスクトップやフォルダバーの中に置くとデスクトップの容量が増えてしまい Windowsの動作が遅くなったりしますので、デスクトップにはなるべくショートカットを作るようにします。ショートカットの場合は、そのファイルやフォルダがハードディスク上のどの位置にあるのかの情報だけを記録しているので、容量は非常に小さく幾つも作ってもデスクトップの容量が増えることはありません。そのショートカットをクリックすれば元のファイルやフォルダが開くという動作は同じですので、デスクトップに置く場合はショートカットを利用するのが賢いやり方です。
    また、同じファイルが無くならないようにとか、探すのが面倒だとかで あちこちの関連したフォルダに同じファイルをコピーして置く人もいますが、その場合どれか一つのファイルを修正・更新した時、そのほかのファイルは更新されずに残ってしまいます。このような場合、ショートカットを関連したフォルダに作っておくと、どのショートカットをクリックして修正・更新しても元のファイルが必ず更新されますから、ファイルの同期にズレが生じません。ショートカットはうまく使うととても便利です。


  6. よく使うプログラムのショートカットをデスクトップに移動する
    多くのプログラムはインストールのときに、デスクトップにショートカットを作るようになっていますから、すでに「オリジナルデスクトップ」に移動した中にあるかもしれません。デスクトップにショートカットがあると、「スタート」>「すべてのプログラム」>「(目的の)プログラムグループ」>「(目的の)プログラム」などと階層を追って探さないで済みますし、デスクトップ上は2次元の配置ができるので、いつも使うプログラムのショートカットがどの辺りにあるのか記憶していれば、起動までの時間が短くなって効率的です。
    3.で「オリジナルデスクトップ」などと名前を付けたフォルダに移動したショートカットやフォルダの中から、まず必ず使うショートカットだけをデスクトップにドラッグして戻します。使うかどうか分からないショートカットは、慌てずに使う時になってから戻すようにします。昔は使っていたのに、新しいアプリを使うようになったりして意外と1年たっても使わないソフトのショートカットが残っていたりします。
    逆に今までなかったプログラムのショートカットでも、時々使うソフトの場合は新しくショートカットを作ったほうがいい場合もあります。ショートカットを新しく作るには、Explorer などでプログラムの実行ファイルを探してショートカットを作ります。Microsoft Office の Wordを例に、ショートカットの作り方を説明します。
    Explorer で、「マイコンピュータ」の横のをクリックします。

    すると、マイコンピュータの中身がツリー状に表示されます。同じように「C:ドライブ」の横のもクリックし、続けて「Program Files」の横、「MicroSoft Office」、「Office」とクリックしていきます。
    通常は、このフォルダの中の「WINWORD.EXE」というファイルが ワードの実行ファイルです。このファイルの上でクリックしたままマウスを動かし、デスクトップ上の適当なところで離します。
    すると、メニューが表示されるので、「ショートカットをここに作成」を選びます。

    下のようなショートカットアイコンが出来るはずです。

    これをクリックすると ワードが起動します。名前の中の「へのショートカット」の部分は助長なので削除しても構いませんし、「ワード」のように名前を変更したほうが分かりやすいと思います。
    続けて、同様の手順で必要なプログラムの実行ファイルを探して、ショートカットをデスクトップに作ります。
    いつも使うプログラム20個程度、縦 2-3列はこのようにしてショートカットアイコンをデスクトップに作るといいのですが、これもあまり増やしすぎると探すのが大変になります。その場合は、デスクトップにフォルダを作ってプログラムのカテゴリー毎に整理してアイコンを入れておくと一手間増えるようですが結局分かりやすくなり、効率的になります。


  7. フォルダバーにフォルダのショートカットを収納する
    4.で作ったフォルダバーのフォルダに、必要なドキュメントフォルダのショートカットを入れます。
    もう慣れたと思いますが、Explorer で「マイドキュメント」を開いて、よく使うと思われるドキュメントフォルダの上でクリックしそのままドラッグして、デスクトップ画面上部に出来たフォルダーバーの上で離し、「ショートカットをここに作成」を使ってフォルダバーの中に、必要なフォルダのショートカットを収納します。

    ここには、フォルダやドキュメントのショートカットだけでなく、プログラムのショートカットも収納できますが、
    デスクトップ=プログラムのショートカット
    フォルダバー=ドキュメントのショートカット などと分けておいたほうが分かりやすくていいと思います。まぁ、このあたりは パソコンの使い方や 仕事の内容によっても違うので、使い慣れてきたら好みで決めればいいと思います。
    尚、フォルダバーの中にフォルダのショートカットを作成すると、そのアイコンをクリックすればフォルダが開きますし、ここに直にフォルダを作って、その中にショートカットを作ると、「Ctrl 」キーを押したままそのアイコンの上をクリックするとフォルダの中がリスト状に開いてそのまま選択できるようになります。

    <「フォルダバー」の中にフォルダを作成しておいて、「Ctrl 」キーを押したまま左クリックする>

    但し、このフォルダバーも実際にはデスクトップ(というフォルダ)の一部ですので、実際の文書ファイルや音楽ファイルなどの実ファイルを収納してしまうと、デスクトップが重くなってしまいます。フォルダはサイズがほとんどないので作ってもいいのですが、その中に置くのは 実際のファイルではなくて ファイルのショートカットだけを置くようにしたほうがいいと思います。
    それと、このフォルダバーはプログラムが起動してウィンドウが開くと隠れてしまいます。プログラムのウィンドウを少し下にずらして、常にこのフォルダバーが見えるようにしておくか、ここで説明したように「常に手前に表示」という設定にするとフォルダを開いて作業するときなど手間が省けると思います。
    このあたりの設定は「いつも見えているとうるさい」とか 「それでもすぐにクリックできたほうがいい」とか人それぞれ好みがありますから、最初からあまり厳密に考えないで、慣れてきたら設定を変更してみて気に入った設定で使うのがいいと思います。


