e日記風 独り言

#気まぐれ & 気まま & 天邪鬼な老いぼれ技術屋の日々の記録のうち、私の興味ある電気製品やスマホ、あるいは世の中のサービスに関する記事です。
右端上端の同一カテゴリージャンプボタンで同じカテゴリーの他の記事を順番にご覧いただけます。
Access Counter:  総アクセス数

楽 天 の 商 品

-1942- 使えない:その3
暫く間が空いてしまったが、使えないと感じたものの続き。
下の写真は、娘が「使えないからあげる」と言って新居に持ってきた物干しハンガー。
ステンレスの針金で出来ていて錆びないし、デザイン的には申し分ない。若干高くても私以上に好奇心が強い娘はつい買ってしまったようだ。
しかし実際に洗濯物を挟んで吊るしてみると、ピンチのグリップ力が弱くてちょっと風が吹いただけで洗濯物は外れて飛んで行ってしまう。デザインにこだわるあまり、同一太さのステンレス線でピンチ全体を一筆書きのように作ってあるのでバネ力が弱いし、挟む部分に至っては針金一本で摘まむだけなので布との摩擦もかなり弱い。
「よくこんないい加減な商品を量産販売したな!」と思ってしまうが、だからと言って私の性格としては、こんな高価なもの(実際の価格は知らないが)「使えないから捨てよう」とは思わない。何とかして使ってやろうと思っていくつか試してみた。
まずは挟む力が増すようにピンチの先端部分から少し支点よりをペンチで挟んで少し曲げてみた。しかしこれは若干良くなったような気はするが風で洗濯物が外れないほどには改善しない。考えてみればコイルバネになっている部分は5ターンになっているから、仮にその角度が180°増したところで10%しか増えない。次に試したのは、タオルなどを干す場合は端を一回細く折って厚くして挟むという方法。タオルは元々縁が別織になっていてそこの部分が厚ければ摩擦が増えて外れにくいようなタオルもあるが、普通のタオルでもこの方法は結構有効だ。濡れると重くなってすぐに外れるバスタオルでも結構風に耐えている。但し一重の薄物などは折り返しても厚みがほとんど増えないから全ての洗濯物に有効ではないし、折り返した部分は厳密に言えば乾きにくいという問題もある。
現時点ではここまでで、目下はタオル干し専用のハンガーとして使っているが、いずれピンチの先端部分にゴム樹脂でも塗って摩擦を増やす方法などを試してみたい。

今日の写真は二日ほど前の朝の初霜の写真。この辺りはいよいよ冬だ。
2017/11/06