e日記風 独り言

気まぐれ & 気まま & 天邪鬼な老いぼれ技術屋の日々の記録のうち、パソコン技術やインターネット技術、プリンタやPCアプリからプログラム言語などに関連した記事です。
Access Counter:  総アクセス数

楽 天 の 商 品

-1526- スパムメール対策
今までも何回かスパムメールをフィルターする方法について書いた。お陰で殆どの迷惑メールは目にする前に直接「迷惑メールフォルダ」に移動しているが、1日1通程度すり抜けるスパムがある。その殆どは出合い系と思われる若い女性の名前が件名に含まれていたり、違法B-CASカードの販売と思われるものだが、件名の語句もバラバラで送信元アドレスもメール毎に異なるランダムな文字列で偽装されていて単純にはフィルター出来ない。唯一共通しているのは、送信元メールアドレスの「@」前後の文字数が15文字以上と長いこと。通常はあり得ない文字数なので「○○文字以上」というような条件が指定できればいいと思われる。
こうした不特定のメールを自動で振り分けるには、メールヘッダーと呼ばれる部分に正規表現と言われる文字の種類や文字数による条件一致検索を指定出来ることが必要だが、メールソフト自体がこうした機能を備えている必要がある。
今までも何度かスパムを目にした時に Web検索してこうしたスパムをフィルターする方法を探してみたが、私の使っている ThunderBirdというメールソフトでは FiltaQuillaという Add-onを追加するとフィルター条件に正規表現が使えるようになるらしいということまでは分かった。しかしそれをインストールして、アドオンマネージャで FiltaQuilla の設定を開いて"Serch Terms"タブで"Header Regex Match" にチェックを入れてから、ありったけの知識を使って正規表現で条件設定してみたが全く効かず、正規表現での条件設定の説明は日本語でも英語でも例が殆ど無いので挫折していた。
それがちょうど年末~年始と時間があったので集中的に Web検索したり、英語の説明ページを苦労して読んだりした結果、やっと意図したフィルター動作ができるようになった。
要は ThunderBirdでは Header情報で送信元アドレスの行が From: "abcdef@ghijklmnopqrstu.com" などとなっているメールを引っ掛ける場合、ドメイン名が 15文字以上をフィルターするには "sender:/\w*@\w{15,}\..*/m" と、"From:" の代わりに "sender:"と指定すればいいらしい(前後のダブルクォーテーション "" は条件式欄には記述しない)。逆に"abcdefghijklmno@pqrstu.com" のようにアカウント名の方が長い場合は"sender:/\w{15,}@\w*\..*/m"と指定することで意図通り対象のメールがスパムフォルダに移動するようになった。 ThunderBirdの Header情報を見ると差出人情報の行は "From:" から始まっていたのでそのまま記述すればいいかと思っていたが、"From:" は ThenderBirdが勝手に付けているのか、FiltaQuillaがわざわざ翻訳しているのか? 正規表現のルールはここなどを参照。

今日の写真は、今年も頂いた啓翁桜。(花の周りの緑の葉は一緒に生けてあるナンテンの葉)今年は一昨日まで北側の外のベランダに出しておいたせいで、暖冬ながら部屋に入れてから一気に咲き始めた。
2016/01/05