●1 CAMEDIA 開発秘話


残念ながら、私も含めて誕生の瞬間に居合わせた人たちが次々と去っていった OLYMPUSの CAMEDIAというデジタルカメラのブランドが生まれる過程を残しておきたいと考えてこのページを作りました。それは、誕生に関わったメンバーが次々といなくなったということもドラマのひとコマのような話ですが、誕生のストーリーはもっとずっとドラマチックだったと思うからです。

フィルムカメラは何時まで続くのだろう?
1982年にSonyがアナログ信号でフロッピーディスクに静止画を記録するという技術発表を行ったときに、カメラメーカーではいよいよフィルムがいらないカメラが登場するんだという危機感が生まれました。そしてこの頃から、全てのカメラメーカが電子映像技術の必要性を認識してビデオカメラの開発に取り組み始めました。その中の一部の人たちが、動画としてのビデオ映像を記録するビデオカメラの開発から分かれて、静止電子画像の記録に取り組み始めたのです。しかし開発が始まっても最初の頃は、記録メディアがフロッピー(回転する磁気ディスクに記録する)だったこともあり、大きさも弁当箱よりも大きく、コストも数十万円するようなカメラしか開発できず、とても一般に売れるようなものではありませんでした。
フラッシュメモリの登場
東芝がEEPROMから、フラッシュメモリを発明した。それが現在のデジカメを実現した。 Quick Take 100と QV-10の登場
QV-10を見た子供は、何時間でも飽きずに遊んでいた。これはすごい。 きれいなプリントが撮れるデジタルカメラを開発したい
QV-10はすごいけど、画像を見るとやはり玩具。「カメラ」と胸を張れるようなデジタルカメラを開発したい。 10万円で10万台
小島次長はQV-10と同じように、LCDモニタですぐに画像が見れて、プリントしてもきれいなデジタルカメラが出来たら、10万台売れると直感で読んだ。 悲願の新事業を誰に任せるか
岸本社長は社内の反対を押し切って小島次長に賭けた。 誰もなし得なかった新事業創生が出来るとしたら小島さんしかいない
小島さんでもだめかもしれないけど、それでだめだったら諦めがつく。もし小島さんの言う通りやらないで失敗したら何時までも後悔するだろう。 とにかく1年で商品化しろ
銀塩で18ヶ月かかるカメラがデジタルで12ヶ月で出来る訳がない。数十年かかって出来上がったシステムをひっくり返して、新しいシステムにしたら。 もう10年前に廃止した工程を復活しろ
三洋電機の小野事業部長は現場に向かって「やれ」と一言命令した。 発表が決まったが、試作機は動かない
もう後戻りできなくなる。単に「やります」の約束だけでは帰れない。 発表が決まったが、試作機は動かない
もう後戻りできなくなる。単に「やります」の約束だけでは帰れない。

●2 xD−Picture Card  開発秘話

もうひとつ何かやって、まぐれじゃないと証明したい
ソニーや松下の向こうを張って、富士やオリンパスに出来る訳がない。




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