  8. その他
    デスクトップに関する、豆知識です。
    下の図のように、タスクバー(デスクトップの一番下に表示されている横のバー)の左側に「クイック起動バー」と呼ばれる領域があります。ここにプログラムのショートカットアイコンをドラッグしておくと、他のプログラムで画面がいっぱいの時も、起動が早くなり便利です。今まで説明したのと同じように、プログラムの実行ファイルの上で右クリックしたままこの領域にドラッグしてから離せば、デスクトップにプログラムのショートカットを作るのと同じ要領で出来ます。

    この「クイック起動バー」が表示されていなかったり、逆に普段タスクバーを表示しないで、マウスポインタが下端に来たときだけタスクバーを表示するようにするには、上の図のように、タスクバーの上でクリックして「プロパティ」というメニューを開きます。

    「タスクバーを自動的に隠す」にチェックを入れると、普段はタスクバーが表示されないので邪魔になりません。「タスクバーをほかのウィンドウの手前に表示する」とセットでチェックしておくといいと思います。
    クイック起動バーが表示されていないときは、この「クイック起動を表示する」にチェックを入れます。
    クイック起動バーの幅が狭いときはバーの横のボツボツの部分にマウスカーソルを合わせるとマウスポインタの形が になります。

    その状態で、クリックするとポインタの形が に変化するので、それを横にスライドさせるとクイック起動バーの幅が調節でき、ここに表示できるアイコンの数が増やせます。

    狭くてもたくさんのアイコンが収納できますが、表示できる幅以上にアイコンを収納した時は下の図のようにクイック起動バーの右端に「 >> 」のマークが表示されるのでその部分を一回クリックして、その上に表示されるアイコンをもう一度クリックすることになり、「クイック起動」のメリットが半減します。

  9. 付録: ショートカットとデスクトップ

    実は「デスクトップ」と云うのも実態はフォルダの一種で特別なフォルダのことです。モニター画面で Windows がスタートした状態の何もアプリケーションを起動していない画面(正式にはデスクトップ画面と云いますが)のこともそう呼びますが、この画面には「デスクトップ」という特別なフォルダの中身が表示されます。フォルダの場所はハードディスク上の C:\Documents and Settings\[user name]\デスクトップ と、 C:\Documents and Settings\[All User]\デスクトップ というフォルダの中身が両方表示されます。
    だから、デスクトップ画面にファイルをドラッグしてショートカットを作っても、「デスクトップ」というフォルダにショートカットを作っても同じように表示されます。家族でパソコンを共用しているけれど、ユーザを別にしてそれぞれにログインして使っているような場合、家族全員のデスクトップに表示したいショートカットは  C:\Documents and Settings\[All User]\デスクトップ の方に作り、自分だけのデスクトップに表示したければ C:\Documents and Settings\[user name]\デスクトップ の方に作ります。
    デスクトップ上の「ファイルAのショートカット」がクリックされると、「ファイルA」に関連付けられたアプリケーションが「ファイルA」を読み込んで起動します。「ファイルAのショートカット」は、デスクトップや別のフォルダなどどこにあっても、必ず元の「ファイルA」が起動されるので、幾つも作ってもファイルの同期が保たれて安心です。
    「フォルダPのショートカット」をクリックすると、元の「フォルダP」が開きますが、これもバックグランドで「エクスプローラ」というアプリケーションが起動して、フォルダの中身を表示してくれるのです。

  10. Windows7 の場合 :ジャンプリストを使う
    Windows7 では、フォルダバーを作る機能がないようです。いろいろ試しましたが、私の場合、この方法が一番使いやすいと思います。
    まず、タスクバーに Explorer のアイコンを登録します。(私の場合、すでに登録してしまったので下の図は Explorer ではなく Internet Explorerですが、ドラッグするファイルを explorer.exe にすれば同じです。) explorer.exe のファイルの上で右クリックしてそのままタスクバーまで持って行って、「タスクバーに表示する」という表示が出たら離します。

    そうしておいて、今度は 必要なフォルダを左クリックしたまま、その Explorer のアイコンの上まで持って行って離します(ドラッグ&ドロップ)。そうすると、下図のようにジャンプリストの「いつも表示」の中にそのフォルダが表示されます。

    ジャンプリストの使い方
    こうしておけば、ほかのアプリの使用中に何か別のファイルを別のアプリで開きたくなったりした時、マウスポインタを画面の下に持っていけば(タスクバーを隠す設定をしていても)タスクバーが表示され、下の説明図で
    @ その中の Explorerのアイコンの上で「」クリックするとその上にジャンプリストが表示され、
    A そのまま必要なフォルダ名のところを左クリックすれば、そのフォルダが開きます。 そこで必要なファイルをダブルクリックすればその拡張子に関連付けられたアプリでそのファイルを開くことができます。

    (ジャンプリストの「よく使うもの」のリストには意図的に登録しなくても、何回かそのフォルダを開いていれば表示されるようになりますが、表示位置が変わったり、使用頻度が低くなると表示されなくなって不便です。)
    ジャンプリストから削除する
    B なお、この表示をなくしたい(削除したい)時は、右側のピンのマークをクリックすれば、「いつも表示」から下の「よく使うもの」に移動します。
    C 表示したくなければ更にその上で「」クリックして「この一覧から削除」を選択すれば削除できます)


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